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DigicameTitle.gif姉妹誌

第33号第2部

平成17年9月22日発行

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GekkanNew.jpg月刊デジカメ作品第33号第1部
GekkanNew.jpg月刊デジカメ作品第32号第2部
GekkanNew.jpg月刊デジカメ作品第32号第1部

(下記廃刊後記入)

   「月刊デジカメ作品」は廃刊なっています。
続刊はデジカメワークス」(ここをクリック)をお楽しみください。


目次

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今月のおすすめフリーソフト・ 「画像閲覧ソフト〜XnViewとPicasa」
今月のデジカメ関連サイト・ピックアップ・ロシア人写真アーチスト 「Змин Кулиев(エミン・クリイェフ)」のウェブサイト
デジカメ技術のおさらいレッスン・「Lyrical Landscape(詩的風景)の技法」
編集後記

   

1. 今月のおすすめフリーソフト・ 「画像閲覧ソフト〜XnViewとPicasa」


   本欄では、デジカメ関係のフリー・ソフトをご紹介する趣向です。今月は特にRAWファイルとJPEG ファイルが閲覧できるものという観点から、画像閲覧ソフトのXnView(フランス)とPicasa(アメリカ)を御紹介いたします。両者共日本語対 応になっております(Picasaは日本語対応になったばかりです!!)。

XnviewLogo.bmp

   「XnViewはグラフィックファイルの表示や変換するソフトウェアです。416種類のファイルを開くことが出来 ますので、開けない画像ファイルがありましたらこれで試してみて下さい。画像加工機能やコンバーターとしても使える総合的な画像ソフトで す。GIFで読み書きも可能です。」HTMLのコードやTEXTの内容まで表示しますので便利です。

   ダウンロードは XnView v1.80.1のページから出来ます。

   外部ソフトへの連携、例えばRAW現像ソフトへ画像を渡す場合はサムネールをマウス右ボタンでクリック し、外部ソフトを起動させます。XnViewでは好きなだけ外部ソフトを指定できます。

s-ZnViewCrop.jpg



PicasaLogo.bmp

   「Picasa はご使用の PC上で、すべての画像を素早く整理、編集、共有できるソフトウェアです。 Picasa を起動するたびにすべての画像の保存場所が自動的に検索され、フォルダ名とともに日付ごとに区切られたアルバムに整理されるので、忘れてい た写真なども含め、あらゆる写真を見つけ出すことができます。 ドラッグ アンド ドロップでアルバムを編集したり、ラベルを作成して新しい グループを作ることもできます。 Picasa を使えば、画像は常に整理された状態になります。複雑な編集も Picasa を使えばワンクリックで修正 したり、さまざまな視覚効果を持たせたり、画像を共有することができます。 画像を友達にメールで送ったり、プリンタで印刷したり、ギフト CD やブログへの公開に使用したりすることができます。」

   ダウンロードは 「コンピュータ内の画像をすばやく検索し、活用しましょう。」から出来ます。 Picasa 設定ガイドも併せてお読み下さい。

   是非お試し下さい。この記事に関する御質問 は神原までお寄せ 下さい。




2. 今月のデジカメ関連サイト・ピックアップ・ロシア人写真アーチスト 「Змин Кулиев(エミン・クリイェフ)」のウェブサイト

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Photo by ©Emin Kuliyev

   今月のお薦めウェブサイトはニューヨーク、ブロンクスに住むロシア系の写真アーチスト Змин Кулиев(エミン・クリイェフ)」の作品を掲載したPBaseのウェブサイト http://www.pbase.com/eminiliaです。

   左の写真はエミンの作品群の中の 「Arts」に収められたものの一枚です。

   彼がどのようにしてこの作品を仕上げたか、その秘密を示すロシア語の雑誌「DIGITAL PHOTO Camera」の ページをご覧下さい。 「サーカス、サーカス、サーカス。写真芸術家のエミン・クリイェフは一匹の飼いネズミを完全なサーカス団に変えた!」(意訳)

   なるほど、ですね。(^v^)フォトショップを自由自在に操れる技能の持ち主のようです。

   Змин Кулиев(エミン・クリイェフ)の作品

結婚式
ポートレート
製品広告
特殊効果
アーツ(既出)
ニューヨーク
バースデーパーティー
子供達
動物
ファッション・グラマー

   如何ですか、とても啓発的な作品群ですね。この人はとても創造性のある写真芸術家だと思います。 レタッチの技術でデジカメがこんなに楽しめるものだ、という好例ですね。自分もこんな作品を作ってみたくなりました。(^v^)

EminKuliev2.jpg
Photo by ©Emin Kuliyev



3. デジカメ技術のおさらいレッスン・「Lyrical Landscape(詩的風景)の技法」


   この欄は、読者の皆さんが身につけたデジカメ技術の基本を、もう一度おさら いすることを目的にしております。

mo1.jpg

   左に揚げた写真はカナダの写真家、Michael Orton(マイケル・オートン)の作品です。 題名は「Maple Tree and Path(楓の木と小道)」とされています。この作品についてマイケル自身の解説を聞いてみましょう。

   「私がこの風景に出っくわしたのは草や 葉がまだ新鮮な緑色を失ってはいない晩春のことでした。上方に明るい部分があるために構図にこの木を全部を取り込むことは出来ませんでした。 曇り空ながら明るい光は葉や草に美しい半透明性を与え、春の再生とか新生という感じを強調しています。小道があることで鑑賞者はイメージの中 に歩き出るように促されています。柔らかさと飽和した色彩は二つのスライドを重ねあわせることで創られています。一つは色彩の部分を受け持ち、 もう一つはディーテールを受け持っています。」

   マイケル・オートンのこの技法はカナダの写真界では「Ortons(オートンズ)」と呼ばれているそうで、本誌 第17号で御紹介した同じくカナダの風景写真家、 Andere Gallant(アンドレ・ギャラン)の写真印象派主義的作品に取り入られている技法です。

   実はこの技法、「 デジカメ作品#362a」に読者の皆さんの作品として掲載されております!!!投稿者はカナダ・BC州・リッチモンドの池田篤司さん。 その作品を再度鑑賞してみましょう。

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ちょっと回りを散策していたら綺麗なみどりの苔に覆われた大きな木々をみつけました。まるで木が苔を着ているようでした。

362AIkedaSlider.jpg
宿泊したキャビンの庭に黄色いすべり台が置いてあり、寂しそうだったのが印象的でした。

   幻想的な作品に仕上がっていますね!!

   「Ortons(オートンズ)」と呼ばれる手法、別名「Lyrical Landscape(詩的風景)の技法」 はいろいろバリエーションがあると思いますが、Andere Gallant(アンドレ・ギャラン)が使っている方法を下記に記します。

   いつものようにペイントショッププロ9を使いますが、エレメント3、 フォトショップでも同じ要領でレタッチが出来ます。

1

   まず元になるピントの合った「風景」ですが、あまり大きくないものを選びます。身近な 光景を使うのが決め手です。右の例では庭のペチュニアを選びました。(この場合適正露出から2段階程度まで露出オーバーにする場合もあるそう です。)画像の重ねあわせを行いますので三脚使用のこと!!!

PetuniaCrisp.jpg
2

   次にフォーカスを外したものを撮影します。マニュアルでピントを最大限外し、更に絞り を最大限開放にし被写界深度を小さくします。そして露出をピントの合ったものより更に一段階オーバーにします。

PetuniaBlur.jpg
3

   上記の2つのイメージを画像ソフトに呼び込みます。

s-1.jpg
4

   ピントの合った画像の全体を選びます

s-2.jpg
4

   選んだ画像を「切り取り」もしくは「コピー」します。

s-3jpg
4

   ピントが合っていない画像をハイライトし、前項で「切り取り」もしくは「コピー」 した画像を「新しいレーヤーとして貼り付け」をします。

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4

   右の図は「新しいレーヤー(ピントの合っているもの)」の透明度(不透明度)を変化 させた時の画像です。

s-5.jpg
4

   透明度(不透明度)を10にしてピントの合っているものを浮かび上がらせてみました。

s-6.jpg
4

   レーヤー全体を一枚の画像にして保存します。

s-7.jpg

   出来上がったイメージは:

PetuniaOrtons.jpg
上記の例ではピントの合っていない画像についての+1段の露出補正をしておらず、更に絞り開放もしていないので効果がいささか薄いことを お断りしておきます。(筆者の怠慢、お許しあれ。(-_-;))


この場合はピントが合ってない画像に更に思いっきりガウスぼかしをかけてから合成したものです。

   簡単ですね!

   読者の皆さん、この簡単で効果的な手法を使って皆さんの表現の幅を広めて下さい!!これはデジタル以前 の銀塩写真の手法であることを銘記されますように!!

   「月刊デジカメ作品」をよくフォローしている読者の皆さんは、「あれっ、これ前にも出ていた。」と思わ れるかもしれませんね。そうです、 実は第28号第2部の「デジカメ技術のおさらい レッスン2・Dreamy Flowerにする術」で似たような画像処理の仕方を御紹介しました。大きな違いは、本号の「詩的風景の技法」ではボケボケ 写真は予め撮影しておきますが、「Dreamy Flowerにする術」ではボケボケをガウスぼかしを使って作ることにあります。

   御質問は神原までメール でお寄せ下さい。




4.編集後記

   第33号第2部、如何でしたでしょうか?

    キヤノンとマイクロソフトが映像処理技術分野において提携に合意「Windows Vista」の色情報管理システムを共同で開発 をご覧下さい。 「Windows Color System: The Next Generation Color Management System・White Paper」をざっと読みますと包括的、包合的なカラーマネー ジメントを目指しているようで、いよいよ「その筋の人しか解らない」色の道が(^v^)一般大衆にも理解できて使えるものになりそうです。

    有効1030万画素大判CMOSセンサーと広角24mmのカールツァイス「バリオ・ゾナーT*(スター)」レンズを搭載。プロ機に迫る高画質を実現した “プレステージサイバーショット” 発売をご覧下さい。今までの一眼レフ・タイプ(つまり”もどき”)の製品では画素数は高いものがあ るもののCCD/CMOSの大きさが小さく高ISOでのノイズの問題やダイナミックレンジに難点があったのですが、この製品が画期的なのは 「新開発の有効1030万画素大判CMOSセンサー(サイズ:21.5mm×14.4mm)を搭載」していることです。お値段もデジ一クラスですが、、。(^v^)

   InfoTrends/CAP Venturesによると西ヨーロッパ(独、英、仏、伊、西、ベネルクス、スカンジナビア、 スイス・オーストリア)が今や世界最大のデジカメ市場だそうです。ニコン、キヤノンのデジタル一眼レフの売り上げが勢いをつけ、2005年度 は234%の増加が見込まれています。売り上げトップはキヤノン、続いてソニー、オリンパスと続きますが、ソニー、オリンパスはコダックの 追い上げで現在の市場占有率を失う傾向という予想です。

   それでは皆さんお体を大切に!!


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 それでは皆さんの力作、楽しみにしています。ごきげんよう!


「月刊デジカメ作品」編集局
編集・発行責任者:木村元一
臨時編集責任者:神原幹郎
編集委員:うぐい、ジェイ、スカイウオッチャー、桃源、風来坊、KASA (あいうえお順)