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DigicameTitle.gif姉妹誌

第34号第1部

平成17年10月9日発行

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GekkanNew.jpg月刊デジカメ作品第33号第2部
GekkanNew.jpg月刊デジカメ作品第33号第1部

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   「月刊デジカメ作品」は廃刊なっています。
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目次

目次クリックすると各作品へジャンプします
1. はじめに
2. 今月の特選デジカメ写真
3. 第34号第1部編集後記

1. はじめに

AutumnLeaves.jpg
Ansel Photo

   「私は現在はデジカメにネットで買った12,500円の1ギガのコンパクトラッシュをいれています。 予備もあります。普段はRAW等で撮っても後始末に困りますので 1024*768 のサイズで使っていますので圧縮率などにもよりますが 1600枚以上撮れます。連写などで少々無駄使いをしても十分余裕があります。デジカメも進歩したものです。以前は20,000円以上した 3メガのマイクロドライブを使っていましたが、コンパクトラッシュとは速さが全く違うのに驚いています。伊藤さんなどは5ギガの フラッシュメモリーを使かっているとか。厚みも薄く機械的な構造がないコンパクトラッシュはハードディスクに変わってこれからの メディアの主流になるものと考えられているようです。これだけの大容量が可能になり価格が下がってくると、ノートやパソコンをは じめ何もかもが影響を受けないわけにはいきません。HDDも進歩していますが、機械的な構造を持つという欠点が致命傷になり、や がてHDDが無くなる、そんな時代が来そうです。まだ大容量の場合はHDDが使われていますが、進歩の早いこの世界のことですか ら何年か先にはフラッシュメモリー一色になっているかも知れません。記憶装置としてはCD&DVDが大容量のHDDに取って代わ られるかと思っていた矢先、HDD自体もフラッシュメモリーにその地位をおびやかされるという凄まじいばかりの技術の進歩です。 ユーザーはこの恩恵を有難く享受すればいいのですから、いい時代になったものです。後はソフトの腕や芸術的感覚を磨く事が課題に なるのでしょうか。ますます勉強が必要ですね。(^○^)」(発行責任者:木村元一)



2. 今月の特選デジカメ写真


   本欄のコンセプトは、過去1ヶ月(締切りは毎月19日)に姉妹紙 「デジカメ作品交歓会」に掲載されたデジタル・イメージ(デジカメ・イメージ、スキャンされた銀塩イ メージ)の一部を、編集委員の推薦・投票によって選び、あわせて編集委員の論評をつけて読者の皆様にじっく りと作品鑑賞をしていただくという目的を持ったものです。読者の皆様方からのご推薦も受け付け ますので、是非編集局までお寄せ下さい。

   推薦では、全国各地の風物,季節の話題、生活風景等の写真を読者の間で分かち合うこ とを目的としている姉妹紙「デジカメ作品交歓会」の性格上、それらが選択の一要素となります。また、 新しい芸術表現の可能性を秘めているデジタル画像を扱う故に、自由な表現形式も高く評価され、本誌で はそれらを推奨致します。所謂一般の写真コンテストにおける如き、優れた写真技術、写真撮影の難度、 及びある程度確立された審美感に基づく厳正な評価は、もとより素人集団である編集局には無理がありま す。従って、これらの評価要素に関しては、各編集委員のそれまでの人生経験、写真経験、美的感覚等に 基づくものになります。

   デジタルイメージをモニター上で正しく見る際には、モニターが正しく補正されてい ることが条件となります。補正にはそれなりのソフトウェア、機器が必要とされますが、それが無い場合 、最低限必要とされるのはモニターの明るさとコントラストを調整することです。下に示した画像を使い 簡易補正されることをお薦めします。

   明るさの補正は下の画像の特に最両端の白と黒が隣り合わせるものと区別できるよう にモニターを調節します。

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   上記の明るさと色の補正を行うウェブサイト、 EasyRGB.com でモニターの色の補正をされることもお勧めします。詳しくは http://digicamworks.net/Gekkan/EasyRGB/EasyRGB.htmでのモニター補正の仕方をご参照下さい。

   今月は、「デジカメ作品交歓会」の既刊#423号から#430号までに掲載 された写真のうち、6名の編集委員各々が選んだ「この1点!」22点と、編集委員と読者が投票で選んだ4点、 計26点を掲載します。順不同です。



「うぐい」が選んだ「この1点!」

#424号から、潮時 卓さん(牛久市)の作品、 「ゴイサギがいっぱい」

作者コメント:   「蓮田で渡りのシギチを撮ろうと出かけたのですが、あまりの暑さにボーとして、 すっかり魑魅魍魎(ちみもうりょう)に囲まれてしまいました。なんと”ゴアゴアア”と鳴く50羽程の「ゴイサギ」の群れの中にいました。 汗だくになりな がらシャッターを押していました。使用機材:miniBORG45ED+UW9+SONY DSC−W1」

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編集委員評:   「かわいいですね、魑魅魍魎にしてはかわいそうです。狩をしたり、鳥の写真もさまざ まで、魚を追ったりという激しい行動の姿も魅力的ですが、このように家族揃って静かに和やかにしている姿は何かほっとした気分になり ます。水の上はやはり安定感がありますね。いつもの通り潮時さんの鳥の写真はそれぞれに魅力的ですが、今回はこれを代表に選びました 。」(by うぐい)


「うぐい」と「風来坊」と「B&W」が選んだ「この1点!」

#427号から、昭子さん(東京都港区)の作品、 「上野動物園にて」

作者コメント:   「昭子(港区)です。木村様のお膝元、上野動物園に行って来ました。木登りするコ アリクイと走り回る?ハシビロコウが目当てだったのですが、コアリクイ君たちはグルグル歩き回るだけ、 ハシビロコウ君もいつものよ うに、”ワタシ、じっと佇む人”で(-_-;)
   でも、ゾウの水浴びや”いい湯?だな、ア、ハハン♪♪〜”って感じのホッキョクグマが写せて、楽しい一人撮影会で した(^・^) 」

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編集委員評:   「この写真を見たらだれでも「良い湯だね」を思いだすでしょうね。気持ちよさそうで す。頭の上にタオルを乗っけてやりたいです。 温泉のコマーシャルに使えそうです。本当は冷たいんですよね。上野動物園には白熊は2頭いますが、いつもうろうろ歩き回ってばか りのように思ってましたが、こんな姿もあるんですね。面白いところをつかまえましたね。流石は昭子さんです。感服。」(by うぐい)

編集委員評:   「なんともほほえましい表情の白熊君でしょうか。思わず微笑んでしまいます。ベストシ ョットですね。」(by 風来坊)

編集委員評:   「今月のユーモア賞はこの作品できまりである。まるで白熊が作者に成り代わった(又 はその逆か)ような感がある。(^v^)」(by B&W)


「うぐい」が選んだ「この1点!」

#429号から、松重 輝夫さん(春日部市)の作品、 「北条の羅漢さん」

作者コメント:   「この度、「カメラで描いた 北条の羅漢さん」展 作品(8点)がまとまりました 。デジカメ交歓会の皆様にも見ていただきたく、投稿いたします。この一年間いろいろ迷いながら、なんとかたどり着いた8点です。ご笑 覧の上、ご批評を頂ければ うれしく思います。どうぞよろしくお願いいたします。」

編集委員評:   「コンテストに入選された写真ですが、まずはおめでとうございます。WEB上でみる のとギャラリーに飾られた写真とは大きさの違いもありやや違ったイメージを受けますが、一見汚くみえる羅漢さんの顔もこうしてじっく り見ると面白いですね。奥さんにはもっと綺麗な写真を撮れとかいわれていると伺いましたが、松重さんならではの世界ですから、ますま す深めていかれるのでしょう。素人には何やら汚れただけの石仏さんですが、独特の世界があるようですね。東京石仏写真連盟なんて会も ありました。お月さんとのバランスで何やら幻想的な雰囲気を醸し出しています。」(by うぐい)


「うぐい」が選んだ「この1点!」

#429号から、Kawano(河野)さん(岩国市)の作品、 「角島にて」

作者コメント:   「本州の西端角島から本州を望む。」

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編集委員評:   「本州の西端、角島(つのじま)はフレームワークが良いですね。林と海と島と山が橋 を巡って配置していますね。隅へやられた橋がぐっと生きてみえます。私の好きな構図ですが、皆さんはどう思われるでしょうか。綺麗な 風景に事欠かない日本ですが、人や人工物との組み合わせで微妙な違いがうまれるようです。好みの点はともかく、どのような配置が客観 的に評価が高いのか勉強していきたいと思います。」(by うぐい)


「うぐい」が選んだ「この1点!」

#429号から、野澤 正之さん(八王子市)の作品、 「セミ&ポーチュラカ」

作者コメント:   「曇り空ながら蒸し暑い一日、黒崎さんと撮影についての勉強をしました。場所は、 横浜線中山駅に近い県立四季の森公園でした。入るとすぐ、カワセミを狙うらしい20台もの壮観な砲列が目に入りました。「あんた方 も花なんか撮らずにカワセミを撮りなさい」という言葉を尻目にミンミンゼミやコスモスや昆虫などを相手に、カメラの設定やら操作や らを教え合いながら、時間の過ぎるのも忘れて有意義に過ごしました。その中からミンミンゼミとポーチュラカを送らせていただきます。」

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編集委員評:   「蝉の写真もよくみかけますが、さすがはマクロに夢中の野澤さんといったところです ね。地上に出てからはわずか一週間ほどの生命の蝉ですが、害虫であろうが益虫であろうがそれは人間の都合で決めたもので、どの虫にし ても羽はきれいにできていますね。玉虫などは何十年か昔、東京博物館が法隆寺の玉虫厨子の複製のため全国の子供たちに呼びかけて収集 し、一万五千匹ほどを集めその中の五千匹の羽を使って厨子の複製を作ったということもあったようです。トンボの写真もそうでしたが、 この蝉も羽の透明感がよく出ています。自然の造形は見れば見るほど不思議そのものですね。今後もいろいろなマクロ写真を見せてくださ い。」(by うぐい)


「風来坊」と「KASA」と「桃源」が選んだ「この1点!」

#423号から、金子 久隆さん(横浜市)の作品、 「ヨコハマカーニバル・ハマこい踊り」

作者コメント:   「酷暑の中、ハマッ子の夏の最大のイベント、ハマこい踊りが催された。楽曲に「赤 い靴」を入れ、手に「鳴り物」を持って踊るパワーあふれる演舞。」

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胸躍らせて

編集委員評:   「踊り子の生き生きとした表情が撮らえられていますね。特に目の表情が良いですね。 後頭部上部からの光が立体感を引き立てています。」(by 風来坊)

編集委員評:   「祭りの写真が多かったのですが、表情のいいものなどは、見てて楽しいものです。この 被写体の人の目は強いですね。」(by KASA)

編集委員評:   「人物をこれだけ寄って撮りながら、細部にわたってブレが無いのは羨ましい。動いてい る被写体でこれだけの明細な画を撮るのは羨ましい。それにしても鉢巻の白がいい。彼女を一層凛々しくしている。」(by 桃源)


「風来坊」と「KASA」と「桃源」が選んだ「この1点!」

#423号から、野澤 正之さん(八王子市)の作品、 「カワセミ」

作者コメント:   「デジカメ作品交歓会#417でご紹介いただいた「デジスコの撮影方法」をいろいろ 試してみました。大変参考になりました。ありがとうございました。その中で、特に三脚を重視し、3kgのものを使ってみました。それで も、超望遠の上、スコープもカメラ本体も非常に軽量で、瞬間を狙ったレリーズ操作だけでもブレてしまうことを考慮して、レンズ3本とカ メラを入れたバッグをスコープの上から下げてみました。カワセミの撮影場所を新たに見つけましたので20mほどの所から撮ってみました 。この程度に撮れれば、10m以内に近づけない場所では、重い600mmレンズを担いで行かなくてもいいように思いました。」

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編集委員評:   「いつもながら、シャープで素晴らしい作品です。手前の木の葉のボケを上手く生かして 雰囲気を高めていますね。」(by 風来坊)

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編集委員評:   「相変わらず美しい写真ですね。かわせみが生きた宝石というのはよくいわれることです が、その美しさや、背景、前景のボケ味も美しく、一枚の写真としてうまくまとまっています。」(by KASA)

編集委員評:   「野沢ワールドの典型である。”緑の霧”から浮かび上がった翡翠の獲物を狙う眼光の鋭 さを見事に捉えて、一級品の作品にしている。またまた脱帽。」(by 桃源)


「風来坊」が選んだ「この1点!」

#424号から、大森 保武さん(美作市)の作品、 「雲海」

作者コメント:   「眩しいので、目が覚めました。台風11号の被害もなく、久しぶりに晴れました。良い 雲海が撮れるのではと、何時もの展望台へ行きました。全体にかかっていたので、帰ろうかと思ったのですが、もくもくした塊がところどこ ろに発生、雲海の流れの速さを撮ることができました。」

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たつみ山荘1分50秒(展望台に居た時間 約40分 枚数145枚)

編集委員評:   「雲海の中に建つホテルでしょうか?幻想的な情景を上手く撮らえていると思います。レ タッチでもう少しすっきりした画像にされたほうが良いように思います。」(by 風来坊)


「風来坊」が選んだ「この1点!」

#425号から、Yamatop(山田)さん(東京都)の作品、 「フォトスケッチ・汐留」

作者コメント:   「朝晩の涼しいそよ風にすっかり秋の気配を感ずるようになりました。毎年楽しみにし ている夏山の写真が天候に恵まれずいつになく不作に終わり淋しい夏になりました。夏の夜空を彩る花火や夏祭りといった風物詩にも足を向 けるだけの写欲が足らず、1ヶ月以上デジカメしない日々でした。昨日はその鬱憤晴らしを兼ねて汐留に行ってタウンスケッチしてみました 。」

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編集委員評:   「青空の中にそびえる美しい高層ビル。手前いススキ様植物を入れ秋の雰囲気を感じさせ た作者の意図が生きていますね。」(by 風来坊)


「ジェイ」と「B&W」が選んだ「この1点!」

#423号から、和田 義弘さん(大阪市)、 「夕日と夜景」

作者コメント:   「今年は孫たちを連れて小浜温泉に行ってきました。プールのある旅館に泊りましたの で孫たちは喜んで泳いでいましたが、私は橘湾に落ちる夕日をデジカメしてきました。長崎市内は大きな電飾がありませんし、娘の家の近く から撮りましたのでさびしい夜景になりました。」

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編集委員評:   「ダイナミックな夕日ですね。季節の分け目を夕日に照らされた光景が描いています。下 3分の1は夏雲で夕日がそのシルエットを描き、また上3分の2は秋雲のようで情緒溢れる綺麗な作品に仕上がっています。」(by ジェイ)

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編集委員評:   「この作品も編集委員の間で人気のあったものだ。もう少し引くか待って撮ったら水平線の 位置が「腑に落ちる」位置になったかもしれない。レタッチを試みた。雄大さは少しく失はれるが左右の冗漫さは無くなる。あくまで一つの 考え方としてご覧頂きたい。」(by B&W)

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「ジェイ」と「B&W」が選んだ「この1点!」

#424号から、代田 泰彦さん(所沢市)の作品、 「蓮華ショウマと酔芙蓉」

作者コメント:   「台風騒ぎで今夜から明朝まで大変な予想です。そんな台風が来るというので、昨日念 願の「蓮華ショウマ」の撮影に奥多摩御岳山に行きました。やはり山は霧が巻いており細い雨が降り続き、撮影条件は最悪でした。何とか見 れるものを送ります。なお、神原さんにお褒めを戴きましたが、今回は片道30km でした。ついでに小石川の植物園で日曜日の吟行の時撮りま した、「酔芙蓉」の時間経過の写真です。入園は10:30、帰りは13:00でしたが、画面で分かるようにかなりはっきり酔っ払っていました。」

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編集委員評:   「蓮華が林の霧をバックに浮かび上がり、フォトジェニックな作品となっています。左下 の緑もシンプルな作品構成の中に色を添えて全体を引き締めています。こういう作品を代田さんはさりげなく自分のものにしていると思いま す。」(by ジェイ)

編集委員評:   「代田さんの幽玄の世界は、筆者は好きである。なりよりも文人であることがこうした作 品を撮らしめるのであろう。その幽玄さを破壊するのかもしれないがレタッチを試みた。蓮華ショウマに少しだけ自己主張をさせてみた。こ れもあくまで参考程度にご覧頂きたい。」(by B&W)

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「ジェイ」と「B&W」が選んだ「この1点!」

#425号から、「ヒサト」さん(長野市)の作品、 「あさくさサンバカーニバル」

作者コメント:   「こんにちは。第25回あさくさサンバカーニバルの写真を送ります。画像の長辺を6 40にしてみました。容量は大きくなってしまいましたが、よろしくお願い致します。”あさくさサンバカーニバル”初めて見に行きました 。一度見に行きたいと以前から思っていました。去年は、雨だったそうですが今回は天気が良く、最高でした。みなさん本当に楽しそうに踊 っていました。各チーム、トラックに大きいスピーカーを積み込み、大音響のもと、サンバのリズムで踊り狂っていました。暑さも忘れ、思 いっきり踊りストレス大発散したと思います。カメラを構える私もリズムに乗ってきました。沿道はすごい人で、埋まっていて、カメラ、ビ デオの砲列、今回は、24チームが参加し、私は、13:15〜18:00まで暑い中撮影していました。終わった後の冷たいビール最高で した。」

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編集委員評:   「浅草サンバカーニバル踊り子が上手に切り取られていますね。このような大胆なフレーミ ングは撮影場所とタイミングが大切だと思いますが、トップライトの厳しい光線をもろともせず、踊り子の表情をうまく捉えていると思います 。」(by ジェイ)

編集委員評:   「ヒサトさんの作品は皆、女性の顔がいい。ベテランの手による作品だ。弱いソフトフォー カスのフィルターを使っているのだろうか、美しく仕上がっている。」(by B&W)


「ジェイ」と「KASA」と「B&W」が選んだ「この1点!」

#427号から、金子 久隆さん(横浜市)の作品、 「スーパーよさこい・表参道」

作者コメント:   「原宿表参道元気祭スーパーよさこ明治神宮への奉納祭。よさこい鳴子踊りの軽快なリ ズムに乗って、曲、衣装、踊りが見事に調和した時の一体感は感動モノです。」

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編集委員評:   「金子さんのスーパーよさこいも踊り子のよい表情をタイミング良く捉えていますね。画 面構成がシンプルで作品を引き立てています。ただ踊り子をさらに引き立てるとしたら、私でしたら下のようにトリミングをしたいと思います 。目線の先を空け、右をカットして縦位置にしたらどうでしょうか。参考にしてみてください。」(by ジェイ)

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編集委員評:   「阿波踊りのような装束で、踊っている女性ですね。何よりも表情が良くて、生き生きした 動きが伝わってくる気がして、この写真を選ばせていただきました。」(by KASA)

編集委員評:   「踊り子がとてもいい顔をしている。こんな表情を撮るのは確かな腕があるからだ。」 (by B&W)



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編集委員評:   「前の写真と同じ日にとられたもののようです。この写真は、被写体の女性のなんともいえ ない目がインパクトがありますね。生き生きとした美しい動きの中に自然な色気が感じられて、好きな一枚ですね。」(by KASA)


「ジェイ」が選んだ「この1点!」

#427号から、野澤 正之さん(八王子市)の作品、 「昆虫、秋川にて」

作者コメント:   「暑い暑いといっているうちに、秋の気配がただよいはじめました。ちょっと前になり ますが、台風の翌朝秋川の濁流を見にいきました。コサギは、岸辺に呆然と佇み、カワセミは流れ込む小堀に沿って餌を求め、カモたちは沼 地やどぶ川に避難していました。草原を歩くと、夥しいバッタ類が先へ先へと飛出していきました。その幾つかを送らせていただきます。」

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ベニシジミ

編集委員評:   「相変わらずシャープな望遠マクロですね。ベニシジミの眼にピタリとピントを合わせ、触 角もきれいに画面に納まっています。バックの処理といいなかなかこれだけ計算しても撮れるものではありません。経験とセンスの重みが作品 に表れていると思います。」(by ジェイ)

読者評:   「野澤さんのマクロ作品、すごい!としか言い様がありません。」(by 和田 義弘さん)


「KASA」が選んだ「この1点!」

#425号から、和田 義弘さん(大阪市)の作品、 「長崎の石段」

作者コメント:   「長崎は坂、石段が非常に多い街です。あまり変わり映えがしませんが、石段をデジカ メしてきました。なかなか傾斜をうまく表現できないのが残念です。また、高齢者や障害者に優しい交通手段として斜行エレベーターも設置さ れていて、これに乗ってグラバー園にも行くことが出来ます。」

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編集委員評:   「路地に入る石段。ここに住んでいる人は、毎日ここを登ったり降りたりしているのでしょ う。人は写っていないのですが、人の生活を感じさせる一枚ですね。」(by KASA)


「桃源」が選んだ「この1点!」

#423号から 昭子さん(東京都港区)の作品、 「不忍池にて」

作者コメント:   「今頃なんだと思われそうですが、やっと蓮を撮る事ができました。既に上手な方がす てきな写真を投稿されているので、ちょっと怯んでしまいますが、そこは持ち前の図々しさを味方につけて。不忍池に行きました。蓮は早朝 と相場が決まっていますが、そんな時間帯は到底ムリ。でも、途中でにわか雨が降ってくれて、天の恵みをいただきました。」

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編集委員評:   「自転車を愛用する同士として一言。ママチャリ越しに蓮の花が散見される。柳の葉が写 っており、不忍池を知っている人はこの時期の不忍池の雰囲気を感じられる。前籠の三脚が物語るのは、三脚を使わずに撮影している昭子さ んの撮影スタイルである。自転車のスタンドを使わずに立てかけてあるのは、荷物が重いのでスタンドでは安定しないからであろう。自画像 である。」(by 桃源)


「桃源」が選んだ「この1点!」

#424号から 星野 豊司 さん(さいたま市)の作品、 「古代蓮の里」

作者コメント:   「デジカメ作品交歓423号で、代田さんと昭子さんの労作、拝見しました。私も、1 ヶ月以上も前の7月13日に、行田市「古代蓮の里」へゆきました。(自転車ではありませんが。)撮影した写真は、ただちに投稿しましたが、 木村さんのパソコンが不調とのことで、神原さん宛てに投稿するようにメールを頂きました。
   しかし、「古代蓮の里」の写真は、前に投稿された方がありましたし、花の最盛期を逃してしまった負い目もあって、神 原さん宛ての投稿を見合わせてしまいました。今回、代田さんが15km.、昭子さんが高輪から池之端まで、自転車で往復して撮影されたとの ことで、大いに驚き、かつ、感動しました。とともに、私も改めて投稿したくなりました。投稿の時機を失して、影が薄くなったのは自業自得 、どうぞ宜しくお願い致します。」

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舞妃蓮

編集委員評:   「一枚一枚の写真に注がれる星野さんの眼差しを感ずる。作品をいとおしんでいるのが良 く分かる。それが写真につけられた名前に反映している。作品からイメージするものを名前にしている。俳句や連句の得意な方ではないか。」 (by 桃源)


「桃源」が選んだ「この1点!」

#424号から 木村 元一さん(台東区)の作品、 「浅草サンバ」

作者コメント:   「浅草サンバに井上さんと合流して行ってきましたが、何しろ満員電車の中をウロウロ するような混雑で、何とかカメラの使える所に行き着くまで大変でした。有料の席は夜のショーなども含めて8500円とか、とても付き合 えません。なんとか連写を使って1300程撮ってきました。どれくらい使えるやら・・ (^_^.)何がどの団体のかわかりませんがとにかく 第一陣を送ります。」

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編集委員評:   「連作の中でこの作品が面白い。背景の観客が画面の踊り手を取らずによそのグループを 取っているのが面白い。それにしてもこれだけ沢山の人が沢山の写真を撮ったのであろうがそれらはどうなっているのか。デジカメのメモリ ーの中に埋もれているのか、MOに隠れているのか。CD-Rに格納されているか。またはあっさり消去されているのか。作品として日の目を見た のはどのくらいあるか。所詮影である運命をたどっていることであろう。」(by 桃源)


「B&W」が選んだ「この1点!」

#428号から、裏道遍路人(川里)さん(小平市)の作品、 「スーパーよさこい 表参道」

作者コメント:   :「8/30に送ったものがまた行方不明の様子、送付済みのホールダ―には間違いなくあ るのですが、どうも相性がよくなさそうです。もし、どこかから出てきたらボツにして下さい。金子さんの作品観てしまうと投稿しにくくな りますが、動くものに初挑戦の自分としては満足してます。」

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編集委員評:   「3点の作品、皆傑作だと思います。選んだ作品は華麗な動きが表現されていてとても いい感じ!!」(by B&W)


編集委員と読者の投票で選ばれた作品(計4点)


#423号から、金子 久隆さん(横浜市)の作品、 「ヨコハマカーニバル・ハマこい踊り」

作者コメント:   既出

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華麗に踊る

編集委員評:   「この作品も女の子の一点を見つめる強い目がものを言っています。左の手を大胆にカ ットした構図がこの少女の目を引き立たせる役割をしているような気がします。写真は引き算といいますが、左腕全体を入れると、凡庸な 記録写真になってしまうような気がします。ナイスシャッターチャンスですね。」(by KASA)

読者評:   「少女の真剣な目がいいですね。」(by 和田 義弘さん)


#426号から、裏道遍路人さん(小平市)の作品、 「スーパーよさこい・表参道−其の1」

作者コメント:   「いつも動かない物を対象にしてますが、はじめての挑戦です。この 「よさこい」から沢山のエネルギーを貰いやみつきになりそう。はじめてなのでブレ、ボケの連発でしたが、アット云う真 の四時間半。飲まず食わず出さず、がんばりました。雰囲気はこのような物です。俺ならいいのが撮れると自信のある方は 来年是非来て下さい。」

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編集委員評:   「川里さんは、自立した撮影者で、風潮には流されない頑固な姿勢を保 っている。自分が好きな姿勢は、ほかの人がなんと言おうがかまわない。というか人様のために絵を取っているわけではな い、自分の軌跡を整理してどこへ行くかを検証している。静的なスタンスを誇示していた人が、一転羽化転生した作品がこ の一連の作品か。中でもこの1枚が素直に踊る喜びを客観化していると思う。新しい世界への出発であり、どう変化してい くか楽しみである。」(by 桃源)

読者評:   「よさこいの躍動感あふれる写真ですね。」(by 和田 義弘さん)


#426号から、miti@川崎市(伊藤)さん(川崎市)の作品、 「総持寺」

作者コメント:   「久しぶりに鶴見の曹洞宗大本山 総持寺 に行きました。このお寺は日本 でも屈指の広さで、ゆったりと寛げます。」

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百間廊下 長さ152メートルの長〜い廊下

編集委員評:   「建築の構造材としてヨーロッパでは石が多く使われたのに対して、豊かな 山林を持つわが国では杉、檜等の針葉樹が多く使われました。ヨーロッパでは木は家具や軍艦などにぶな、オークなどの広葉樹 がよく使われます。広葉樹は一般に木質は堅く大きな建築材としてはもうひとつで大きく真っ直ぐ育つ針葉樹の方が優れていま す。西洋では堅い広葉樹を加工するために体重を掛けて力の入れられる押し切り型の鋸・鉋が発達し日本では木目に沿って正確 に挽くために引き切り型の鋸・鉋が発達したといわれます。西洋の教会建築によく見られるアーチの骨組の並んだ回廊に比較し てこの百間廊下は針葉樹の直線を活かした日本の木の文化の象徴です。直線を嫌うデザイナーも多いようですが、日本の建築は 針葉樹の直線をベースに成り立っています。裏目にルート2倍の目盛りを刻んだ差し金一丁の「つぼかね術」で独特の建築文化 を作り上げてきた建築家、大工棟梁の能力もたいしたものです。この写真の良い所は視点が素直な点にあります。変に歪めない で両脇の窓や腰板を引き連れて150m先の中央へ収斂していく四角い枠組み、綺麗な情景をつくりだしていますね。エコとか いって木や木材への見直しが盛んに行われている現在、じっくりと味わってみたい写真です。」(by うぐい)


#430号から、潮時 卓 さん(牛久市)の作品、 「輝いてます その3、ササゴイ」

作者コメント:   「餌を銜え、水面に蒔き見事な山女を捕りました。餌の様子はトリミングして 拡大してみました。撮影機材:LEICA APO TELEVID77+30XWFA+SONY DSC-W7、シャッター速度1/200sec ISO 100 F2.8 露出補正ー0.7  中央重点測光」

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編集委員評:   「一連の潮時さんの観察コメントには感心させられました。ササゴイは、白鷺より、 警戒心が強いように思いますが、大きな獲物を捕らえたこの作品は、粘り強く、待った成果でしょう。グッドタイミングの作品ですね。 」(by 風来坊)

読者評:   「輝いてますササゴイ3部作に敬意を表します。輝いているのは潮時さんご自身ですね。」 (by 和田 義弘さん)



3. 第34号第1部編集後記

   今月は和田 義弘さん(大阪市)と大森 保武さん(美作市)が作品の選評に参加されました。 和田さん、大森さん、ありがとうございました。

    オリンパス、世界最軽量のデジタル一眼レフ「E-500」〜拡張設定時のノイズを1/2に低減をご覧下さい。この製品のサンプル写真は dpreview.comで見られますが、解像力 がかなり高い印象を受けます。オリンパスファンに言わせると(コダック的〜CCDはコダック製)3次元的表現が乏しいということに なるでしょうが、、、。ただし4/3陣営(オリンパス・パナソニック)からの本命は手ブレ補正付の機種ではないでしょうか。

   本誌は「デジカメ風景交歓会」から進化を遂げている「デジカメ作品交歓会」の 掲載写真をベースにしていますが、人物写真が多くなってきたのは自然の成り行きだと思います。

   いよいよ紅葉の秋、運動会の秋、味覚の秋、芸術の秋となりましたね。来月はどんな写真が本誌を 飾るのか楽しみです。どうぞお元気で、デジカメを楽しんでください!!!(毎年同じことを書いているような気がします(^_-))

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