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DigicameTitle.gif姉妹誌

第35号第2部

平成17年11月20日発行

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GekkanNew.jpg月刊デジカメ作品第35号第1部
GekkanNew.jpg月刊デジカメ作品第34号第2部
GekkanNew.jpg月刊デジカメ作品第34号第1部

(下記廃刊後記入)

   「月刊デジカメ作品」は廃刊なっています。
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目次

目次クリックすると各作品へジャンプします
特別記事「デジタルカメラ!」by 椿 勝彦氏(北海道)
今月のおすすめフリーソフト・ 「画像閲覧ソフト〜FastStone Image Viewer」
今月のデジカメ関連サイト・ピックアップ・「ニコン フォトコンテスト インターナシ ョナル
デジカメ技術のおさらいレッスン・「マクロの技法〜超簡単から超マクロまで
編集後記

   

1. 特別記事「デジタルカメラ!」by 椿 勝彦氏(北海道)


Camera.jpg

   「”デジタルカメラ”このマシンは僕の人生にどれだけの影響を与えたでしょう。

   今から数えること・・・・・・、7年半程前のことになりますが、当時勤ていた会社で 出張の予定が入り、彼の地が我が家の家族の一員である長女が住む千葉県の支店であった為に、娘がどの様な所に住んでいる のかが知りたくて居たので、かなり乗り気になり、其れではとデジタルカメラを買おうと言うことになりました。

   又、その選択ですが、当時札幌で4年目を迎えて勉学に励む(親にはそう見えましたが 親馬鹿かな?)長男が就職の内定を得た嬉しさも手伝って、その会社の親会社の製品に決定、そして購入しましたが、出張の 方が没に成り、”デジタルカメラ”が手元に残りました。

   当時は仕事人間(本人はそう思っていますが・・・・)でしたが、過去に銀塩カメラでの 撮影、フィルムの現像や印画紙に大きく引き伸ばしていた経験があった為にみるみる”デジタルカメラ”の誘惑に引き込まれ て行く自分が見えていました。以上が僕とデジタルカメラ(初代)の出会いの切っ掛けです。

   二代目を購入する切っ掛けは、何時の時代も流行モノの常で、スペックに不足を感じて の二台目購入となります、就職した長男の顔を立てた振りをして同社の”デジタルカメラ”を買う予定でカメラ店へ、店内に はいると展示してある別な機種のその高性能に惹かれて家族と相談していた機種より一段ハイスペックを・・・・、ゲット!。

   望遠やワイドのコンバージョンレンズを買って当分愉しませて貰いましたが・・・・、 やがて、性能の頭打ちを感じ始めました、そうです皆さんご存知の「シャッターのタイムラグ」や「マニュアルフォーカス」 の難しさです、そんな中で撮れた写真(撮ったのではなく撮らせて貰えた)を無謀にも衆目に晒す事を企ててサイトを開きまし た。

    http://www.hpmix.com/home/sanpo/sanpo/index.htm

   です。お友達と三人組ですが管理人は「僕」です。

   昭和40年代に使っていたアルミニウムの三脚などとしばし愉しみましたが、矢張りこ の二台目も「…タイムラグ」は如何ともし難く、とうとう三代目として、デジタルの「一眼レフ」を購入したのであります。

   銀塩カメラは何台か使いましたが、気に入ったメーカーと同じメーカーのカメラが良 いと思い、又巷での評判(カメラ雑誌の批評)がすこぶる好評なので安心して購入しました。が、この時が運命の「レンズ地 獄」が始まったのです。この文を読まれる方の中にもお仲間が?・・・・・。

   そして四代目、三代目と同じ流れを汲む機械ですが、満足する部分と今一つの向上が 欲しい性能があり、勿論費用との兼ね合いで予算に制限がなければ現在販売されている商品で良いものがあります。五代目、 流石に僕には手が届くのか否かと・・・・、然し、その目標であるフルスペックの機材が欲しいのであります(煩悩なので す)、例えば風景を撮ったとする、そしてプリントした画像の中に画かれた林の樹木の梢は5ドットで画かれたか、又は10 ドットで画かれたかでその表現力は・・・・・。勿論画素数の多さが総てでは有りませんが、違う要因も画質に影響を与え ているようです。

   今年の夏に近郊の村でイベントが有りました、少し早起きして出掛けました。前日の 天気予報では完全に雨ん中の撮影を覚悟しましたが、矢張り予報通りで雨ん中のイベントでした。その雨を活かして撮って いましたらアナウンスで写真コンテストがあるという。締め切りにすれすれで応募しましたら[入選]と[特選]を頂きました。

   ああ!それからというモノはコンテストが気になり始め、新聞社主催の風景にも応募 して[入選]を受賞(らしい)とのこと、今週末の表彰式に案内がありました。今年の文化の日には、我が町の皆さんが文化会 館の舞台を華やかに飾って下さりました。

   知人の方々の晴れ姿を撮ろうと昨年同様座席の合間に三脚を二本立てて撮り、そうす ると知人でない方も撮りたくなり結局殆どの方を撮ることになり、出来の良いショットを大きめにプリントして差し上げる と喜んで頂ける、それが嬉しいです。

   最近あまり投稿行為はしていませんが、皆さんの作品は洩れなく拝見しています。そ の為に今日こうして原稿を書いている僕でした。

   付け足し、初代は次男の所へ、二代目は家内が愛用しています。

   レンズへの拘り。

Lens.jpg

   そんな僕もレンズへの拘りの芽が吹いて参りました、現実の世界又はネット界を問わ ず諸先輩の方々の写真を拝見すると何処かが違う事に気が付き始めました。構図、被写体、カメラ、レンズ、チャンス、ス タンスが違う等が考えられましたが、レンズの違いが如何ともし難い(努力で克服出来ない、古いフレーズですね(笑い)) で、昨年の大晦日に清水の舞台から・・・・、いいえ、我が町清水町から飛び出してレンズを一本店員さんの協力を得て買 い求めました、[EF70-200F2.8L IS USM]です。これで眠っているExtenderの[EF 2×U]の顔が立ちました(僕らしい事情が ありました)。

   泊まりがけの撮影旅行を何度かしましたが、この一本が主役の一泊二日を御案内致し ます。北海道の中央より北側に「名寄市」が有ります、其処にネットを通じてのカメラフレンドが居て、彼の方の御案内で 意を決しました。

   (一)「目線」

Tsubaki1.jpg

   上士幌町糠平湖畔から三国峠を目指した国道273号線の脇で見つけました。この 個体はあまり人慣れしていなくて直ぐに逃げました。
撮影Data:以降総てCANON EOS 20D、レンズはEF70-200F2.8L IS USMです。今回見ていただく八枚総てRAW撮影、 取込後プリント用にTIFFで保存していたファイルをリサイズ後jpgに変換しています。
手持ちです。撮影モード:絞り優先AE、フォーカスモード:ワンショット、
ISO:200/露出:1/500sec/F値:5.6/露光補正値:0.00/焦点距離:200mm

   (二)「鳶の目線」

Tsubaki2.jpg

   三国峠を越えて大雪湖畔の国道273号線から結構風があり鳶の羽が物語っています。 此所の風景は前回撮った時は時刻が遅くて光量不足で泣きましたので今回は楽しみにしていましたら何と「鳶」が出迎えて くれました。
撮影Data:Extenderの[EF 2×U]を咬ませています。三脚使用。
撮影モード:絞り優先AE、フォーカスモード:ワンショット、
ISO:100/露出:1/200sec/F値:9.0/露光補正値:-1.33/焦点距離:400mm

   (三)「石の山と」

Tsubaki3.jpg

   層雲峡の山が気に入ったので、岩肌と雲のデテールが出せるかと挑戦致しました。
撮影Data:三脚使用。
撮影モード:絞り優先AE、フォーカスモード:ワンショット、
ISO:200/露出:1/640sec/F値:5.6/露光補正値:-0.33/焦点距離:200mm

   (四)「釣り人」

Tsubaki4.jpg

   こんなラッキーは僕の人生にそうざらにはないと確信をしています。宿泊地を前年同様 に双瀑台の駐車場に予定していましたが、気が変わって移動している時に出逢いました。見た瞬間にブレーキに脚が行ってい ました。国道39号線のとある橋の上から夕陽に耀く石狩川の釣り人。原板では釣り糸も確認出来ます(←自慢げで嫌らしいで す)。 撮影Data:手持ちです。
撮影モード:絞り優先AE、フォーカスモード:ワンショット、
ISO:400/露出:1/100sec/F値:6.3/露光補正値:-0.67/焦点距離:185mm

   (五)「空中停止」

Tsubaki5.jpg

   「釣り人」撮影後塩狩峠まで移動して塩狩温泉で温まってから車中泊、翌朝一路北へ・・・。 2005年第一回サマージャンプの開催される名寄市へ。友人を市内で拾って(失礼)、案内していただき、開催会場のピヤシリスキー場へ。 で、こんなのが撮りたくて踏切の直ぐ近くまで登りました。画像の下を見ていただくと高さがお判りかと思います。殆どが曇りで時々 陽が射しましたがその時がチャンスでした。
撮影Data:手持ちです、(三脚を持って登ったのですが単にお荷物でした)
  撮影モード:絞り優先AE、フォーカスモード:AIservo、
ISO:100/露出:1/800sec/F値:5.6/露光補正値:-0.67/焦点距離:70mm

   (六)「流し撮り」

Tsubaki6.jpg

   この場所へ来てスポーツを撮るのがとても難しいことに気付きました。友人と「スポーツを撮 るプロカメラマンの凄さが判るネッ」っと話しながら撮っていました。が、目前を通過する早さにカメラの振りが中々ついて行けな いです。
撮影Data:手持ちです、C-PLを装着したかも知れません。
  撮影モード:絞り優先AE、フォーカスモード:AIservo、
ISO:100/露出:1/30sec/F値:32/露光補正値:-0.67/焦点距離:70mm

   (七)「優勝ジャンプ」

Tsubaki7.jpg

   同行した友人のご家族が役員の為に参加者の名簿が拝見出来ました。撮影順番やゼッケンで名 前が判りました。本当はジャンプのスタート毎に選手の名前をゼッケンナンバーと共にアナウンスしていたのですが・・・・。我な がらショットも見事に決まったと「自画自賛」して笑われています(然し、このショットに少し残念が・・)。
撮影Data:手持ちです。 
撮影モード:絞り優先AE、フォーカスモード:AIservo、
ISO:100/露出:1/3200sec/F値:3.5/露光補正値:-0.67/焦点距離:70mm

   (八)「表彰台」

Tsubaki8.jpg

   成年の部の表彰台です。三人の正面のショットもあります。当然ファインダー越しに見ています。 いいえ、眺めてしか居なかったと言うことなんです。「何故?」って、このショットの後昼食して自宅に19時過ぎにつきました、そう です、テレビにサマージャンプの結果が報道されていたのでした、アナウンサーの「優勝は原・・・、二位葛西・・」。その時に自分 が写した人物の名が判りました。プロの方々ではあり得ない事だと思います。僕のおっちょこちょい加減が・・・・・。
撮影Data:手持ちです。
撮影モード:絞り優先AE、フォーカスモード:ワンショット、
ISO:100/露出:1/2000sec/F値:3.5/露光補正値:-0.67/焦点距離:175mm

   毎日、レンズが欲しい、フルサイズのCMOSが欲しい、明るい標準域のレンズが・・・・、 防塵防滴が欲しいと煩悩を消し去ることが出来ないσ(^^)です。」



   編集部:今月は本誌でも御馴染みの椿 勝彦氏(北海道)にお願いをし特別寄稿を頂きました。 氏のデジカメとの出会いから今日に至るまでのお話、皆さんも思わず頷かれることしきりではなかったかと思います。そしていつもなが らのすばらしい作品!!椿さん、どうもありがとうございました!!!!




   

2. 今月のおすすめフリーソフト・ 「画像閲覧ソフト〜FastStone Image Viewer」


   A.概要

   本欄では、デジカメ関係のフリー・ソフトをご紹介する趣向です。今月も先月には引き続いて「RAW ファイルとJPEGファイルが閲覧できるもの」という観点から、画像閲覧ソフトのFastStone Image Viewer(アメリカ)を御紹介いたします。 RAW現像ソフトとしても使用できます。

FastStone.jpg

   FastStone Image Viewerはグラフィックファイルの表示、管理、画像比較、赤目除去、メール画像、 リサイズ、トリム、色調整、シャープネス・ボカシ、音楽付きスライドショーの他多くの機能を持つ総合画像管理ソフトで

   ダウンロードは FastStone Image Viewer 2.27 Freewareから出来ます。

   対応しているRAWファイルの形式はキヤノンとニコンのものに限られているようですが、このソフト の特徴はRAW画像の読み込みがとても早いことです。以前に本誌でご紹介した「フォトの翼」の超高速表示にはかないませんが、あっとい う間に読み込みがなされます。RAWより大型JPGファイルの読み込みのほうが遅いくらいです。これがフリーだとは信じられません!!!

   B.高速表示の理由

   何故高速表示が可能か?ということですが、その前にRAWファイルの構成についてお話してみましょう。 一般にRAWファイルには純粋なRAWの情報と、デジカメのLCDに素早く表示が出来るようにRAWよりは画素数が小さいJPEGファイル が埋め込まれています。画素数が小さくしかも圧縮されたJPEGですから、表示ソフトでもサムネールの読み取りにこの埋め込まれたJPEG ファイルを読み取ったらは表示が速く行えるわけです。

   サムネールの読み取りには高速化が行えますが、では個々の画像の表示に関してはどうでしょうか?実は ここで何の画像を個々の表示にするかによって表示速度が大きく変わってきます。詳しくは後ほど下段でご説明しますが、次の3通りの方法 があり、順番に個々のファイルの表示に要する時間が増加して行きます。

  • RAWに埋め込まれたJPEGファイルを読み込んでそれを表示する、
  • RAWファイルを半分の画素数にしてそれを表示する、
  • RAWファイルそのままを表示する。

  •    C.ダウンロード

       下の画像は上記のダウンロード先のウェブページの一部です。FastStone Image Viewer 2.27 Freeware の欄の右側のSite2・Downloadからの直接ダウンロードをお勧めします(Site1はc/netのDownload.comに行ってからダウンロード)。

    s-FastStoneDL.jpg

       ご覧のようにImage Viewerの他に、スクリーンキャプチャー、リサイザー、ウェブ・ブラウザーも フリーで提供されています。

       D.機能の説明


    FastStone Image Viewerをオープンした様子。

       以下FastStone Image Viewerの機能を簡単に説明します。

    File.jpg

       ファイルの欄では画像を壁紙に指定出きる、メールで送れる、画像の取り込み(デジカメ、スキ ャナー等)、スクリーン上の画像のキャプチャー(フリーハンドで領域を設定出来る機能もあります!)等々の特徴があります。

    Edit.jpg

       編集の欄の主な機能では、外部ソフトへの連携、回転反転(ロスレス)、リサイズ・リサンプル、 キャンバスサイズ、クロップ、DPI指定、明るさ・コントラスト・ガンマ、色相・彩度・明度、RGBレベル、シャープネス・ぼかし、 色深度(数)、グレースケール、セピア、ネガ、ドロップシャドウ(陰影)、白抜きの額縁、バンプマップ(レリーフ)・レンズ・ 波打ち・モーフ効果、赤目補正等、かなり高機能です。

    Select.jpg

       選択(画像の部分選択)では、長方形、円、フリーハンド選択。

    View1.jpg

       ビューでの機能では、表示形式の選択、スライドショー、ヒストグラム表示:

       倍率設定。ズーム設定、画像のランダムな並び替えなどというのもあります。

    Favorites.jpg

       お気に入りはファイルをお気に入りフォルダーに入れることが出来ます。

    Settings.jpg

       設定。

    SettingCanon.jpg

       設定のなかのRAWの項。キヤノンのRAWファイルについて、埋め込みJPEGを使うか、 半分の大きさのRAWを使うか、オリジナルのRAWを使って表示をするかの選択です。デフォールトは半分の大きさですが、埋め込み JPEGを選択すると最速表示となります。

    SettingOthers.jpg

       設定のなかのRAWの項。キヤノン以外のRAWファイルについて、埋め込みJPEGを使うか、 半分の大きさのRAWを使うか、オリジナルのRAW(Actual Size)を使って表示をするかの選択です。デフォールトは半分の大きさですが、上記 と同様に埋め込みJPEGを選択すると最速表示となります。

    Tools.jpg

       ツールでは全体的な、若しくは部分的なバッチ作業によるファイル名の変換、ファイル形式の 変換が出来ます。

    Skin.jpg

       スキンはソフトの外回りのスキンの指定。

    Help.jpg

       ヘルプ。



       RAW画像が閲覧でき、編集で画像を整え、JPEGやTIFFで保存が出来ますのでRAW現像ソフト として使用できます。この場合、表示設定を”オリジナルのRAWを使って表示をする(Actual Size)”にする必要があります。そうでない 場合は、埋め込みJPEGと同じ大きさ(ピクセル数)か、元々の半分の大きさ(ピクセル数)の現像ファイルになります。

       是非お試し下さい。この記事に関する御質問 は神原までお寄せ 下さい。




    3. 今月のデジカメ関連サイト・ピックアップ・「ニコン フォトコンテスト インターナシ ョナル

    NikonLogo.jpg

       今月のお薦めウェブサイトは「ニコン フォトコンテスト インターナショナル 2004 - 2005」 のウェブサイト http://www.nikon-image.com/jpn/activity/npci/npci2004-2005/index.htmです。

       「ニコン フォトコンテスト インターナショナル」は1969年に第1回開催以来、「私たちの共通言語 である写真を用いて、世界規模の映像ライブラリーを創造する」(ニコン)という目的をもって続いてきた歴史あるコンテストです。2004 - 2005年度は「10,000名を超える応募者から31,000点以上の作品が寄せられ、前回と比較すると応募者数では約2,000人の増加、、、、117 の国や地域からの応募があり、コンテスト史上最大の参加国数を記録、、、、、応募者を地域別に見ると、ヨーロッパ地区が最も多く、全体の 約39%を占め、、、続いてアジア・太平洋地区(33%)、アメリカ地区(24%)、そして、中東・アメリカ地区(4%)の順、、インターネット経由で の応募者が全体の約2/3を占め、、、」(ニコン)ということです。

       一枚一枚をじっくり鑑賞していただく為に、下記に作品への直接リンク(1位と2位のみ)、 とタイトル、作者名等をテーブルに纏めました。

     
    部門 作品タイトル(作品リンク) 受賞者氏名 国名
    グランプリ Malnutrition in the Congo (DRC) Girl Is Taking Care of Orphan Vincent Maure Norway
    アート部門1位 幻想遊園地 稲葉 浩介 日本
    アート部門2位 Life of Drama Xiao ping Mo China
    アート部門2位 Disintegration of Empire Ruslanas Baranauskas Lithuania
    アート部門2位 On the Beach Jan Magnus Reneflot Norway
    アート部門2位 Dream Marcin Klepacki Poland
    アート部門2位 My Best Friend's Eye Holger Maass Germany
    ドキュメント部門1位 Refugee's Kindergarten Andrea Oschetti Hong Kong
    ドキュメント部門2位 Sandstorm Wei Qiang Liu China
    ドキュメント部門2位 Banho Sergio Dutti Brazil
    ドキュメント部門2位 Women in Burqa's Waiting to Travel Back to Afghanistan from Pakistan Louie Palu Canada
    ドキュメント部門2位 Israeli Settlers at the Beach Natan Dvir Israel
    ドキュメント部門2位 Yemenis Enjoy Their Bathing in Hammam Before Going to Mosque Domen Grogl Slovenia
    ヤングフォトグラファー賞 Volcanic World on Java Jean Balke Germany
    ヤングフォトグラファー賞 Through the Eyes Patrick Dilkie Canada
    ヤングフォトグラファー賞 Tree's Victory Ran Zhao Singapore
    ヤングフォトグラファー賞 Myself 藤本 智子 日本

       如何ですか?31000点から選び抜かれただけあってそれぞれすばらしい作品ですね。筆者 が感じたことですが、”ニコン・カラー”が強く反映しているのか、それとも審査委員の陣容によるせいか(審査員の構成は7名の日本人、 スイス人、アメリカ人、シンガポール人各1名)非常に真面目でスタティックな作品が多いですね。




    4. デジカメ技術のおさらいレッスン・「マクロの技法〜超簡単から超マクロまで


       この欄は、読者の皆さんが身につけたデジカメ技術の基本を、もう一度おさら いすることを目的にしております。今回は「マクロの技法」と題して主にハードウェアーを軸にして勉強してみましょう。

       カメラのレンズを被写体に近付けますと、これ以上近付けたらピントが合わなくなる点があります。 これがレンズの最小焦点距離にあたり被写体は最大の大きさで撮影されます。それ以上近付いてしかもピントを合わせる工夫をするとしたら、 被写体はもっと大きく写ることになります。「もっと大きく写」すというのがマクロ撮影で、「ピントを合わせる工夫」というのはレンズの焦点 距離をもっと短くするということになります。

       多くのコンパクト(デジタル)カメラではマクロ機能というのが備わっておりますが、これはカメラ内での レンズの位置をずらして焦点距離を短くする機能です。ではレンズとカメラが別々な一眼レフデジカメではどのような「工夫」が必要でしょうか?

       A.マクロの技法その1(超簡単)

       一番安く、手軽にマクロを楽しむ方法はレンズの前に虫眼鏡をつけてレンズの焦点距離を短くします。 この方法はコンパクトデジカメでも応用が利きます。

    Mushimegane.jpg
    レンズと虫眼鏡のレンズ。筆者は虫眼鏡の枠を取ってレンズの前にセロテープで固定して使っていました。

       B.マクロの技法その2

       次に比較的安く、手軽にマクロを楽しむ方法は虫眼鏡のかわりに市販のクローズアップレンズ をつけてレンズの焦点距離を短くします。光学用ガラスを使用しているので虫眼鏡のレンズよりはるかに画質がいいです。

    CloseUp.jpg
    それぞれ違った焦点距離を持ちます。重ね合わせて使用も出来ます。 コンパクトデジカメでもレンズの前がネジきりしてある場合はクローズアップレンズが使用できます。

       C.マクロの技法その3

       次はレンズの前に凸レンズをつけるのでなく、カメラとレンズの間隔を広げることによりレンズの焦点 距離を短くする方法です。カメラに空洞の円筒(接写リングとかエックステンション・チューブと呼ばれます)を取り付け、その前にレンズ を取り付けます。光の強さは距離の2乗に反比例するので接写リングの長さ分減光され、通常より露光を多くする必要があります。


    重ね合わせて使用も出来ます。オートが効くものと効かないものがあります。

       D.マクロの技法その4

       小手先の「工夫」をせずに画質もしっかりとしたものを、という場合は最初からマクロ用に設計された レンズの使用が推奨されます。ズームレンズにマクロ機能付きというものもありますが、単焦点マクロ専用レンズには画質、倍率の点で劣る ようです。単焦点故にレンズの明るさが確保でき、被写界深度も浅くなることが長所です。ボケをねらうには最適。

    Macro.jpg
    ”伝説の90mmマクロレンズ”と呼ばれるタムロンのSP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 (モデル272E)。100mm前後のものがよく使われて いますが、例えばシグマの場合、50、105,150,180mmと種類があり全て等倍可能です。

       E.マクロの技法その5(超マクロ)

       ミクロの世界をもっと探求したいむきには(^v^)、高倍率レンズに更にレンズを足して超マクロ撮 影も可能です。よく使われる技法は例えば標準レンズ(50mm)をリバースアダプターを介して逆に取り付ける方法です。リバースアダプターは フィルターネジ(オス径)が両側に切ってあるので、片側はカメラに取り付けられたレンズのフィルターネジへもう片方は追加のレンズの フィルターネジへ取り付けられます。光軸が合っておりレンズの質も良いのできれいな高倍率のマクロ写真が撮影できます。

    ChoMacro.jpg
    カメラに取り付けられたシグマ70−300APOレンズ+58mm・52mmアダプター+キヤノン50mm

       では実際の作例をみてこの技法の”凄さ(^v^)”をご覧頂きましょう。絞りは全てF32で撮影しました。

       まずはシグマ70−300APOレンズの望遠端(300mm)で撮影した小さな鉢に植えられた小菊 の頭状花序です。

    sigma1.jpg
    カタログ値では倍率1/3となっています。

    sigma1crop.jpg
    100%クロップ

       次はタムロンの90mmマクロで撮影したもの。

    tamron1.jpg
    カタログ値では等倍となっています。等倍というのは受光体(フィルム、CCD,CMOS)に写った大きさが実際の大きさと等しいという ことです。

    tamron1crop.jpg
    100%クロップ。{スミマセン、少しブレているようですね。(-_-;)}

       最後にシグマ70−300APOレンズ+キヤノン50mmで撮影したもの。

    sigmacanon1.jpg
    約4倍の倍率でしょうか。

    sigmacanon1crop.jpg
    100%クロップ

       どうですか?”凄い”倍率でしょう。望遠と標準は大概皆さんはお持ちのことと思います。あとは リバースアダプターを買い足したら、即、ミクロの世界が楽しめます。\(~o~)/




    5.編集後記

       第35号第2部、如何でしたでしょうか?

       特別寄稿を頂きました椿 勝彦さん(北海道)には重ね重ね御礼申し上げます!!

       筆者、最近また齢を重ねましたが時を同じくして下痢になり右肩が上がらなくなりマウスを持つのも 痛いくらいになりました。年をとるってのはこうしたことの頻度が多くなることなんだな〜、としばし感慨にふけました。

        フランスのDxO Labs社開発の、高機能なRAW現像ソフト シンプルな操作で高度な調整が可能なRAW現像ソフト「DolorDIAL Photo 2.0」発表をご覧下さい。RAW現像ソフトの業界も 過当競争の時代になってきた感がありますね。(^_-)

        ニコン秒5コマの高速連写を実現した本格派中堅機APS-Cサイズ1,020万画素CCD搭載デジタル一眼レフ「D200」発表をご覧下さい。ニコン のキヤノンに対する挑戦状、といった感がありますが、キヤノンがどう答えるのか、興味のあるところです。

       それでは皆さんお体を大切に!!


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     それでは皆さんの力作、楽しみにしています。ごきげんよう!


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