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DigicameTitle.gif姉妹誌

第35号第1部

平成17年11月5日発行

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GekkanNew.jpg月刊デジカメ作品第34号第2部
GekkanNew.jpg月刊デジカメ作品第34号第1部

(下記廃刊後記入)

   「月刊デジカメ作品」は廃刊なっています。
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目次

目次クリックすると各作品へジャンプします
1. はじめに
2. 今月の特選デジカメ写真
3. 第35号第1部編集後記

1. はじめに

s-433YamatopHiganbana.jpg
Yamatop(山田さん)「彼岸花」
433号に掲載

   「WPCEXPO2005では同時にデジタルフォトグランプリが行われ、野澤さんが入選されまし た。2800点の応募全作品が展示されていましたが、入選作は何か一捻り工夫し付加価値をつけた作品が多かったようです。ただ全体と してはデジカメ作品交歓会に寄せられる皆さんの作品もそのままで通用するように思いましたので、来年は皆さんで参加したいものです。 (^○^)

   近頃では巷間に「デジカメの上手な使い方」に類した解説が溢れています。それぞれ有益な話や同じような話は ありますが解説者の立場で色々なことが書かれています。ユーザーが主体的に対応できれば問題はありませんが初心者は混乱しかねません。 何事も奥深く追求すれば限りのないもので、まず「私にも写せます」から始めればいいのであって、初めから完璧なものを得ようとする のは無理なのです。デジカメを使っているうちに様々な疑問が生まれ、より高いレベルを求めるようになって初めて「デジカメの上手な 使い方」などの説明が理解できたり、会得でき役に立つことが多いものです。

   ハードはどんどん進歩し35ミリ銀塩一眼をしのぐ性能のコンパクトデジカメも出てきたりしていますから、か なりの部分はハードに任せながらデジカメを楽しんでいれば次第に腕も上がるというものです。アマチュアが他人の作品から学ぶ事はあ っても、自分の作品より良く見えるからといって気後れして尻込みすることはありません。デジカメ作品交歓会はそのようなデジカメ初 心者にも役にたてそうだと自信を深めて会場を後にしました。皆さんもこのデジカメ作品交歓会の場をどんどん活用してください。

   デジタルフォトグランプリ 。」(発行責任者:木村元一)



2. 今月の特選デジカメ写真


   本欄のコンセプトは、過去1ヶ月(締切りは毎月19日)に姉妹紙 「デジカメ作品交歓会」に掲載されたデジタル・イメージ(デジカメ・イメージ、スキャンされた銀塩イ メージ)の一部を、編集委員の推薦・投票によって選び、あわせて編集委員の論評をつけて読者の皆様にじっく りと作品鑑賞をしていただくという目的を持ったものです。読者の皆様方からのご推薦も受け付け ますので、是非編集局までお寄せ下さい。

   推薦では、全国各地の風物,季節の話題、生活風景等の写真を読者の間で分かち合うこ とを目的としている姉妹紙「デジカメ作品交歓会」の性格上、それらが選択の一要素となります。また、 新しい芸術表現の可能性を秘めているデジタル画像を扱う故に、自由な表現形式も高く評価され、本誌で はそれらを推奨致します。所謂一般の写真コンテストにおける如き、優れた写真技術、写真撮影の難度、 及びある程度確立された審美感に基づく厳正な評価は、もとより素人集団である編集局には無理がありま す。従って、これらの評価要素に関しては、各編集委員のそれまでの人生経験、写真経験、美的感覚等に 基づくものになります。

   デジタルイメージをモニター上で正しく見る際には、モニターが正しく補正されてい ることが条件となります。補正にはそれなりのソフトウェア、機器が必要とされますが、それが無い場合 、最低限必要とされるのはモニターの明るさとコントラストを調整することです。下に示した画像を使い 簡易補正されることをお薦めします。

   明るさの補正は下の画像の特に最両端の白と黒が隣り合わせるものと区別できるよう にモニターを調節します。

greys.jpg

   上記の明るさと色の補正を行うウェブサイト、 EasyRGB.com でモニターの色の補正をされることもお勧めします。詳しくは http://digicamworks.net/Gekkan/EasyRGB/EasyRGB.htmでのモニター補正の仕方をご参照下さい。

   今月は、「デジカメ作品交歓会」の既刊#431号から#438号までに掲載 された写真のうち、6名の編集委員各々が選んだ「この1点!」29点と、編集委員と読者が投票で選んだ1点、 計30点を掲載します。順不同です。



「桃源」と「うぐい」と「KASA」が選んだ「この1点!」

#434号から 東原 健さん(広島市)の作品、 「ジェットスキー」

作者コメント:   「広島・江田島で、ジェットスキーのプロが練習しているところをデジカメしました。」

434HigashiharaJetski1.jpg

編集委員評:   「すばらしい一瞬を捕らえた写真だと思います。回転する水上バイクの水の軌跡がぴたりと 止まっていて、この写真に動きを与えている気がします。ナイスショット!。」(by KASA)

434HigashiharaJetski2.jpg

編集委員評:   「一連のジエットスキーの写真、プロの練習風景の写真だそうですが、水しぶきが動き を表し、不自然な姿勢が緊迫感をうまく出しているので、ブレを使わなくても十分動きを感じさせていますね。連写の何点かの組写真なの でこの一点だけ抜き出したのでは十分ではないと思いますので、#434で全体を鑑賞してください。なかなかの出来栄えだと思います。」 (by うぐい)

434HigashiharaJetski3.jpg

編集委員評:   「組み写真の中でもこの1枚がダイナミックで素晴らしい。右半分の水しぶきがいっそう 躍動感を増大させている。このスキヤーはこの瞬間をどのような状態でいるのか。交感神経が最大の緊張を保ち、次の展開への本能的な反応 をしているのであろう。スキーヤーの興奮が直に伝わってくる。」(by 桃源)


「桃源」と「ジェイ」と「KASA」が選んだ「この1点!」

#434号から 平井 寛 さん(加古川市)の作品、 「夕日」

作者コメント:   「やっと、秋らしい風が吹き始めましたね。9/24(土)明石大橋の下に沈む夕日 の写真送ります。条件が良かったのでしょうか、達磨夕日が見れました。」

434HiraiAkashi4.jpg

編集委員評:   「沈み込む直前の太陽の位置が素晴らしい。斜張橋の柱と水平な道路、斜めの鋼索、そして 真ん中下の太陽。平井さんの中で計算し尽くした結果が表現されて効果を挙げている。いつもながら脱帽。」(by 桃源)


434HiraiAkashi3.jpg

編集委員評:   「構図が素晴らしいですね。また達磨夕日と言うのでしょうか、水平線に夕日が蜃気楼の ように少し出ています。気象条件が良いとのことですが、何よりも時間を掛け計算してこのような構図を作り上げていることは、並大抵の努 力と技術以外のものはありません。素晴らしいの一言です。」(by ジェイ)

読者評:   「平井さんのだるま夕日。私も触発されて、来年の1月OR2月に、宿毛へ行きだるま夕日を撮り たくなりました。」(by 大森 保武さん)

434HiraiAkashi1.jpg

編集委員評:   「構図としては比較的よくある構図ですが、何よりも夕焼けのグラデーションの美しさとそ れを見ている人のシルエットが物語を感じさせる一枚です。」(by KASA)

読者評:   「ロマンチックな夕日を見ながら何を話しているのでしょうか。」(by 和田 義弘さん)


「桃源」と「うぐい」が選んだ「この1点!」

#435号から 金子 久隆 さん(横浜市)の作品、 「紅の舞い」

作者コメント:   「埼玉県・日高市にある、日本一の曼珠沙華の里、巾着田。彼岸花の群生が、大地を埋 め尽くし、燃えるような花景色は圧巻でした。」

435KanekoHiganbana2.jpg

編集委員評:   「彼岸花の美しさは、しなやかな雄蕊がどのくらい鮮明に描かれているかによる。真ん 中上段に飛び出た花の雄蕊が美しい曲線を描いて、上天に向かっている。露出補正(−7?)が効いている。前ボケが幻想的な雰囲気を加 えて、あたかも花が中空に飛び出そうとしているようである。」(by 桃源)

編集委員評:   「今年は気候のせいか彼岸花の写真は沢山よせられました。みなそれぞれ楽しく見せて いただいたのでしたが、アート調にまとめられた金子さんのものをとりあげました。この花もよく見ると不思議な形をしています。自然の 芸術を生かしてアートに仕立てたのは金子さんのセンスの良さでしょう。」(by うぐい)


「桃源」が選んだ「この1点!」

#436号から 星野(T.Hoshino)さん(さいたま市)の作品、 「見沼用水に沿って」

作者コメント:   「さいたま市内の見沼田圃(現在田圃は少なくなりました)の東の端を流れる見沼用 水東縁に添って、見沼自然公園から北へ約2キロの間、桜並木に彼岸花が咲きます。9月30日に友人と4人で行ってきました。彼岸花で有 名な巾着田と違って人影が少なく、通る人を待つ時間のほうが多いくらいでした。」

436HoshinoMinumanoaki1.jpg

編集委員評:   「地味な色使いの中に秋の雰囲気がある。桜の頑丈な幹が並ぶ円弧の先に、主婦が自転車 を止めて、立ち話をしている。もう10分は過ぎた頃か。秋の気配に人は埋もれて風景の一部になっている。彼岸花の色も抑えてある。初秋 の頃である。」(by 桃源)


 

「ジェイ」と「桃源」と「風来坊」が選んだ「この1点!」

#436号から 大森 保武 さん(美作市)の作品、 「朝焼け・もみじと雲海」

作者コメント:   

436OmoriAsayake1.jpg

編集委員評:   「大森さんのお住まいの美作市は、自然豊かな素晴らしいところですね。夕日は良く取 り上げられる作品ですが、大胆にトリミングをしてスケールの大きさを醸し出しています。この作品の場合、もう少し地表部分が描き出さ れていたらもう少しバランスのよう作品に仕上がっていたと思います。多分諧調が出ていないので、撮影時にカットされたか仕上げの際ト リミングをされたのかと思いますが、もしそうでしたら空の上部分をカットしたらバランスが良くなったと思います。」 (by ジェイ)

436OmoriMomiji2.jpg

編集委員評:   「一幅の日本画。写真というより絵画である。手前の暗い森の中の沈んだ紅葉の赤色の 一部が雲の中に染まり始めている一瞬。太陽が上り始めたその一瞬であろう。その清冽さに心が洗われる。思わず合掌。」(by 桃源)

編集委員評:   「朝日に染まる雲海が綺麗ですね。構図も良いと思います手前の暗部の面積が良く、安定 感のある写真になっていると思います。手前の紅葉は、ストロボを補助光で使うと、もう少し浮き上がらせれると思います。上部にもう少し だけ空間があるほうが良いかも知れませんね。」(by 風来坊)

読者評:   「山水画を思わせる様な作品です、掛け軸にしても良いですね。」(by 和田 義弘さん)


「ジェイ」と「うぐい」が選んだ「この1点!」

#435号から、松重 輝夫 さん(春日部市)の作品、 「コスモス」

作者コメント:   「近くのスーパできれいに咲いたコスモスの鉢植えを見つけました。一鉢105円で す。三鉢買って、大きな鉢に植え替え、ベランダに置きました。ベランダがほーと明るくなりました。こまめに手入れをすれば、10月半 ば頃まで次々花を咲かせてくれるでしょう。楽しみです。H17. 9. 29」

435MstsushigeCosmos3.jpg

編集委員評:   「野に咲くコスモスとは違った趣のあるコスモスで、一句浮かんできそうな情緒ある作品 に仕上がっています。身近な草花をこのようにデジカメしてしまうとは、およそセンスの違いを感じてしまいます。草花を愛で、このような 作品に仕立て上げる心優しい気持ちが作品に良く出ていて心和みますね。」(by ジェイ)

編集委員評:   「羅漢さんに続いてちよっと変わったテクニックを使った松重さんのコスモス、うまく できていて魅力的です。写真を撮るだけでなく、環境や背景を色々工夫、加工して変わった作品に作りあげていかれるのはベテランならで はですね。皆さんの参考にもなると思います。」(by うぐい)


「ジェイ」と「風来坊」が選んだ「この1点!」

#436号から、野澤 正之 さん(八王子市)の作品、 「撮りためた花の写真から」

作者コメント:   「いよいよ秋雨のシーズンに入ったようですね。デジカメを持って出かけるのも億劫 ですので、撮りためた花の写真を送らせていただきます。」

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つゆくさ

編集委員評:   「野澤さんは色々な引き出しを持っていて感心をしてしまいます。その引き出しの中の 奥にあるのにあるのは、動植物を愛でる優しい心ではないかと思います。このつゆくさの作品他にあるように、どのようにしたらつゆくさ が一番綺麗に見えるだろうか、また見る人に感動を与えられるだろうかをシャッターを押す時、考えているのではないでしょうか。単に構 図だけではない奥深い、相手(写り手)の心(動植物にあるかないかは別として)を考えその瞬間を写し撮っているのだと思います。」 (by ジェイ)

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千成ほうずき

編集委員評:   「野鳥、接写と精力的にいい写真を撮れれている野澤さん。この作品は面白いですね。 中の果実の部分が透けて見えているほおずきを初めて見ました。」(by 風来坊)


  

「ジェイ」が選んだ「この1点!」

#438号から、神原幹郎 さん(カナダ)の作品、 「BC州内陸部の秋」

作者コメント:   「用があって久しぶりに嘗て住んでいたBC州内陸部の町に行きました。内陸部はさ すが気温が低いせいでしょうか、黄葉がとても鮮やかでした。2週間前の写真ですが投稿いたします。Dreamyな感じにしました。」

438KambaraFallmeadow2.jpg

編集委員評:   「カナダのBC州農村部のDreamyな感じが良く出ています。内陸とのことなので 、沿岸部に比べたら黄葉も早いのではないでしょうか。日本の紅葉とはまた違った趣のあるロマンチックな作品ですね。神原さんはこのよ うな作品に仕上げるのがお上手です。写真の陰影やピントぴったり以外の表現方法で、絵画チックな作品づくりに読者の皆さんも挑戦され てはいかがでしょうが。作品意図が分かって貰えれば(分かって貰えなくとも)ボケ写真と言われようが、見る人の心を捉える作品になる のではないでしょうか。」(by ジェイ)


「うぐい」と「風来坊」と「B&W」が選んだ「この1点!」

#432号から、昭子 さん(東京都港区)の作品、 「横浜一人撮影会」

作者コメント:   「一週間前になってしまいましたが、横浜で「一人撮影会」しました。横浜には以前 住んでいましたが、みなとみらい地区など 大変な発展・変貌ぶりで、今浦島の感を深くしました。持ち時間が3時間に満たず、山下公園 と大桟橋、帰途の日本丸メモリアルパークしか撮れませんでしたが、とても楽しい良い時間を過ごす事ができました。中華街などもっと他 のところも次回撮って見たいと思っています。」

432AkikoYokohama5.jpg

編集委員評:   「10月のオフの時、飛び回るアゲハを狙ってぺたっと芝生に這いつくばった昭子さん をみて、おうおう凄いね、苦心してるんだ、と思いました。作品になんとなく一味違うものを感じていましたがキャリアと同時にいろいろ 努力の様子が伺われて感心したものです。棚田の写真なども同じ事がいえますが、見せるための建造物ではない実用のための階段ですが、 人を配して見せる価値を生み出し表現したのは秀逸です。考えてみれば我々は図形や文様の中で暮らしているんですよね。今後の活躍を期 待しています。」(by うぐい)

編集委員評:   「いつもいい被写体を上手く見つけられますね。縦構図で、人物を配し奥行き感のある写 真に仕上がっています。朝夕の低い太陽に照らされた人物の影と階段の線を組み合わせると更に面白い写真に出来そうですね?」 (by 風来坊)

編集委員評:   「編集委員と読者投票でも人気のあった作品。短い時間の中で「これはものになる!」と 人が来るのをじ〜っと待った作者の姿が目に浮かぶ。作者の力量が窺い知れます。」(by B&W)


 

「うぐい」が選んだ「この1点!」

#437号から、助さん (八王子市)の作品、 「塔のへつり」

作者コメント:   「先日テレビの」旅の番組で塔のヘッツリを紹介していたのでどんな所か? 家族でいってきました。」

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温泉駅に停車中の電車をバックに記念写真を取る観光客

編集委員評:   「田舎の鉄道の雰囲気がいいですね。鉄柱や電線がないのでディーゼル車でしょうか。 さりげなく入っている記念写真を撮っている人達が面白いですね。草葺の駅舎、線路の合間の雑草、線路脇に迫る山林、都心部では見られ ないのどかな風景です。行ってみたくなります。>^_^< 」(by うぐい)


「風来坊」が選んだ「この1点!」

#436号から、Yamatop(山田)さん(東京都)の作品、 「曼珠沙華とコスモス」

作者コメント:   「巾着田や各地の曼珠沙華、皆さんから多数作品投稿がありますので、今や3番煎 じ、番外編となりますが、私も前の日曜日に撮影に行ってきましたので少し趣向を変えて紹介させていただきます。開花が例年に比べ2 週間近く遅れたため10月初旬満開という鑑賞にはグッドタイミングでした。」

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編集委員評:   「防鳥ネットが作った幾何学模様が面白いですね。被写体として良いところに目を付けら れたと思います。思い切って手前の杭を外し防鳥ネットをアップで狙っても良かったのでは・・と思います。」(by 風来坊)


「風来坊」と「KASA」が選んだ「この1点!」

#436号から、翠光(光嶋次男)さんの作品、 「久しぶり心の癒し・丸山の千枚田」

作者コメント:   「夜明け前の林道を下ると、一面雲海である。朝早い土地の人が言うには「この雲の 下に棚田がある」焦る気持ちを抑えながらも期待がふくらむ。もう朝の八時半だ、待つこと二時間。雲も霧も静かに薄れて行く右から左へ 谷づたいに棚田がうねる。四百年以上の歴史があるという。減反施策のあおりの中で、それでも守り守って現在1340枚植えつけられて いる。頂上から見渡し深呼吸、稲田と青草の匂いがなんとも心を癒してくれる。「のどけき哉」 赤トンボがとまった案山子に挨拶して帰 ることにした。」

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9月18日 三重県紀和町 丸山の千枚田

読者評:   「素晴らしい棚田の風景ですね。これからも維持して頂きたいものです。」(by 和田 義弘さん)

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9月18日 三重県紀和町 丸山の千枚田

編集委員評:   「棚田の秋、風情がありますね。案山子がもう少し手前に欲しいところです。残念な のは、稲穂の色を黄金色に仕上げたかったですね(1枚目の写真のように)。」(by 風来坊)

読者評:   「この時期の棚田も良いですね。彼は「見上靖夫」の同級生で”こうしま”と読むそうです。 」(by 大森 保武さん)

436MitsushimaSenmaida7.jpg
9月18日 三重県紀和町 丸山の千枚田

編集委員評:   「棚田を背景に咲く彼岸花。彼岸花にピントを当て、背景をぼかすことで、この作 品の主役が彼岸花であることを主張している一枚です。彼岸花が中央からやや右よりにあり、二本あることで、全体の構図がよくまと まっている気がします。」(by KASA)


「KASA」が選んだ「この1点!」

#438号から、裏道遍路人(川里)さん(小平市)の作品、「広告」

作者コメント:   「街中遍路していて気になるのは巨大広告と錆だけ。新宿と銀座で見つけました。」

438HeroninMachikado1.jpg

編集委員評:   「一瞬どきっとする写真です。ぱっと見ると異様に大きな顔が窓に映っているようで目 を引く作品です。ドキッとさせるということは、それだけ見る人にインパクトを与えるので成功だと思います。歩道や街路樹のバランスで この写真が写真作品であるということを主張しています。この手の写真は一歩間違うと単なる複写になってしまいますが、うまくまとまっ ていると思います。」(by KASA)


「KASA」が選んだ「この1点!」

#438号から、潮時 卓 さん(牛久市)の作品、「瑠璃の実輝く」

作者コメント:   「今年の秋は少し様子が違います。キビタキの雄があまり見られないのです。時期 がずれているだけならいいのですが。そこで雌のかわいい仕草を沢山見せてもらえることになりました。沢蓋木の青い実を食べている姿を 見るの初めてでした。”瑠璃実の牛殺し”とも云われているそうですが、美味しそうに沢山食べていました。
   撮影機材:LEICA APO TELEVID77+30XWFA+SONY DSC-W7」

438ShiodokiKiobitaki4.jpg

編集委員評:   「キビタキが木の実?らしきものをまさに食べようとする写真です。背景のグリーンと 木の実の青さがどうも私の目を引いて、この作品を選ばせていただきました。」(by KASA)


「B&W」が選んだ「この1点!」

#434号から、金子 久隆さん(横浜市)の作品、 「曼珠沙華」

作者コメント:   「「花のお寺」として知られている 常泉寺は、彼岸花の関東3大名所のひとつ。白 色300本、赤色1、000本の彼岸花が境内に咲き誇り、なかでも白いヒガンバナは珍しく、群生している光景を観賞できたのは貴重な 体験でした。」

434KanekoHiganbana3.jpg

編集委員評:   「金子さんの写真にはいつも癒される。金子さんの心の静かさがイメージに表れている からだと思う。目をつぶって深呼吸を10回してシャッターを静かに押した、というような感じを受けるのだ。行き着く先は虚心か。
   次の金子さんの作品(435号)も好きである。大胆に真ん中で画面を分けているが、自然に見える。」(by B&W)

435KanekoHiganbana1.jpg


「B&W」が選んだ「この1点!」

#432号から、中村 晋 さん(マレーシア)の作品、 「キャメロンハイランドの花」

作者コメント:   「日本では夏に普通に見られる花ですが、ここマレーシアでは高原の高山植物(?) になるようです。この花は標高1500mの山間のリゾート、キャメロンハイランドで撮影したものです。お茶畑と涼しさが売り物の高原 リゾートですが、初夏から初秋までの花が入り乱れて咲き誇っています。」

432NakamuraCameron4.jpg

編集委員評:   「気に入った写真。何故かを考えてみると、前ボケを大きくして、つまりかなり技巧的 なのに、妙ないやらしさが無いのだと思う。こういうところは撮る人のセンスの問題になるのだ。花を愛して止まない中村さんならではの 写真といえる。」(by B&W)


「B&W」が選んだ「この1点!」

#434号から、代田 泰彦 さん(所沢市)の作品、 「カトマンズ散見」

作者コメント:   「世界遺産の地域で朝市が開かれている。野菜・穀物・肉・靴・小間物等々である。 いかにも田舎から出てきたと思われるおばさんが野菜を売っている。カトマンズまで出てくるのに商品をかごに入れて運んできたり、荷車 に載せてきたりする。首都まで2〜3時間歩いてくる例も稀ではない。朝4時、5時に家を出るのも珍しくないらしい。雑貨は中国の進出 が目覚しいそうである。写真の1枚に秤と錘が見えるが、手秤である。錘も3個しかない。そんなに厳密である必要が無い。」

434ShirotaKatmandu4.jpg

編集委員評:   「気に入った写真。この売り手は大袈裟な手招きをしたり掛け声をかけたりせず、じっと 座ってお客の来るのを待っているのだろう。賑やかな市場に不釣合いなほどの静かな局所空間を代田さんは見つけたのだと思う。青いビニー ルシートの上の赤と緑の野菜の色彩コントラストが美しい。」(by B&W)


「B&W」が選んだ「この1点!」

#433号から、野澤 正之 さん(八王子市)の作品、 「朝霧高原」

433NozawaFujiukigusa4.jpg

編集委員評:   「編集委員と読者投票で投票のあった作品。浮き草の緑が鮮やかである。空のハイライト が跳んでいるのが残念だが、この辺がラチチュードに於いて肉眼よりはるかに劣る写真の限界なのだろ。銀塩風景写真家ならハーフNDを使う 場面だ。但しデジカメにはソフトによる画像調整という強力な武器があり、空に合わせた一枚と、水面に合わせた一枚(もしかして富士山 に露出をあわせたものも)の合成となる。フォトショップCS2ならHDRコマンドの登場となる。元より空の回復は無理だがこんな具合かな というものを下に挙げる。」(by B&W)

433NozawaFujiukigusa4FRetouched.jpg


「B&W」が選んだ「この1点!」

#433号から、miti(伊藤)さん (川崎市)の作品、 「多摩川河原の花」

作者コメント:   「多摩川の自転車用道路でサイクリングを楽しみました。彼岸花は今年は遅いようです が満開、コスモスも見事に咲いていました。」

433ItouCosmos4.jpg
コスモスと蝶

編集委員評:   「モンシロチョウとモンキチョウがフレームに収まっている。現場でぐっと寄って構図を まとめるか、画像のように撮影した後なら大胆にトリムをして構図をまとめたらと思う。ウェブ上に掲載するなら特にトリミングをどんどん したほうがよいと思う。もちろん現場でより完全なものを常に追求すべきだとは思うが、プレゼンテーションというのも作者のセンスを発揮 すべき場面だ。試みにトリムしてみた。この大きさで伊藤さんのD20ならA4版にプリントしても大丈夫だと思う。」(by B&W)

433ItouCosmos4Crop.jpg


「B&W」が選んだ「この1点!」

#438号から、大森 保武さん (美作市)の作品、 「身近な小さな秋」

作者コメント:   「身近な、小さな秋送ります。」

438OomoriChiisaiaki1.jpg
わらはぜ

編集委員評:   「トリミングの話しついでに、大森さんのわらはぜの作品について、こうするのも 一つのアイデアだ、というのを述べてみたい。画面に連続してつながる被写体の場合、終端を隠して連続の持続(^v^)を暗示する のも構図を決めるポイントになる。どういうことなのか下に例を挙げた。」(by B&W)

438OomoriChiisaiaki1Crop.jpg


編集委員と読者の投票で選ばれた作品(計1点)


おことわり:   投票による作品の数が少ないのは「この1点」による作品が編集委員各5+点 ある為です。つまり「この1点」で選ばれる作品は投票に於いても選ばれる確立が高いということです。

#435号から、野澤 正之 さん (八王子市)の作品、 「リス」

作者コメント:   「今年は気温が高かったのでヒガンバナなどの開花が遅れているそうです。がこ の数日は、涼しいというより、朝夕はむしろ寒いくらいですね。富士山5合目でホシガラスを撮りましたので送らせていただきます。 カラスの仲間ですが、カラスの50〜60cmより20cm程小さく、カケス位の大きさです。山中湖の周辺で、ビンズイの幼鳥と山 荘の庭に来たリスも撮りました。」

435NozawaRisu5.jpg

編集委員評:   「野澤師匠ならではの作品だ。かっちり決まっていて隙が無い。作品の成功の秘訣 はもちろん撮影者の力量にあるのだがもう一つは光の具合がとても良好なことだ。直に射す光がないので見る者に緊張感を強いないし、 光が回っていて色が飽和している。」(by B&W)




3. 第35号第1部編集後記

   今月は椿 勝彦さん(北海道)、和田 義弘さん(大阪市)、大森 保武さん(美作市)が作品の 選評に参加されました。椿さん、和田さん、大森さん、ありがとうございました。

   最近のデジカメ界の大きな話題の一つはペンタックスと韓国のサムソンとの提携です。 ペンタックスと韓国・サムスンテックウィン(株) レンズ交換式デジタル一眼レフカメラの共同開発で合意 をご覧下さい。光学専門メーカーと電子メーカーとの提携は、コニカ・ミ ノルタとソニー、オリンパスと松下と相次いでなされましたが、ペンタックスが外国企業のサムソンを選んだというニュースはかなり大 きな反響を呼びました。何処まで自社ブランド名を守っていけるのかというのが焦点のようです。

   もう一つの大きい話題はニコンが発表したデジタル一眼レフD200です。 10.2メガピクセルの高画質、世界最速の起動時間0.15秒、5コマ/秒の高速連続撮影可能 デジタル一眼レフカメラ「ニコンD200」の発売 についてをご覧下さい。色々な書き込みウェブを読んでみるとキヤノンファンに与えたショックはかなり強烈のようです。(^v^)。 プロ・ハイアマ向けということですが値段が比較的手頃なのでニコン党のカメラマンには待ちに待った朗報ですね。キヤノン党からの乗り 換え組みもかなりあるのではないかと思いますが、キヤノンも黙って見ているわけにはいかないでしょうし、D200の発表は計算済み でしょう。来年の2月のPMAでのキヤノン新製品がどんなものか楽しみです。とはいえ、筆者は宝くじに当たることしか希望がありま せんが、、、、。(-_-;)

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 それでは皆さんの力作、楽しみにしています。ごきげんよう!


「月刊デジカメ作品」編集局
発行責任者:木村元一
編集責任者:神原幹郎
編集委員:うぐい、ジェイ、スカイウオッチャー、桃源、風来坊、KASA、B&W (あいうえお順)