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SmallTitle姉妹誌

第5号

平成15年5月1日発行

(下記廃刊後記入)

   (「月刊デジカメ作品」は廃刊なっています。
続刊はデジカメワークス」(ここをクリック)をお楽しみください。)

1 はじめに

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   「 今日、エコが叫ばれています。目標の一つは脱石油 です。クリーンエネルギーを何から得るかと各方面で研究が進められています。ソーラー発電、 地熱、風力、潮力、水力、原子力と色々進められています。ですがどうやらその中心は燃料電 池らしい事がハツキリしてきました。
   実用もかなり進んでいます。北京市では来年から燃料電池バスが使われるそ うです。アメリカでもこの燃料電池を国家戦略に据えました。日本でも政府は力をいれています し大企業でも戦略商品として研究開発をすすめている所が多いのですがまだまだ総花的、 ばらまきの感があります。
   あれこれ回り道をしないで燃料電池に集中すべきです。デジカメに限って言 っても一日も早く殆ど電池取り替えの必要のない燃料電池デジカメの出現させエコツールの本領 を発揮してもらいたいものです。」

(発行責任者:木村元一)


2 今月の特選デジカメ写真


 今月は、「デジカメ作品交歓会」の既刊#199号から#204号までに掲載 された写真のうちから8点を選びました。順不同です。


#202b号から、池田 勉さんの作品、「幸手市権現堂桜堤・・・菜の花畑と桜並木」

作者コメント: 「 権現堂桜堤はテレビなどでもよく紹介される桜の名所です。 中川を渡る「外野橋」が出来たので、わが家から桜堤の中ほどまで歩いて15分ほどでいけるように なりました。」

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編集委員評:   「 画面一杯に広がる菜の花と桜そして春を待ち わびた人々・・・。’春爛漫’の一言につきる陽春の情景描写が伝わってくるほのぼのとした安定感 のある作品です。欲を言えば、空をもう少し切り詰め、近景の菜の花を大きく取り込み、人の表情 見える程度に配置出来れば、更に迫力のある作品になるように思います。」(by 風来坊)


#196b号から、和さん(富永和子さん)の作品、「苗代ザクラ」

作者コメント: 「富山に行って来ました。まだまだ桜が咲いていました。 此処は帰り道に寄った苗代ザクラです。苗代(なわしろ)ザクラは、下呂町・中原の和佐地区 (わさ・ちく)、大和橋(やまとばし)を渡ったところの、小さな丘に立っています。名前の「苗代 (なわしろ)」というのは、「苗」に「代わる」と書くんですが、この桜の 開花の時期が、毎年 一定していて、里の人たちが 開花を合図に 苗代(なわしろ)作りを始めたことから、この名前 がついたんですって・・・だから、かなり暖かくなった今からでも、楽しめます。樹齢350年〜 400年といわれ、うち一本は樹高30メートル、目通り周囲3メートル、他の一本は樹高25 メートル、目通り周囲1.3メートルです。」

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編集委員評:  「見事な写真です。桜の大木と背景のバランスがいいですね。 桜を真正面から捉えていますが、そうすることでありがちな単調さが見られません。水面に反射した 被写体を撮影する場合、上下(実物と反射体)の分割線が画面中央になり締りの悪い絵になりがち ですが、この写真の場合は左右の背景のコントラストと苗代の畦道の回り込むような幾何学的な形状 が助けとなっていますね。多分オートで撮影されたのだと思いますが、結果論ですが全体にハイキー 調になってしまいました。「これは絵になる」と思ったら、ブラケットを使ったり、マニュアルで 露出をいじって同じ絵でも明るさを変化させたものを撮影することも試されたらどうでしょうか。 作者が富山までわざわざ足を運んだ甲斐がありましたね。」(by B&W)


#199b号から、藤田正俊さんの作品、「銀座のショーウインドウ」

作者コメント: 「銀座四丁目交差点の、「和光ショーウィンド・デスプレイ」 を、デジカメしてきました。白いマネキンの背景は、白ボードをマネキンの形ちをへこませた、 トリック的な立体表現で、単純な表現に見せてすごく手の込んだデスプレーは、さすが日本の現在の 最高峰のものです。小雨降る銀座の状景を、見ていただければと思います。」

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編集委員評:   「今朝NHKラジオの川柳で「マネキンの服より欲しい脚の線」なんてやってま した。うまいですね。
   道を歩きながら何気なく見るショーウインドウ、通りすがりのものには見ても見 なくてもどちらでもかまわないし、何かを感じようが感じまいが差し支えないものですが、マネマン をはじめウインドウディスブレイを作る側は、店の風格を示すものであるし、見て欲しいし、出来れ ば集客に一役買えるものでありたいと、激しい創作努力が行なわれており、大きな業界を作っ ています。
   一応仕上げられたウインドウディスブレイという商業美術の世界をデジカメ アートとしての視点から再表現してみようとするのは面白い試みです。対象自体の出来映えやガラス の反射や通行人や光線の具合など問題も色々ありますが、大胆にこの辺りをデジカメに収めていく 藤田さんの感覚は鋭いもので、参考にしたいと思います。」(by うぐいす)


#201a号から、平井 寛さんの作品、「ベルギーの春(ワーテルロー風景)」

作者コメント: 「ブラッセルの世界遺産グランパレス、教会、近郊の、及び ーテルロー(ナポレオンVS連合軍の激戦地)の春の風景を送ります。」

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編集委員評:   「 ベルギー国土は、ヨーロッパ西北部で 対岸はイギリスの北海に面し、合邦されていたオランダ国土と同じく低湿地帯で、ドイツと フランスにはさまれて近世は波乱の王国。ワーテルローは、1815年イギリス軍とプロイセン軍が、 ナポレオン軍と戦い、撃破したヨーロッパ史上有名な古戦場です。
   ビジネスで訪れた平井さんが、貴重なプライベート・タイムに観光された 写真シリーズの一枚で、風景写真の基本的な構図を満たしています。古戦場の記念盛土塚 「ライオン像の丘」から、俯瞰とおもわれる逆光の映像は、耕作されている大地の鋤き模様と、 まだ裸木の大木が構図最適の位置にあり重要なアクセントになって、抽象絵画の雰囲気をかもし 出している。耕作され直線で区切られた上端左部は、ブルー色の植生で、右部は逆光で白く飛び、 中央部は、何か種から芽生えてきたピンクの作物の色、下部の木陰はグリーン色の若葉に、 耕作された土の色の黒が画面を引き締めている。
   風景写真は、場所と季節と太陽光線を基本資料として、撮影カメラマンが、 撮影範囲を切り取るレンズを選び、ピントと絞りとシャッター・スピードの関数から、フイルム に最適な光量を取り入れて写真に仕上げるもので、偶然の要素が多い中で、傑作写真をゲットする のは、カメラマンの技量がおおきく関わるものです。」(by 無精ひげ)


#201b号から、神原幹郎の作品,「チリワックの春」

作者コメント:   「3人の釣り人が、海から上がってくる鱒、 スチールヘッドをねらっています。なかなか釣るのが難しいようですが、ひとたび針にかかると 猛烈にファイトするので、人気のある釣魚です。」

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編集委員評:   「曇り空の下と言う撮影には条件の良くない 日ですね。そんな中で光と影のバランスが良いタイミングで捕らえられていますね。雲の切れ間 から射す光と川に映った光が、川の周囲の暗さに対するアクセントになっています。また川の中 の釣り人が光の中に浮かび上がり、暗い部分にいる釣り人との間で奥行きが感じられ、雲と川の 関係とあわせて全体的な立体感を感じました。作者のねらいどおりの写真かなと思います。 カナダの大自然の魅力の一端が感じられます。」(by スカイウオッチャー)


#203b号から、椿 勝彦さんの作品、「砂山の表情」

作者コメント: 「昨日ホームページを更新しましたので投稿致します、今回は、 砂置き場の砂山が「雪/風/光」等により表情が豊かです。」

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編集委員評:   「 砂山の雪の繊細な表情を捉えた、光と影の上手な使い方は 作者の表現力の技術の高さを感じます。また、この作品に接したとき、一瞬冬山の作品かと思いまし たが、身近な砂山を題材でこのように表現出来る感性の豊かさは、常日頃、作品つくりに熱意を持っ て取り組まれている賜物だと思います。夕日や朝日に輝く雪の砂山、あるいは、風に舞う雪を入れた 砂山等、色々な表情の写真も見たいと考えるのは、私だけでしょうか?」(by 風来坊)



#204b号から、松本君子さんの作品、「メタセコイヤの並木」

作者コメント: 「かたくりの里へ行く途中にメタセコイア並木があり北海道 のポプラ並木を想像する素晴らしさです。桜百選の名所海津大崎へも足を延ばしたのですが、 昨年は見事な桜でしたが、今年は早すぎ写真は駄目でした。何しろ青春切符の旅でしたので期限が あり本当に残念でした。」

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編集委員評:   「 並木は自然の植生ではありません。 人々が木陰を求めたり、町並みの景観のために植え育てたものです。そのため元元全体の形が整え られ整然として美くし出来ています。並木にはイチョウ、スズカケ、ハナミズキ、トウカエデ、 サクラ、ケヤキ、マツ、スギ、ポプラ、ヤナギ・・これ以外にも様々な中高木が使われています。
   昭和14年三木茂博士がこのメタセコイヤの化石を発見、その後中国四川省 で生き残っている事が判明し、「化石が生きていた」と世界中で注目されたメタセコイヤですが 1949年秋に日本へ100本が送られてきて、以後さし木増殖によって全国に普及したそうです。 東京では葛飾の水元公園の林が有名です。
   木には丸い樹冠と梢のある三角錐のものがあります。前者は広葉樹に多く後者は 針葉樹に多いようですがスギ科のメタセコイヤも三角錐の樹形をしています。これが遠くへ収束して いく直線道路とマッチして整然とした景観をつくっています。    デザイナーのなかには直線を嫌う人がいますが、このような整然とした風景には 殆どの人が感銘をうけるのではないでしょか。素直にデジカメに収めた良い写真だと思いました。」 (by うぐいす)


#204c号から、野澤正之さんの作品、「カタクリの花」

作者コメント: 「デジカメに出かけたところ、カタクリに出会いましたので何回 かに分けて撮ってみました。」

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編集委員評: 「かたくりは耐えて耐えていた冬の情念を、春の柔らかな 雰囲気の中に控えめに表現する。蝋梅やマンサクも冬が終わった印として春の訪れを象徴する ものであるが、これらは黄色で外に向かって発散する。かたくりは紫を基調に、日陰の湿った 土地に控えめに自らを主張する。森鴎外の書いた「雁」のおめかけさんが格子越しに憧れる 帝大の学生を凝視する目の怪しさを、野沢さんはレンズを通して表現する。野沢さんのテク ニックが、かたくりを通して日本人の控えめな情念を表現してくれる。このしたたかな美意識 を日本人そして日本人以外に写真で伝えてくれる。こんな写真を私も撮りたい。」(by 桃源)


3 今月のデジカメ関連サイト・ピックアップ


   今月のおすすめサイトは「デジタル・ジャーナリスト誌」です。
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    http://digitaljournalist.org/contents.html

   ウェブサイトの紹介と同時に、この欄を借りてイラク侵攻の2つの見方について 述べてみます。

   この雑誌は本誌と同様にインターネットにだけ存在する雑誌で、写真誌 「ライフ」が果たしている役割を、つまり世界で起こっている出来事を写真で伝えるという役割を、 ウェブ上で実現させるという目的で5年前に始められたということです。
   「デジタル・ジャーナリスト誌」の記事の一つは、約2年前発行の 姉妹紙「デジカメ風景交換会」第67号に引用されています。
   「写真集レクイエム」
   http://digitaljournalist.org/issue9711/req1.htm

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   今月号の「デジタル・ジャーナリスト4月号第63号」ではイラク 侵攻についての特集記事があります。
   The Fall of Baghdad,Part 1" (バグダッド陥落、第一部)
    http://digitaljournalist.org/issue0304/ec_intro.html

   1.Images from embedded journalists(従軍記者からの イメージ)

   下記の写真は、各通信社、雑誌社から選りすぐった映像を提供してもらい編集して あります。これらの写真は主に米・英軍に従軍した記者によるものですが、イラク一般市民の被害、 苦しみについての描写もあります。
   フランス通信社
   http://www.digitaljournalist.org/issue0304/afpf01.html
   http://www.digitaljournalist.org/issue0304/afp01.html
   ロイター通信社
   http://www.digitaljournalist.org/issue0304/reutersf01.html
   http://www.digitaljournalist.org/issue0304/reuters01.html
   AP通信社
   http://www.digitaljournalist.org/issue0304/ap01.html
   コービス
   http://www.digitaljournalist.org/issue0304/cs01.html
   ゲッティ・イメージズ
   http://www.digitaljournalist.org/issue0304/gi01.html
   ニューズ・ウィーク
   http://www.digitaljournalist.org/issue0304/nyt01.html

   2.Images from journalists in Iraq(イラクにいる記者から のイメージ)

   米・英軍のイラク侵攻に伴うイラク一般市民の死者数は、 米軍は一切関知していない態度をとっておりますが、民間団体による集計結果が「イラク・ ボディー・カウント」で分かります。
   http://www.iraqbodycount.net/
   この記事を書いている4月 26 日現在、死者は最低2050人最高2514人と あります。

   アメリカの主なメディアは、ペンタゴンの意向に沿った大本営発表的 なニュースを流し、カナダ、ヨーロッパのメディアのより中立的なニュースの取り扱いと対照的でした。 これから以降、イラク側から見たこの「侵攻」の様子、特に一般市民の肉体的・精神的被害や家屋、 公共建造物の破壊についてのイメージが次々に発表され、この「侵攻」の持つ側面が明らかになる ことでしょう。
   インターネット上ではThe March For Justice、(正義への行進) というサイトで宣戦布告以来日を追って纏められた、イラクの兵士、一般市民の有様が見られ ます(「衝撃と畏怖(shock and awe」フォトギャラリー)。毎日更新されています。イメージの数々には戦争遂行者たちの、写真とは対照的な言葉が付記されて います。
    http://www.marchforjustice.com/id191.htm

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   4月号には第一次湾岸戦争で、クウェートからバスラへ敗走する イラク軍を空からの一方的な攻撃で殲滅させた後に撮影されたイラク軍兵士の悲惨な写真や (所謂「死のハイウェイ」)、北部クルド人難民の様子を記録したイメージがあります。
   ピーター・ターンレイ撮影の"Unseen Gulf War"(見られざる湾岸戦争)
http://digitaljournalist.org/issue0212/pt_index.html


4 今月のおすすめフリーソフト


   本欄では、デジカメ関係のフリー・ソフトをご紹介する趣向です。
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   さて、本月のお勧めフリーソフトは、K_Okada氏作成の日本語 画像サムネイル・ヴューアー(縮小画像一覧)・ソフトのVixです。

   ダウンロードはここから http://homepage1.nifty.com/k_okada/

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   Vixは、「第14回 190万読者が選ぶパソコン ベスト・ソフト」に おいて、エディターズ・チョイス賞(日経ネットナビ選)を受賞したということです。

   Vixの 特徴は、
   「エクスプローラ風のメインウィンドウに縮小画像一覧を表示し、そのまま エクスプローラとほぼ同じ動作(ドラッグ&ドロップ、切り取り+貼り付けなど)で画像ファイル のコピー・移動などの整理ができます。画像以外のファイルも一覧表示されるので、完全に エクスプローラの代わりに使うことも可能です。複数のファイル名を連番や日付などによって 一度に変更することができます。」
   「一度表示した縮小画像はカタログファイルに保存され、次から一瞬で表示 されるようになります。カタログファイルは、全く作成しないこともできますし、どこか一箇所の フォルダにまとめておくこともできます。」
   「ダブルクリックで原寸大の画像が開き、そこからスライドショウや、 トリミング・リサイズ・回転・連結・反転・明るさ調整など簡単な画像処理も行えます。動画の 再生も可能です。」
   「本体のみで、BMP, GIF, JPEG, PNG, PSD, MAG, PICT, PhotoCDなど20種類 近い画像形式に対応し、さらにSusieプラグインも使用可能です。画像の保存はBMP,JPEG, PNGなど 6種類の形式で可能です。JPEGの保存ではプレビューや保存後のサイズを見ながら画質を調整でき ます。また、UNLHA32.DLLなど6種類のアーカイバDLLに対応しており、書庫ファイルをフォルダの ように操作し、直接画像を開き、解凍も行えます。Exif及びCIFFに対応しており、デジカメの撮影 情報もプロパティから閲覧できます。」
   「画像の一覧を印刷したり、ホームページにしたりするアルバム印刷・アルバム HTMLといった機能を備えます。複数のファイルに一括してリサイズや回転を行うバッチ処理、 フォーマットの一括変換、TWAIN及びWIAに対応してのスキャナからの画像取り込み、クリップ ボードセーバー、壁紙化といった、画像を扱うのに便利な豊富な機能を有しています。JPEGを 回転保存するときには、再圧縮しませんので画質の劣化がありません。」
   「キーボード、ツールバー、右クリックのメニューはすべて好みの配列に カスタマイズでき、設定変更によって自分に合った使い方ができます。設定はすべてファイルに 保存され、レジストリは使用しません。」

   画像サムネイル・ヴューアー・ソフトは大量の保存ファイルから とっておきの一枚を探すといった場合にどうしても必要となる、言わば我々デジカメ人の必需品 です。Vixは機能満載で是非試していただきたいフリーソフトです。



5 デジカメ技術のおさらいレッスン

   この欄は、読者の皆さんが身につけたデジカメ技術の基本を、 もう一度おさらいすることを目的にしております。今月は、画像にノイズを増やすことなく しゃきっとさせる「アンシャープ・マスク」について考えて見ましょう。
   「アンシャープ・マスク」のアンシャープ(Unsharp)はシャープの逆のことつまり 「ぼかす」ことです。それは下記のリンクから引用すると、「この処理では、まず画像をぼかしたマスク を作りそのマスクを使って処理する事から「アンシャープマスク」と呼ばれているようです」。

   「アンシャープ・マスク」の特徴は、「滑らかな部分は極力そのまま残し、輪郭の部分 だけをシャープに仕上げる」ことです。従って、一般的な「シャープ」機能とは違います。
   大方のイメージ・ソフトでは「アンシャープ・マスク」の度合いは3っつの値で 決定されます。
   1.半径
   2.強さ
   3.閾値(しきいち)、クリッピング
   半径の値は「効果が適用されるエッジの周囲のピクセルの数を決定します。」
   強さは、「コントラストやシャープネス効果の強さを制御します。 」
   閾値は、「どの程度の明暗差があるものを輪郭とするかを指定する事によって、シャープにする輪郭(部分)を調節する事が出来ます。 フィルタが適用される前の隣接するピクセル間の明度の差異を指定します。」

   もう少し詳しく理解するために、下記のリンクをよく読みましょう。
   アンシャープマスク
   「アンシャープマスク」を使ったシャープネス処理
   イメージをシャープにする
   アンシャープマスク
   アンシャープマスクのしきい値

   本誌第3号でご紹介したフリーソフト「イメージ・ファイル」 を使った場合の、「アンシャープ・マスク」のやり方は、
    ImageFilter 使いこなし術 2 (簡単レタッチ篇)9. シャープネスを変える。
を参考にして下さい。「イメージ・ファイル」では4っつの値を決めます。

   各イメージ処理ソフト毎に、それぞれの癖があり、 また、画像毎にパラメーターの要求値が違いますので、「アンシャープ・マスク」は実際に入力値 を色々変えてみて自分の好みに合った結果を引き出すことが肝要です。

6 編集後記


 「月刊デジカメ作品第5号」いかがでしたでしょうか?
   やっと春本番、東北、北海道からもサクラの便りが 聞けるようになってきました。春爛漫、デジカメユーザー皆さんの腕が鳴る季節ですね。ぜひ作品 を送ってください。また写真の評価については違ったご意見もあるかと思います。遠慮なくご意見 をお寄せください。
   より良いメールマガジンを作り上げようと思っておりますので、皆様のご意見、ご批判、お励まし、お待ち しております。

 どうぞメール・マガジン「デジカメ作品交換会」にふるって御投稿下さい。
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 月刊誌の編集委員も募集しています。是非ご連絡下さい。編集局のメールの宛先は、 木村 又は神原です。
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   デジカメ作品交歓会200号記念CD−ROMを纏めました。 創刊から200号までをおさめてあります。ご希望の方は送り先を連絡ください。

 それでは皆さんの力作、楽しみにしています。ごきげんよう!


「月刊デジカメ作品」編集局
発行責任者:木村元一
編集責任者:神原幹郎
編集委員:うぐいす、無精ひげ、桃源、風来坊、スカイウオッチャー、B&W