
姉妹誌
月刊デジカメ作品第31号第1部
月刊デジカメ作品第30号第2部(下記廃刊後記入)
「月刊デジカメ作品」は廃刊となっています。
続刊は
「デジカメワークス」(ここをクリック)をお楽しみください。
はじめに(編集局)
本号最初を飾るのは廣井信男氏の写真紀行です。 ”宮古島に魅せられた男”(^v^)廣井氏には平成16年8月5日発行の 本誌第20号にも ご登場いただいて、特別記事「島へ」を掲載いたしました。併せてお読み下さい。
「三度、島へ 」by 廣井信男氏
年に一度は宮古島の太陽と風を全身で受け止め、感じて、充電する必要を感じる。 そんな訳で七月三日から七日迄、三度目の宮古島行。「太陽エネルギーの充電」がメインの目的なので、自分としては撮 影は二次的な物に過ぎない、つもり(笑)その割には撮影した画像の容量は半端では無いのだが(苦笑)
過去二回は航空券とホテルがセットになったフリーツアーで宿泊先も人里離れた (笑)リゾートホテルだったが、今回は往復航空券を利用し、繁華街のビジネスホテルを予約して四泊五日の日程にした。
七月三日午前、宮古空港に降り立った私を島の風は昨年同様優しく包んでくれた。が、 同時に感じたのは無慈悲と言える程に苛烈な紫外線だった。腕の内側を日光に曝すと……チリチリする様な感覚を覚える。 昨年も同時期に訪れたが台風の影響で雲が多く、結果的に天然の日傘になって紫外線を防いでくれたが、今年は台風も熱帯 低気圧も無い“平年通りの天気”無論、去年の体験から長袖シャツを用意していたが、泳ぐ際の事は考えていなかった。
地元の人は紫外線対策とクラゲ対策の為、肌が露出しない「服装」で海水浴を楽しむ とか。結局、今回の宮古島行では一度も海に入る事は無かった。水中撮影も含めて来年以降の課題としたい。だが、この強 烈な太陽エネルギーを充電する為に来たのだ!
春先に購入した木綿の長袖シャツと地元のコンビニで急遽購入した「日焼防止乳液」 それに宮古島以外では被った事の無い米軍のブッシュハットで武装して島の東部を長距離サイクリングしたり、連絡船で十 分程離れた伊良部島を漂白した。(何も被らずに真夏の沖縄県をウロウロするのは正気の沙汰では無い)
三度目の宮古島行、自分では馴れているつもりだったが、やはり勝手が違う。都内で は「見える場所=歩いて行ける場所」と言う場合が多い。が、基本的に平坦な宮古島は見えていても数キロ以上離れている 場合が多く都内と同じつもりで歩くと激しく後悔する破目に陥る。実際、伊良部島では島の人情に救われたと言っても過言 では無かった(苦笑)その分、前回前々回よりも島の人と言葉を交わす機会が多く、得難い経験をしたと思う。
最後に撮影機材に触れる。
昨年はライカ判換算28−200mm相当のSonyF828とE−1+ED50mmマクロをメイン
にした。しかし、撮影した画像を見ながら28mmでは狭過ぎ200mmでは遠過ぎる印象を受けた。
そこで今回はE−1+11−22mmをメイン、E−300+シグマ55−200mmをサブにした。
(それぞれライカ判換算22−44mm相当と110−400mm相当)
その選択が正しかったのか否かは画像を見て判断して戴きたい。
尚、此処に掲載して戴いた画像が全部では無い。
七月三日以降、下記のblogに画像をアップし続けたので、併せて御覧戴けれ
ば幸いである。

サトウキビに囲まれた十字路(E−1+11〜22mm)

サトウキビのざわめきに混じって爆音が遠く響く(E−1+11〜22mm)

雲無心※陶淵明「帰去来辞」(E−1+11〜22mm)

宮古島の太陽の下では僅かな色の違いにも敏感になる(E−1+11〜22mm)

宮古島の隠れた特産物=石灰岩(E−1+11〜22mm)

加工された石灰岩(E−1+11〜22mm)

石灰岩の原料(E−1+11〜22mm)

風に翻る幟が食欲をそそる(E−1+11〜22mm)

壺が描かれた民家。泡盛か?黒酢か?(E−1+11〜22mm)

幾多の風雨に耐え抜いた伝統的な民家。(E−1+11〜22mm)

青い空と白く耀く屋根。(E−1+11〜22mm)

幸福への願いを感じる手造りの看板(E−1+11〜22mm)

四年前と変わらぬ壊れたままの建物(E−1+11〜22mm)

閉鎖されたホテルを見守るシーサー(E−1+11〜22mm)

子供達を見守るシーサー(E−1+11〜22mm)

ラーメン屋を見守るシーサー(E−1+11〜22mm)

石を投げれば届きそうな低い雲(E−1+11〜22mm)

波に浸食された岩(E−1+11〜22mm)

朽ち果てた船(E−1+11〜22mm)

潮騒と共に聞こえる乾いた音は珊瑚の欠片が奏でる音色(E−1+11〜22mm)

自然の意匠(E−1+11〜22mm)

警戒して静止しているカニ。サバイバルの基本(E−300+シグマ55〜200mm)

人間を威嚇するカニ。勇敢だが長生きは難しい?(E−300+シグマ55〜200mm)

宮古島から望む落日(E−1+11〜22mm)

『西に沈んだ太陽が東から昇る様に、必ず戻っておいで』と島風が囁く(E−1+シグマ55〜200mm)
セミプロのベテラン廣井氏の写真紀行、如何でした?サトウキビのザワめき、浜辺 の波の音が聞こえてくるようですね。人物が登場しないのに生活感がじわ〜っと伝わってきます。廣井さん、ありがとう ございました!!
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本欄では、デジカメ関係のフリー・ソフトをご紹介する趣向です。今月も 月刊デジカメ作品第30号第2部 で御紹介した超高級RAW現像フリーソフト(英語版他)の RawShooter | essentials 2005(ローシューター・エッセンシャルズ2005) の使用法をもう少し詳しくご説明します。 今回は初期条件の設定、サムネール関係の機能、現像条件の設定、現像ファイル の設定等について御説明します。 |
| A | ソフト全体のツールバー(初期条件等) | |
| 1. | 一番左上のタブをクリックすると、
が表示されます。 | ![]() |
| 2. | Preferences・初期設定はデフォールトのままでいいでしょう。 | ![]() |
| 3. | Processing Parameters・現像パラメーター(のバイアス設定 )では上から、
の設定を行えます。 「ISO範囲毎」というのは、ISO100以下の範囲、ISO100から199までの範囲、 200から399まで、400〜799、800〜1599、1600〜3199、3200以上という7つの領域毎、 ということです。これはかなり重要な点で、ISOが低い段階ではノイズは気にせずシャープネスを上げることが出来ますが、 ISOが上がればノイズが増えるので、シャープネスよりノイズ押さえを重要視ししなくてはならず、このようなISO毎の 設定があるわけです。 通常の200、400の範囲でしたらシャープネスだけを少し上げるに設定にし、本番での現像パラメー ターをいじらずに済むことが出来て便利だと思います。設定値はお持ちのデジカメの画素数や画像の大きさによるので、 いろいろ 設定し現像し出来上がった画像を見比べて御自分で最適設定値を確立しなければなりませんが、例えばシャープネスでの効き の度合いが少ないので、例えば6百万画素のRAWファイルで最大の50にして現像しても画像の破綻は見られませんでした。 | ![]() |
| 4. | 左上の2番目のタブを開くと、画面に何を呼び出すかの設定が出
来ます。上から
左上の2番目のタブと3番目のタブをクリックすることで、サムネール+画像 (2番目)か、画像だけ(3番目)、の切り替えが出来ます。 |
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| B. | サムネール画像と本画像の大きさを変える | |
| 1. | サムネール画像の大きさはサムネールウィンドウの上の三角形 の部分のスライドバー を動かして変える事ができます。下の写真は大きさ25%。 | ![]() |
| 2. | 下の写真は56%。画像が大きくなっていますね。 |
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| 3. | 本画像の大きさも同様に変える事が出来ます。一番下中央のス ライドバーが4.71% の場合は、 | ![]() |
画像が小さいですね。 |
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| 4. | 一番下中央のスライドバーが32.88%の場合は、 | ![]() |
画像が大きくなりました。例えばこれを 100%の等倍にしてシャープネスの効き、 ノイズの様子、を現像前に確認することが出来ます。 | ![]() | |
| C. | サムネール画像の分類 | |
| 1. | このソフトではサムネールの画像のより分け方法に工夫が 凝らされています。 サムネールのウィンドウのトップに旗や番号の記号が並んでいます。この記号は各サムネール画像にマウスを置いた場合も 現れます。一番左の記号は旗ですが、例えばまず、とりあへず現像してもいいかな?と思う画像を選ぶのに使われます。 サムネール画像にマウスを置て出てきた記号のタブでこの旗をクリックすると、その画像が旗のフォルダーにコピーされま す。 | ![]() |
| 2. | 次の番号1,2,3はとりあえず選んで旗のフォルダーに入 れた画像の中から更に 優先順位をつけるのに使います。とりあえず現像だな(1のフォルダー)、現像はしたほうが良い(2の フォルダー)、これだけはどうしても現像しよう!(3のフォルダー)、などと順繰りにフォルダーに入れて、順位を決め ることができます。この機能は絶対必要、と いうわけではありませんが、多量の画像をより分けるには便利ですね。 | ![]() ![]() ![]() |
| 3. | 次の記号をクリックすると該当のサムネールの画像がゴミ箱 行き候補となります。 | ![]() |
| 4. | 次は画像を時計と反対回りで90度回転させます (左回転)。 | ![]() |
| 5. | 次の記号を記リックすると該当画像を時計回りで90度回転 させます(右回転)。 | ![]() |
| D. | 「Correct」のタブ回りの設定 | |
| 1. | 本画像の右上に黄色いフォルダーと緑十字のアイコンがあり ますが、これは 「Correct」のタブで色々現像条件を設定された画像のスナップショットをとりあえず保存するためのアイコン です。個々をクリックすると左側に番号がついて仮保存されます。 | ![]() |
| 2. | 仮保存された画像の番号です。これを消去するには新しく表 示された黄色いフォル ダーと赤十字のアイコンをクリックします。 |
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| 3. | 「Correct」のすぐ下のタブは、サムネールで複数の画像を選 んだ場合 その画像群に一律に同じ現像条件を課する場合に使います。 | ![]() |
クリックするとクリップボードに現像条件をコピーする、現像条件
を貼り付けるという選択が出来ます。「コピーする」では左のウィンドウが開きます。
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| 4. | 次のスポイトのアイコンですが、クリックする毎に本画像上 のマウスのポインターが 置かれた位置での「RGB値」と「明度」の表示のみと、それに加えてホワイトバランスの値(色温度)の表示(スライダー 表示)に切り替わります。更にその状態でマウスをクリックするとそのRGB値に応じたホワイトバランスの設定に変化し ます。従ってこの場合(スポイト+WBの表示の場合)、この機能を使ってホワイトバランスの調整をしたい時は、白もし くは黒の部分に「スポイト+WB」をおいてクリックします。「RGB値」は右の例に挙げた画像で、41〜赤 R、48〜緑G、56〜青B、で表示されています。「明度」はヒストグラムのX軸上の短い青い垂直線で表示されてい ます。 | ![]() ![]() ![]() |
| 5. | カメラのアイコンをクリックすると撮影時のカメラで設定して あったホワイトバランス (色温度)に現像条件を設定します。 | ![]() |
| 6. | 次の魔法使いのアイコンは、自動設定の道具で、自動ホワイト バランス、自動露出、その両方、を選択できます。 | ![]() ![]() |
| 7. | 青い矢印は、左はホワイトバランス以外の現像条件をリセット (初期値に戻す)する 、右はリストアー(またその前の現像条件に戻す)する時に使います。 | ![]() ![]() |
なお個々の条件のリセットは例に挙げた下図の 数字の右にある赤黒の小さな三角形 のアイコンをクリックすると数値が0になります(初期値に戻る)。 | ![]() | |
| 8. | 「Correct」のタブの中の「Appearanse」の項目では7つの選択 がありますが、マウス を走らせたら本画像が次々にかわってゆきますのでどんな感じに現像されるのか一目でわかります。上から徐々にコントラス トがつき明るさが減るようですね。 | ![]() |
| E. | 「Batch convert」のタブの設定 | |
| 1. | 「Batch convert」のタブでの設定です。 |
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| 2. | カメラプロファイルはさわる必要はありません。 |
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| 3. | 色空間の指定です。お好みのものを選んでください。通常は初期 値のsRGB。 | ![]() |
| 4. | 現像された画像のファイル形式の指定はJPEGかTIFF。 TIFFの場合は 8ビットか16ビットかの選択があります。 |
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| 5. | 現像される画像の画質の選択とEXIF情報をつけるか否か。 | ![]() ![]() |
| 6. | 「Naming and output location...」をクリックすると現像画像 のファイルネーム のつけ方と現像画像の保存場所の指定ができます。右図、デフォールトの設定では、ファイルネームは元々の名前に −01、−02、、、保存場所はRAW画像のディレクトリーの下位にサブディレクトリー「Converted」が自動的に 作られそこに保存されます。同じ画像ファイル名にー01、−02、、とつくのは、同じRAWファイルを設定をいろいろ 変えて現像する場合ですね。 | ![]() |
如何ですか?そんなに難しくないですね。 月刊デジカメ作品第30号第2部の記事と本号の記事を併せてご覧になったらこのソフトは問題なく操作出来ると 思います。このソフトは2万円、3万円の値段が付いてもおかしくないソフトです。色の再現性に関しては有名な 現像ソフトPhaseOneと同じです(同じ作者ですから)。読者の皆さん是非お試し下さい!!
本記事に関しまして御質問がございましたら 神原までメールをお寄せ下さい。 理解している範囲でお答えします。
![]() 写真集「Portraits」Steve McCurry、Phaidon Press Limited, 1999 |
「パキスタン 2002 彼女の皮膚は年月を刻み、今では皺まである。しかし17年前と同じように はっとする風貌だ。シャルバット・グーラと彼女の家族を探し当てたことは、私の人生の中で最も思い出深い瞬間の 一つだ。 かれこれ20年前になるあの難民キャンプでの騒音と混乱を覚えている。私は 女生徒だけのテントの学校に入り、幾人かの生徒の写真を撮る許可を教師から得た。生徒の中の最も恥ずかしがりの1人 が撮影をしてもよいと言い、私は何枚かを撮った。 フイルムを見た時、なんとじっと静寂さを湛えているのだろうと思った。 ソビエット軍は既に5年もアフガニスタンにいる、そしてシャルバットの両親は村への空爆で亡くなっている。 この女性が彼女自身の家族を持ち、彼女が自分の人生を切り開いていることに 感謝の気持ちを持った。我々が彼女を捜し出したことは幸運なことだ。彼女が住んでいた難民キャンプは取り壊され つつある。もし一年あとで彼女の捜索を始めたとしたら見つけ出すのは不可能だっただろう。」(スティーブ・ マッカリィ) |
今月のお薦めウェブサイトはアメリカの報道写真家 Steve McCurry(スティーブ・マッカリィ)のウェブサイト http://www.stevemccurry.com/です。
スティーブ・マッカリィの上掲の写真は近年での最も有名な、誰もが見たこと のある写真でしょう。ナシオナル・ジェオグラフィック誌の表紙を飾りました(1985年6月号)。シャルバット ・グーラは当時12歳でした。17年後に再会した彼女のポートレートは JOURNAL Pakistan 2002で見られます。
スティーブ・マッカリィの略歴は マグナムのサイトでご覧 下さい。大学卒業後2年間新聞社に勤め、フリーランスとなりインドに向かいます。ここでスチーブはじっと観察し 待つことを学びます。「じっと待ったら、人々はカメラのことを忘れ人々の心の中身が湧き上がってくるように見 える。」と彼は言います。又、「私の写真はほとんどが人物中心だ。そして私は、その人物である というのはどういうことなのか、広い意味での「風景」、人間を取り巻く条件、といえるものの中で生きるということ はどういうものなのかを伝えたいと思うのだ。」と言います。
次にスティーブ・マッカリィの作品を見てみましょう。
| アフガニスタン | 14点 |
| アフガニスタン・ポートレート | 40点 |
| アンコールワット | 14点 |
| バルカン | 9点 |
| ビルマ | 10点 |
| インド | 19点 |
| カシミール | 10点 |
| クウエート | 13点 |
| ラテンアメリカ | 10点 |
| モンスーン | 10点 |
| ポートレート | 17点 |
| 南アフリカ | 7点 |
| 南南東 | 9点 |
| チベット | 33点 |
| イエメン | 14点 |
| 香港 | 9点 |
| サヘル(サハラ南縁部) | 14点 |
| 家族ポートレート | 23点 |
彼のポートレートに登場する人物は一様にカメラのレンズを凝視しているよ うに写っています。しかし私には、カメラはもはや存在しないかのようにカメラ突き抜けてもっと彼方を見据えて いるように感じられます。そして逆に湧き上がる心の中身や「風景」を、写真を見るものに提示しているようです。 ここまで撮りきるカメラマン、スティーブ・マッカリィ、は天才だと思います。
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この欄は、読者の皆さんが身につけたデジカメ技術の基本を、もう一度おさら
いすることを目的にしております これは「アウト・オブ・バウンズ(境界外)」とか 「ポップ・アウト(飛び出し)」の技法とも言われていますが、フォトショップ系のソフトをお持ちの方は 「ポップ・アウト」処理のフリー・アクションが手に入ります。英語版ですが、 Out Of BoundsV8.atn、 PopOut.atnをダウンロードして下さい。 左の絵は基本的には三枚のレイヤー、下地の馬、額縁、額縁の上に載る馬の部分 、からなりますが、レイヤー、マスク、領域の決定、切り取り、レイヤーの順序の変更等様々な個々の技法を使います ので、「ポップ・アウト(飛び出し)」の技法を学ぶことによって画像処理に関する自信がつくのではないかと思いま す。 |
画像処理方法についていつも言われることですが、「これ一つだけ」というも のはなく色々なやり方で同様な効果が得られるものです。下記に画像を多く使って、順を追って初心者向けの 「ポップ・アウト(飛び出し)」の技法を詳述しました。これ以外にも方法はありますが、とりあえず下記の方法を 身に付けられて、更に御自分の方法を編み出されますように!!兎に角御自分で試されることが肝要です。使用した ソフトはペイント・ショップ・プロ9ですが、エレメントでも同じ操作が出来ます。
| 1. | 画像処理ソフト(ペイント・ショップ・プロ9)を開け、元となる画像を 呼び出します。馬の画像を選びました。 | ![]() |
| 2. | 元の絵はJPGなので、画像処理による画像劣化を防ぐためにペイント・ ショップ・プロ形式の画像として保存します。以下途中で数回「保存」をしますが全てペイント・ショップ・プロ 形式の画像にします。 | ![]() |
| 3. | 左のツールボックスから「切り取り(クロップ)」の道具を選び、額縁を置 きたい範囲を切り取ります。 | ![]() |
| 4. | 切り取り線が画像の左端、上端になるように調整します。切り取り線上にマウ スを置き左のボタンを押したまま切り取り線をドラッグします。右は調整後の様子。 |
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| 5. | 切り取り後、画像>額縁とマウスで選びます。 |
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| 6. | 自分の好みの額縁を選びます。 |
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| 7. | 額縁の付いた画像を保存します。 |
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| 8. | 次に2.で保存した馬の画像を呼び出します(この操作は10.の後でもよい)。 | ![]() |
| 9. | 額縁の画像をハイライトし、選択>全てを選択とマウスを動かします。 |
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| 10. | 選択された額縁の画像をコピー(切り取りでも可)します。 | ![]() |
| 11. | 馬の画像をハイライトし、編集>貼り付け>新しいレイヤーとして貼り 付けと、します。 | ![]() |
| 12. | 額縁が馬の絵の上に置かれました。 |
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| 13. | ツールボックスの「移動ツール(ムーブ)」を使って額縁が馬の絵の 左上になるように額縁を移動します。ドラッグ・アンド・ドロップをします。 |
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| 14. | この段階で保存。 |
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| 15. | レイヤーの順番はラスター1(額縁)が上、バックグランド(馬)が 下となっていますね。ここでバックグランド(馬)のレイヤーをハイライトします。 |
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| 16. | 下地の馬のレイヤーをもう一枚作ります。レイヤー>複製とマウスを動かし ます。 | ![]() |
| 17. | 複製のレイヤーは下地のすぐ上に出来ますが、これを額縁の上に移動しま す。まず複製のレイヤーをハイライトしマウスの左ボタンを押したままレイヤーの層の上にもっていきます(ドラッグ ・アンド・ドロップ)。上の画像は移動前、下は移動後。 |
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| 18. | 上の複製のレイヤーの透明度(不透明度)のスライドバーを動かし、中間 レイヤーの額縁が浮かび上がるようにします。 | ![]() ![]() |
| 19. | 次に選択ツール(マジック・ワンド)からフリーハンド・ツール(自由 選択)を選び右の図のように額にかかる足の部分を囲います。 |
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| 20. | 選択された足を「編集>切り取り」とマウスを動かし切り取ります。 | ![]() |
| 21. | 切り取った足を新しいレイヤーとして上に置きます。編集>貼り付け> 新しいレイヤーとして貼り付け、とします。 |
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| 22. | 貼り付けられた足を「移動ツール(ムーブ)」を使って元々の位置に移動 します。 | ![]() ![]() |
| 23. | この段階で名前をつけて保存。 |
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| 24. | 切り取られた足はまだ点線で囲まれています(まだ選択されたまま)。 これを解除しないと次の段階に進めません。選択>選択しない(選択をはずす)、とマウスを動かします。 |
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| 25. | 次は右側の額にかかる馬の部分を切り取りますが、上記の方法とは別の 方法をトライしてみましょう。ツールボックスから切り取り(クロップ)ツールを選び、四角の領域で馬の部分を切 り取ります。 |
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| 26. | 切り取られた部分が残ります。この場合、レイヤーの構造はそのまま 残ります。 | ![]() |
| 27. | 一旦レイヤーをフラットにして、一枚の画像とします。 | ![]() ![]() |
| 28. | この画像の上にマスクレイヤーを置きます。レイヤー>新しいマスク レイヤー>全て見せる、と選んでいきます。 |
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| 29. | ツールボックスからペイント・ブラシを選び、マスクをかけ ます。ペイント・ブラシの条件の例も示してあります。 | ![]() ![]() ![]() ![]() |
| 30. | 額にかかる部分は丹念にマスクをかけ、あとは大体のところで止めます。 次に選択ツール(マジック・ワンド)からマジック・ワンド(自動選択)を選び額にかかる足の部分を囲います。 | ![]() |
| 31. | 上記で選んだ部分を編集>切り取りと選んでゆき、切り取ります。 それから23.で保存した画像を呼び出します。 |
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| 32. | 23.で保存した画像の上に31.で切り取った部分を重ねます。 編集>貼り付け>新しいレイヤーとして貼り付け、とします。貼り付けた画像はツールボックスから移動ツールを選 んで正しい位置へドラッグ・アンド・ドロップします。 |
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| 33. | 正しい位置に収まりました。ラスター3が貼り付けたものです。 | ![]() ![]() |
| 34. | ここで画像を名前をつけて保存します。 | ![]() |
| 35. | 右下のレイヤーの欄でラスター2(額縁)が浮かび上がるように下地の複 製の透明度(不透明度)のスライドバーを端に移動させた後、レイヤーの層をフラットにし、一枚の画像にします。 | ![]() ![]() |
| 36. | 上記の画像の上にマスク・レイヤーを置きます。レイヤー>新しいマスク レイヤー>全て見せる、と選んでいきます。 |
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| 37. | 額縁の外の馬以外の部分に丹念にマスクをかけていきます。 | ![]() |
| 38. | 出来上がった画像を保存(ペイント・ショップ・プロ形式)。 | ![]() |
| 39. | JPG画像としても保存します。 | ![]() |
如何でしたでしょうか。一つ一つ順を追っていったらそんなに難しく思われな いと思います。マスクをかける設定ですが肝心なのはブラシの色が白(マウスボタンが右になりました)、ブラシの 色が完全に100%出てることです。
この技法の各段階でも様々なバリエーションがありますし、表現方法も例えば 馬の足元の地面を残してその回りにガウスぼかしをかける、などという表現上のバリエーションも考えられます。皆さ ん是非御自分でお試しになって下さい。
本欄の記事内容について御質問がありましたら、 神原までお寄せ下さい。
第31号第2部、如何でしたでしょうか?今回は廣井信男氏の特別記事を いただきました。廣井信男氏は平成16年8月5日発行の 本誌第20号にも 宮古島についてのエッセーを寄稿されております。どうぞ併せてお読み下さい。廣井さん、どうもありがとうご ざいました!!!
面白いウェブサイトを見つけました。目の錯覚を利用して動くはずの無いも のを動かしているのです。 ここをご覧下さい。
松下電器+オリンパスの共同戦線に続いて、あっと驚くソニー+コニカミノルタ
の共同戦線が構築されました。
デジタル一眼レフカメラの共同開発で合意、
共同開発の狙いと背景、
ソニー、レンズ交換式デジタル一眼レフカメラに参入を御覧下さい。
これでペンタックスが取り残された感じがしますが、第一四半期のカメラ・レンズ等の部門の業績は芳しくないよ
うで売り上げは42%減。ペンタックスが組む(としたら)デジタル家電メーカーはどこでしょうか?
月刊第29号第2部と 第30号第1部 で御紹介しましたソフトウェアー、シー・イメージの「フォトのつばさ」がバージョンアップされました。 Ver.1.80では、画像の同時表示数を切り替える「レイアウト」ボタンが追加され、2画像および4画像のマルチ表示に 対応されました。
より良いメールマガジンを作り上げようと思っておりますので、皆 様のご質問、ご意見、ご批判、お励まし、お待ちしております。どうぞメール・マガジン「デジカメ作品交歓」 にふるって御投稿下さい。
メール・マガジン「デジカメ作品交歓」は発行責任者、木村元一、のウェブ・サイト http://www.dgck.net/index.htmlでご覧いただけます。
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