
姉妹誌
月刊デジカメ作品第30号第2部
月刊デジカメ作品第30号第1部(下記廃刊後記入)
「月刊デジカメ作品」は廃刊となっています。
続刊は
「デジカメワークス」(ここをクリック)をお楽しみください。
| 目次 | クリックすると各作品へジャンプします |
| 1 | 1. はじめに |
| 2 | 2. 今月の特選デジカメ写真 |
| 3 | 3. 特別記事 ・「デジ馬鹿」撮影旅行in Canada |
| 4 | 4. 第31号第1部編集後記 |
![]() Ansel Photo |
「月刊デジカメ作品29号でワールドプレスフォトコンテストが紹介されて
いました。事件関係が多い事実を伝える写真ですから見て楽しいものばかりではなく、なかには目を覆いたくなる
ような写真もあるのですが写真の出来の良し悪しに拘わらず事実を伝えて大きな価値を持つのがこの種の写真です。
絵の場合なども 名作なども単に綺麗とかの話では模写などの新しい絵の方が見栄えがするというものです。です
が、その価値は全く別の所にあるので、問題になりません。高松塚古墳なの壁画などもそうですね。 |
本欄のコンセプトは、過去1ヶ月(締切りは毎月19日)に姉妹紙
「デジカメ作品交歓会」に掲載されたデジタル・イメージ(デジカメ・イメージ、スキャンされた銀塩イ
メージ)の一部を、編集委員の推薦・投票によって選び、あわせて編集委員の論評をつけて読者の皆様にじっく
りと作品鑑賞をしていただくという目的を持ったものです。読者の皆様方からのご推薦も受け付け
ますので、是非編集局までお寄せ下さい。
推薦では、全国各地の風物,季節の話題、生活風景等の写真を読者の間で分かち合うこ
とを目的としている姉妹紙「デジカメ作品交歓会」の性格上、それらが選択の一要素となります。また、
新しい芸術表現の可能性を秘めているデジタル画像を扱う故に、自由な表現形式も高く評価され、本誌で
はそれらを推奨致します。所謂一般の写真コンテストにおける如き、優れた写真技術、写真撮影の難度、
及びある程度確立された審美感に基づく厳正な評価は、もとより素人集団である編集局には無理がありま
す。従って、これらの評価要素に関しては、各編集委員のそれまでの人生経験、写真経験、美的感覚等に
基づくものになります。
デジタルイメージをモニター上で正しく見る際には、モニターが正しく補正されてい
ることが条件となります。補正にはそれなりのソフトウェア、機器が必要とされますが、それが無い場合
、最低限必要とされるのはモニターの明るさとコントラストを調整することです。下に示した画像を使い
簡易補正されることをお薦めします。
明るさの補正は下の画像の特に最両端の白と黒が隣り合わせるものと区別できるよう
にモニターを調節します。

上記の明るさと色の補正を行うウェブサイト、 EasyRGB.com でモニターの色の補正をされることもお勧めします。詳しくは http://digicamworks.net/Gekkan/EasyRGB/EasyRGB.htmでのモニター補正の仕方をご参照下さい。
今月は、「デジカメ作品交歓会」の既刊#398号から#405号までに掲載 された写真のうち、6名の編集委員各々が選んだ「この1点!」22点と、編集委員と読者の投票によって選ばれた5点、 計27点を掲載します。順不同です。
「ジェイ」と「うぐい」と「風来坊」が選んだ「この1点!」
#400C号から 遠藤 チュウさん、(大阪市)の作品、 「水上バイク」

編集委員評: 「変わったアングルから捉えましたね。またカメラの設定などが 上手ですね。同じ遠藤さんの「藤森神社駈馬神事」(396号)の馬のようにぶれをいかして疾駆感を出すのもある ようですが、この写真も動画では見られないスチール写真の固有の世界です。切りだした部分が一連の流れの中でも っとも良いところかどうかで値打ちもいろいろ変わると思いますが、ジャンフの頂点で動きの止まった時は運動の連 続の切断点ですから次に何が起こるか期待に心を弾ませる一瞬です。遠藤さんはなかなかのテクニシャンですね。今 後もよろしくお願いします。」(by うぐい)
編集委員評: 「シャッターチャンスの良い作品ですね。海の色は如何でしょう ?明度+コントラストと彩度色相を補正して海らしい色を出したいですね?また左と上が少し窮屈なような?・・。」

(by 風来坊)
読者評: 「すごい瞬間が捉えられていますね。」(by 和田 義弘さん)
「ジェイ」が選んだ「この1点!」

おおかわとんぼ
「ジェイ」が選んだ「この1点!」

「ジェイ」と「B&W」が選んだ「この1点!」
作者コメント: 「関東の奥入瀬と称される尚仁沢で久し振りにフィルムカメラで 撮影した作品です。」

編集委員評: 「NDフィルターを使われたのでしょうか、川の流れがまるで雲のよ うに見えます。コントラストもよし、深い緑の色もよし。Yamatopさんの目は倒木に咲いた白い花に引かれて いたことでしょうね。」(by B&W)
「KASA」が選んだ「この1点!」
#400A号から、Yamatopさん(東京都)の作品、 「思い出の山々」
作者コメント:「デジカメ作品交歓会 編集部 御中
マガジン刊行400A号おめでとうございます。編集、配信など毎号大変なご苦労をなさっていると
存じますが、500号、1000号を目指しこれからもお力添え下さいますようよろしくお願いいたします。
写真を始めて6年、ピント、構図、露出 etc 掘り下げて行けば行くほど奥深く難しいもの
と悩んでいる時にこのマガジンを偶然知り、351号よりお世話になっています。毎週毎号沢山の投稿作品から撮影方
法を学んだり、四季折々の地域情報を知ることができ次号の配信が待ち遠しい毎日です。撮る楽しみ、見る楽しみ
に加えて「見て頂く」愉しみも覚え、拙作も何回か載せていただき感謝しております。
この度、400A号記念特集を刊行するとのお知らせを拝見し、写真と共に続けている山登りで撮
った’思い出の山々’12枚を投稿させていただきます。」

鳥海山夕景
「KASA」が選んだ「この1点!」
#400A号から、Yamatopさん(東京都)の作品、 「思い出の山々」
作者コメント:既出

冬富士
「KASA」が選んだ「この1点!」
#403号から、野澤 正之 さん(八王子市)の作品、 「デジスコで撮影」
作者コメント:「デジスコで撮影してみました。花はおよそ10メートル、鳥のうち鵜とオオヨシ キリは20メートル、カルガモは30メートルから撮影しました。結果はそれほどではありませんが、一眼デジに単 体望遠レンズを付けて撮り、ここまで拡大してみたものよりは、勝れていました。」

「KASA」が選んだ「この1点!」
#405号から、野澤 正之さん(八王子市)の作品、 「バラの若葉に集る水滴」

編集委員評: 「画面の対角線に当たる部分に葉を持ってきて、尚且つ主役にな る水滴を、画面の中心から外した対角線上に持ってきているところに、撮影された野沢さんの非凡さを感じます。オ シャレなマクロレンズの使い方だなと思い、選ばせていただきました。」(by KASA)
読者評: 「前回に続きマジカルな素晴らしい水滴ですね。」 (by 和田 義弘さん)
「うぐい」が選んだ「この1点!」

「アカカワセミ」使用機材:LEICA APO TELEVID77 +30XWFA+SONY DSC-W7
編集委員評: 「この写真が一連の潮時さんのすばらしい野生の鳥の写真の中で 特別優れたというわけではありませんが、カワセミ博士の野澤さんも真っ青?の珍しい赤カワセミ、潮時さん自身感 激されているように対象が珍しい鳥という事もあってこれを取り上げてみました。潮時さん、野澤さん、平井さんの 話を読んでいると、ちよっと変わった野鳥の撮影はことのほか大変のようで、場所の選択、デジスコなどの大きな装 備、その上時間やタイミングに恵ぐまれないとなかなか撮影とはいかないようです、皆さんの努力と苦心が偲ばれま す。珍しい野鳥の写真を有り難とうございました。」(by うぐい)
「うぐい」と「風来坊」が選んだ「この1点!」
#404号から、翠光(光嶋 次男)さんの作品、 「棚田」
作者コメント: 「棚田は日本の原風景のひとつだ。田舎育ちの我々は、涙の出る ほどの風景がある。写真よりも、現地の緑の風や土の匂いの中で、重なり合う棚田を斜面から見おろす。テレビでよく 見かける風景でもあるが、そんなに行けるチャンスはないことだと思う。しかし写真というもの、見知らぬ地に行けば 様々の出会いがあって、それはそれで嬉しくも楽しいが、頭に描いた写真には、ほど遠い作品になってしまう。期待が 大き過ぎるからである。追い求めて今日も明日も一人走り続けるが、その見事な景観に遭遇するだけでも幸せである。」

信州更埴千曲川沿いから少しのところ急坂をのぼる。日本棚田百選の姨捨「田毎の月」である。水田に田毎に違う月
模様が映るという。
「帰る雁 田毎の月のくもる夜に」蕪村
編集委員評: 「棚田は日本人の勤勉さと貧しさの象徴のような景色といわれて
いますね。この写真も景色としてもすばらしいものです。よくぞここまでと段々畑で働く人の苦労がしのばれます。
牧歌的というにはあまりにも厳しい農業の姿は経済合理性に添わない何らかの他の価値観によって支えられていて、
それが商品経済に組み込まれて忙しい日常を送る私たちに不思議な感慨をもたらしてくれるのでしょう。写真が芸術、
アートとしてだけでなく折々の社会の断面を表現、あまり知らなかった事へインターネットなどを介して知らされる
きっかけになったりするのは現代の特徴なのでしょう。食料の自給率がよく問題になりますが、平地、耕地の少ない
我が国で食料生産のため営々と開拓してきた先祖からの遺産ですが、近年若い担い手の減少などにより荒廃化が進ん
でいるとのこと、いろいろ考えさせられる写真でもありますね。
全国棚田(千枚田)連絡協議会 」(by うぐい)
編集委員評: 「田植えの終わった棚田、良い風景ですね。思い切ってトリミン グをすれば、右、下方向にも棚田が広がっているような錯覚を抱かせる作品になるでしょう・・。」

(by 風来坊)
「うぐい」が選んだ「この1点!」
#400C号から、アラジンさん(福岡)の作品、 「熊野古道を歩く」
作者コメント: 「熊野古道を歩きました。」

那智の滝
編集委員評: 「神武天皇を熊野から大和へ導いたとされる神話にでてくる八咫 烏(やたがらす)がサッカーのJFAのエンブレムマークに使われています。選手が皆もう一本足が欲しいということ なのでしょうか。神武天皇の東征その道中に出会った「那智の滝」は感動的で神々しいものだったのでしょう。赤い 三重の塔は昭和47年に造られたようですが、130Mを超える那智の滝、世界遺産の「熊野古道」の美しい風景の 一つです。フレーム構成もやや絵葉書的ですが、落ち着いていて好感が持てます。熊野古道は、熊野三山(熊野本宮 大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)に詣でるための道です。世界遺産として登録されている「紀伊山地の霊場と参 詣道」を構成する参詣道のひとつ、熊野参詣道の通称のようで各道に造られている石畳は遺産そのものです。ご苦労 さんでした。」(by うぐい)
選者コメント: 「風来坊が選んだこの1点。独断と偏見で少し独り言をつぶ やいてみます。構図、画像処理等の参考(?)になればと思います。」(by 風来坊)
#400B号から、山下 晃生さん(牛久市)、 「札幌駅のJRタワー」
作者コメント: 「いつもありがとうございます。400号をお祝いして4枚お送 します。会社勤務で9年過ごした札幌の町へ4月末、3年ぶりに訪れました。まだ、春浅い北の町とてお目当ては、新 名所のJR札幌駅のJRタワー173mの38Fから、まだハッキリとしない町を収めました。展望階についている トイレがまた名物爽快です。」

編集委員評: 「高層のガラス越しの美しい展望風景、コントラストの無いフ ラットで眠たい写真になりますね。せっかくの街や建物の写真が・・。コントラスト・明度・ピント補正でシャキッ とした写真にしては?・・。」

(by 風来坊)
#400C号から 遠藤 チュウさん(大阪市)の作品、 「水上バイク」
既出
#404号から、翠光(光嶋 次男)さんの作品、 「棚田」
既出
#404号から、金子 久隆 さん(横浜市)の作品、 「ハナショウブ」
作者コメント: 「横須賀しょうぶ園(横須賀市)は7000平方メートルの 田に、江戸系、肥後系、伊勢系の鮮やかなハナショウブが今が盛りと咲き誇っておりました。菅笠に紺絣をまとい 花殻を摘む姿は、咲き競う花に情緒を添えておりました。」

編集委員評: 「花菖蒲畑の早乙女、良いシーンですね。早乙女の衣服・たすき の赤をもう少し明るい赤に(ガンマ・明度・コントラスト補正)、しては如何でしょう。左と上はチョット窮屈では ・・。」

(by 風来坊)
「桃源」が選んだ「この1点!」

牛にひかれてでおなじみ善光寺
「桃源」が選んだ「この1点!」

牛にひかれてでおなじみ善光寺
「桃源」が選んだ「この1点!」

「桃源」と「B&W」が選んだ「この1点!」
#400B号から、高島 肇さん(寝屋川市)の作品、 「高槻シャクナゲ園」
作者コメント: 「このところ、デジカメ作品交歓会の発刊が頻繁で、編集者の方 々のご苦労が忍ばれます。本当にご苦労様です。私も負けじと久しぶりに投稿させていただきます。といっても、カレ ンダー通りの休みしかとれない身では、週末の天気が気になります。先日(15日)高槻市のシャクナゲ園に行ったとき の写真です。シャクナゲのほかに棚ではなく自然に育ったフジやエビネラン、かきつばた、つつじ、シャガなどもあり 、結構楽しめました。」

編集委員評:「躑躅の花央の青蛙。蛙にピントが合い、周りのピンクがぼけている分幻想的な雰囲 気を漂わせている。この蛙ほど幸せな蛙を見たことがない。すっぽりと過不足なく居場所を得ている。偶然の出会い であろうが、それをファンタジーに変えている。」(by 桃源)
編集委員評: 「高槻シャクナゲ園の作品は13点ありましたが、どれもこれも よい作品ばかりでした。筆者の気に入ったのはシャクナゲとアマガエルの作品。色彩のコントラストで選びました。 カエルさん、かわいらしいですね!!」 (by B&W)
「B&W」が選んだ「この1点!」
#398号から、白井さん(大垣市)の作品、 「花フェスタ2005ぎふ」
作者コメント: 「県営花フェスタ記念公園で開催されています「花フェスタ 2005 ぎふ」へ16日に行って来ました。圧倒的なバラで、7000品種6万株とのことです。会場の至るところにバラ園が設けられ て、美しい花を楽しみましたが、実際には20日過ぎから6月上旬が一番の見頃になるようです。#397号では皆さんの綺麗 なバラが掲載されていますので会場の雰囲気の一端をお送りします。」

遊歩道は色とりどりの花でいっぱいです。
編集委員評: 「今月は、数多い花の写真の中で一番目を引いたのが白井さんの ケシの作品でした。白井さんは花の色彩を引き出すのがとても上手だと思います。ピントもぴったり決まっています!」 (by B&W)
読者評: 「清純な花の感じが良く出ています。」 (by 和田 義弘さん)
「B&W」が選んだ「この1点!」
#400A号から、廣井 信男さん(埼玉県)の作品、 「Stage」
作者コメント: 「当然の事ながら誰もが昔は子供だった筈だが(笑)子供の発想 ・視点には驚かされる事が多い。2〜3年前だったか、私のNikonF5を見て“このカメラ、液晶画面が無いよ” と言われた時には絶句した。子供にとって『カメラ=デジカメ』であり、写真は撮ったら即座に見る事が出来る物なの かも知れない。撮影データ:E−300&11−22mm。ESP(分割)測光。プログラムAE&AF。」

編集委員評: 「廣井さんのお話では、この作品はリハーサル風景だそうです。 とても不思議な感情を呼び起こす作品です。子供達のバンドですが、こうしてバンドユニフォームを着ている後ろ姿は 一見大人たちのバンドかと見間違えます。暗い客席の頭上にある幾何学的に並んだ照明で、まるでバンドがUFOの 出迎え式を行っているようですね。廣井さんの鋭い視点はいつも我々を驚かせます。」 (by B&W)
読者評: 「舞台裏から演奏会の写真、迫力があります。」 (by 和田 義弘さん)
「B&W」が選んだ「この1点!」
#401号から、大森 美津枝さん(美作市)の作品、 「とっとり花回廊」
作者コメント: 「ブリーフケースに送る件、まだ良く理解してないので今までど おり送ります。先月25日、『とっとり花回廊 』 に 写真サークル17名で行ってきました。ちょっと時期が遅かった ようです。」

編集委員評: 「筆者の好きな花、ルピナスです。横長に捉えていてまるで近接 撮影のパノラマ写真のように見えます(銀塩APS)。スキャンされているためピントは甘く見えますが、前ボケ後 ボケが効いていて感じの良い作品に仕上がっています。」(by B&W)
「B&W」が選んだ「この1点!」
#404号から、翠光(光嶋 次男)さんの作品、 「棚田」
作者コメント: 既出

安曇野のわさび園 常念と有明富士に陽が沈む。映す夕陽を一緒に流してゆく水車はPM5;00に止まっていた。そ
こまでの計算はしていなかった。
編集委員評: 「水車、豊かな流れ、濃い緑、そして水面に映った夕日。心地よい
光景ですね。夕日のアクセントが良い色です。アンダーで撮られたら夕日がもっと引き立ったことでしょう。カメラ
のホワイトバランスが迷ったのかマジェンタ色がかっています。デジカメではよく起きる現象です。レタッチを試みた
のが次の画像です。色調を整え、コントラストを下げ、アンダーにしました。残念ながら空の白はつぶれたままです
。」

読者評: 「水面の表情が綺麗ですね。」 (by 和田 義弘さん)
「B&W」が選んだ「この1点!」
#398号から、遠藤 チュウさん、(大阪市)の作品、 「当麻寺練供養」
作者コメント: 「去る五月十四日奈良県葛城市當麻町当麻寺で行われた練供養の
様子です。練供養とは中将姫が入滅された後、阿弥陀如来に導かれ西方浄土へ旅立たれたという故事を表現したパフォ
ーマンス(仏教劇)です。
今年、衣装が新調され、一段ときらびやかになっています。かつては阿弥陀様や菩薩様が登場され
ると参詣客が揃って合掌されたそうですが、今はそういう信仰心も薄れ、ただただカメラのシャッター音が響き渡りま
す。」

編集委員評: 「今月の遠藤さんの作品には#400C号の水上バイクの作品が光
っていましたが、あえてこの作品を選びました(恐らく他の編集委員の方が評を書かれるので(^v^)。
当麻寺は先月号で浅野照子さんの花の写真が掲載され、なにかと話題の多いお寺ですね。この作品
、どうしても引きつけられてしまいます。前もって何もこの行事に関する知識がないとすると、菩薩の顔がどこまで扮
する人の地の顔でどこからがお面の顔なのか、まるで菩薩役は菩薩の顔をした人が演じているような錯覚に捕らわれま
す。チベットやブータンにはチャム(仏教仮面舞踊)と呼ばれる似たような儀式がありますが、当麻寺のものは顔の表
現だけに限って言えば遥かに洗練されたものですね。」
(by B&W)
編集委員と読者の投票で選んだ作品(計5点)
#400A号から、Yamatopさん(東京都)の作品、 「思い出の山々」
作者コメント: 既出

秋晴れ 金峰山より
編集委員評: 「山の地形を知り尽くしているYamatopさんの金峰山からの富士の 眺望ですが、険しい山を登りつめ、山頂から見る富士は特別なものがあるでしょうね。山の天気は変わりやすく、この ようなシャッターチャンスに恵まれる幸運も実力の内、或いは足繁く行かないとないものと思います。雲海と山並みに 初夏の富士山を左に位置して素晴らしい構図だと思います。」(by ジェイ)
読者評: 「清々しい写真ですね、版画にしたくなりました。」 (by 和田 義弘さん)
#400C号から、神原 幹郎(チリワック・カナダ)の作品、 「光」
作者コメント: 「光、グラデーション、写真を撮る者の永遠の課題。」

編集委員評: 「一条の光と言うよりもあたかも山間から噴煙が上がるように山 頂付近の雲に光が射し込んでいます。一寸した光のコントラストが全体に不思議な雰囲気を醸し出しています。作品 における光と影がまるで生き物のように、その姿を変えて行く様を神原さんは見事に捉えています。」(by ジェイ)
#400A号から、遠藤 チュウさん(大阪市)の作品、 「十五夜の薬師寺」
作者コメント: 「デジタル使うとこのような合成画像が簡単に出来ちゃい
ます。デジタルの醍醐味はこんなところにあるのではないでしょうか。ちなみにこの画像は銀塩写真では作る事は
出来ません。われと思わん者は銀塩写真でやってみてください。
月2400ミリ(デイライト設定)、塔200ミリ(タングステン設定)で撮影しています。
奈良県奈良市西ノ京大池西端から撮った薬師寺の塔と十五夜の月です。」

編集委員評: 「まぁ大げさなお月さんですね。薬師寺は東西に山並みが見える 地形ですから、普通はない風景なんでしょう。(^○^) 以前 PhotoShop のキャッチコピーに「良いウソは写真を幸せ にする」なんてのがありましたが高田好胤(元薬師寺館主、故人)さんがご覧になったら大きなお月さんを見てビッ クリ仰天されるでしょう。ティコやコペルニクスなどのクレーターもよく見え薬師寺のシルエットとは良い組み合わ せです。天文写真も写真の大きな一分野ですから組み合わせを研究、工夫すると面白そうです。まぁソフト次第とい うところでしょうか。いろいろな画像ができそうです。以前山田さんの卵のコラージュ作品がありましたが、皆さん にもこのような実験的な作品もどんどん作ってもらいたいと思っています。ただしその場合でも騙しっぱなしは困る ので説明はしてくださいよ。私なんかは人が良いので(^○^)すぐ信用してしまいますからね。技術は遠藤さんの方が 上ですから余計な事を書くことはないでしょう。」(by うぐい)
#405号から、伊藤 迪夫(Miti)さん(川崎市)の作品、 「大船植物園にて」
作者コメント: 「梅雨の晴れ間を利用して大船植物園でのんびりしてきまし た。菖蒲が満開、熱帯植物園も色鮮やかな花にあふれていましたが、予期せぬ鳥も現れて楽しめました。」

ハクセキレイ
編集委員評: 「ハクセキレイのひょうきんな踊り、良いシャッターチャンス をものにされましたね。画質もシャープで構図も良いと思います。灰色の背中、羽の一部が茶色で亜種のハクセキ レイかも?と思いました。」(by 風来坊)
#405号から、百瀬 さん(塩尻市)の作品、 「乗鞍岳の若葉」
作者コメント: 「乗鞍高原は、今が春の真っ盛りで、一面の黄緑色です。」

編集委員評: 「いささかハイキー、ローコントラストで絵画調に仕上げて いますね。春の持つ淡い感じがよく表現されていると思います。」(by B&W)
読者評: 「百瀬さんらしい繊細な日本画のような写真です。」 (by 和田 義弘さん)
![]() Waitress Photo |
今回、私達夫婦は、デジカメ作品交歓会のご縁でお知り合いになった、カナダ BC州チリワックにお住まいの月刊デジカメ作品編集長・神原さんご夫妻のご案内で、バンクーバー、ビクトリア、チリ ワック、ジャスパー、バンフをデジカメ撮影旅行してきました。 昨年12月、神原さんご夫妻が日本に帰国されていた際、岡山と大阪で神原さん ご夫妻にお会いすることになっていたのですが、神原さんが過労のためお会いすることが出来ず、今回それを実現する ため、こちらから訪問いたしました。 カナダでの交通手段は、神原さん所有のモーターホームを使って廻って下さいま した。 ツアーメンバー6名はほとんど初対面の者ばかりでしたが、まるで旧来の知己の ように終始和気藹々と話がはずみ常に笑い声が絶えず、大変楽しい旅行をいたしました。これもデジカメが取り持つ ご縁というものでしょう。 |
6月5日、関空16時30分発エアカナダ機で出発、バンクーバー到着後フェリー でバンクーバー島へ、ブッチャートガーデンを散策、その日はビクトリアに宿泊。
2日目はビクトリアの市内観光、バンクーバーに戻り、スタンレーパーク、ガスタ ウン、中華街を観光し 神原邸にお邪魔しました。翌日は1日中ゆっくり過ごさせて頂き、これまでに撮った写真の保存、RAWの現像方法など のレクチャーを神原さんにお願い致しました。
4日目いよいよ待望のカナディアンロッキーに出発です。チリワックを出発し、途 中ではロブソン山などのロッキー山脈を見ながら、景勝地、名所では車を止めて撮影、ジャスパーに到着。
ジャスパーでは2泊、ウイスラー山頂まではロープウエーで登り、山頂からロッキ ーの自然を満喫、マリーン湖をクルーズ船で回遊、マリーン渓谷、アサパスカ滝、コロンビアアイスフィールド、ルイー ズ湖などを観光、バンフへ。
バンフでも2泊、シャトー・レイク・ルイーズでの豪華な食事、モレーン湖、バン フの街並を散策し、翌朝バンフを出発、夜遅くチリワックの神原邸に無事帰還。
チリワックでは、神原邸の2階ベランダから夜景や向かいに広がる山々,虹などを 撮影、また、フレーザー川、サーディスパークに連れて行って頂きました。
カナダ滞在中は好天に恵まれ、ジャスパー国立公園、バンフ国立公園への行き帰り には、多くの動物たちに出会え、デジカメ出来ました事は非常にラッキーな出来事でした。主に出会った動物たちは、プ レーリードッグ、ホワイトテール(鹿)、狼、マウンテンゴート(山羊)、ビッグホーンシープ、熊、エル ク、カナダ雁等でした。
今回のツアーは、一般のツアーとは異なり、時間に束縛されず神原さんご夫妻の
通訳付で自由に巡って頂き、総走行距離約2500km、総撮影枚数約4000枚におよぶ12日間の本当に楽しいデジ
馬鹿撮影旅行でした。
神原さんご夫妻には多大なご迷惑をおかけいたしましたが、快く我々を受け入れて頂き、美味しい
お料理で歓待して頂きましたこと、心からお礼申し上げます。有難うございました。















注記: 大森保武氏のホームページもご覧下さい。
付記 by 神原幹郎
デジ馬鹿は3人でしたが、大森夫人は過去何回も「デジカメ作品交歓会」でスキャン された銀塩写真を投稿されている銀塩派です(今月号の「この1点!」参照)。 従ってカメラマンは4名。忙しい撮影でした。幸い、口から生まれたと自認 する残りの2名はおしゃべりに花が咲き文句も言わず、旅行はスムースにいきました。
飛行機恐怖症の大森氏、和田氏は最後まで躊躇するところありましたが、乗ってしま えばどうすることも出来ません。(^v^)搭乗に際し、大森氏が奥さんのパスポートを持って先に進んでしまい、あわや 奥さんを置いてきぼりにするというハプニングがあったようです。(この時点で大森氏の頭の中は「カナダでデジカメ をする」しかなかったようです)。(^v^)

この2名のデジカメ人と旅行を共にするにつれ、デジカメが如何にお二人の 人生に於いて大きな位置を占めているかを詳細に観察することが出来ました。そのエピソードの幾つかを御披露しましょう。

旅行5日目、マリンレイク・メディシンレイク・マリン渓谷・オオカミ撮影の帰路
の車中
で大森氏はジャスパー駅の撮影について一言三言おっしゃられましたが、皆の話題は夕食を何処で摂るのか、前夜ホテル
の前で皆と会話をしたケベック人が薦めるステーキハウスはどうか、よしそこにしよう、などという会話になって、車は
駅を通り越してステーキハウスの近くに止まりました。
しかしながら、大森氏の頭の中は「ジャスパー駅撮影」で停止していたのです。
車から出るなり駅を目指してスタコラサッサ。後から車を降りたメンバーは、「大森さんはあっちへ向かって行ったけど
どうしたのだろう?」とあまり気にも留めずにステーキハウスの前に。待つこと30分、大森氏は帰らず、皆は心配
をし始めました。筆者が大森氏捜索に出かけました。結局大森氏は戻ってきましたが、食事前のミーティングで
の皆さんの結論は、大森氏は「病気」で「かなりの重症」ということになりました。もちろん病気の名前
は「デジカメ病」です。(^v^)(^v^)(^v^)

旅行8日目。このエピソードは証拠写真を皆さんにお見せいたします。バンフを離 れボウ川沿いの国道を西へ行くこと約30分。雨の時折降る朝でした。対岸の前方の山の頂には雲や霧がかかり撮影チャ ンス。
足元にはタンポポの花の株が。どうやら和田氏は前景のタンポポ、後景の山の組み 合わせという構図に決めたようです。



おまけの写真をお見せします。


大人(たいじん)の風格ある大森氏、気さくで笑顔の絶えない和田氏、料理の腕も 一流のしっかり者の大森夫人、それぞれ 個性のある方々でしたが、写真に賭ける執念たるやそれは凄まじいものがあります。(^v^)
最後に、筆者を含めた3名の馬鹿さ加減を示す写真を載せましょう。我々3人は この写真を見る毎に、「アホやな〜。」と呟いてしまうのです。

今月号の作品選考では山田彰一プロ、大阪の和田義弘さんに参加していただきま した。山田先生、和田さん、ありがとうございました。また、特別記事をお寄せくださった大森さん、和田さんに感謝 申し上げます。
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