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SmallTitle姉妹誌

第14号

平成16年2月1日発行

(下記廃刊後記入)

   (「月刊デジカメ作品」は廃刊なっています。
続刊はデジカメワークス」(ここをクリック)をお楽しみください。)

1 はじめに

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   日経インターネットソリュージョンという雑誌が休刊になり残額振替 えのために「日経パソコン」を申し込みました。ペーパーメディアの経済環境の厳しさをあらわしているよ うです。ところでその中で、今年2004年は「パソコンできるが変わる年」と位置付ける、とありました 。何かというと今や、パソコンを使えるのは常識となってしまった事、パソコンの使用環境がブロードバン トによって大きく変化し、いわゆる「ユビキタスコンビューティング」が現実の事となってきた、という事 から普通にパソコンを操作できるだけでは不十分、という事のようです。「パソコンが使える」というだけ では最早、社会的にはさしたる意味を持たない日常茶飯事と化し、新しく登場してきた各種のパソコン関連 のコンテンツを使いこなさなければ「パソコンが出来る」と云えない、という趣旨のようです。
   eグループなどでも折にふれて話題にしてきましたが、デジカメも同様で、デジカメも ハード任せで撮っているだけでは物足りなくなくなってきたと言えるでしょう。ハードや周辺ソフトも充実 してきていますからそのままでも悪いとは云えませんが、できれば一歩進んで、従来とは違った使い方を 研究していく必要があるでしょう。高級機では RAW などを使ったり、中級機でも Exifデータなどチエック しながらマニュアルモードに挑戦するとか、レタッチソフトなどの活用も色々考えると共に、一方では進歩 する社会との関わり方も新しいインターネット環境に対応していく必要が起ってきていると考えられます。
   試行錯誤もあるでしょが当プロジェクトでも何を生み出すことが出来るのか皆さんと ともに考え、実行していきたいと考えています。目標として試案をeグループにあげておきましたが、当面 はExifデータの表示や画像サイズを800ビクセルにしてみるとかレタッチ&コラージュ活用作品を取り上 げるなどしていきます。議論や作品への皆さまの参加を期待しています。」

(発行責任者:木村元一)


2 今月の特選デジカメ写真


   本欄のコンセプトは、過去1ヶ月(締切りは毎月19日)に姉妹紙 「デジカメ作品交歓会」に掲載された優秀なデジタル・イメージ(デジカメ・イメージ、スキャンされた 銀塩イメージ)を、編集委員の推薦・投票によって選び、あわせて編集委員の論評をつけて読者の皆様に じっくりと作品鑑賞をしていただくという目的を持ったものです。読者の皆様方からのご推薦も受け付け ますので、是非編集局までお寄せ下さい。

   今月は、「デジカメ作品交歓会」の既刊#245号から#247号までに掲載 された写真のうち、5名の編集委員各々が選んだ「この1点!」計11点と、いつものように編集委員の投票 及び推薦によって選ばれた11点、新人紹介として1点、計23点を掲載します。順不同です。



「風来坊」が選んだ「この1点!」

#247c号から、和田義弘さん(大阪市)の作品、「メリケンパーク」

作者コメント:   「先日、何十年ぶりかでメリケン波止場、中突堤 (現在はメリケンパーク)に行ってきました。以前からみると全く様変わりをしていました。神戸港震災 メモリアルパークには、阪神大震災当時の状況で岸壁がそのまま保存されています。今年はこの1月17 日で阪神大震災から9年、そこは当時の生々しい風景そのままですが、一方ではおしゃれなレストランな ども出来ていて若者達の憩いの場となっています。公園では平和印のハトが日向ぼっこをしていて、大震 災の記憶とは裏腹に大震災は遠い昔話のように思えてしまいました。」

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編集委員評:   「震災の悪夢から9年、復興が進み、傷跡は少なくな って来ていますが、和田さんのこの作品は、記憶を思い起こさせるに充分な、写真表現が出来ているとおも います。点景の見学されているご夫婦の気持ちも伝わってくるようです。今や日本全国どこでも類似規模の 地震が発生の可能性があるそうです。日頃の備えに気をつけたいものですね。」(by 風来坊)


「スカイウオッチャー」が選んだ「この1点!」

#246b号から、長谷川進さん(滋賀県彦根市)の作品、「鉢植えの木瓜(ぼけ)」

作者コメント:   「私もお陰さまにて元気につつがなく過ごさせてもら っています。また当方もケーブルテレビを取り入れたため、それを利用して快適にHP写真拝見させてもらっ ています。画像も大きく見易くなって綺麗で素晴らしい写真ばかりですね。写真、ここに三点添付させて頂き ました、また見て下さい。」

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編集委員評:   「今年一番の寒さが身にしみるこのごろです。そんな中 で交歓会の写真を見ていたところこの写真に目が止まりました。目に飛び込んできた赤い花びらに暖かさを感 じました。ほっとする1枚でした。長谷川さんの写真は久し振りに拝見しました。身の回りの風景を、丁寧に 優しい視点で切り取られていると思います。これからも素敵な写真を見せてください。」(by スカイウオッチャー)


「無精ひげ」が選んだ「この1点!」

#245b号から、野澤正之さん(八王子市)の作品、「メジロと柿」

作者コメント:   「昨日は富士山に夕日が沈むというので、陣馬山ま でデジカメに行きましたが、はるかに右の方に寄っていた上、雲もなく、平凡な夕焼しか撮れませんでした 。明日か明後日、高尾山に行ってみようかと思っています。少し日にちが経ってしまいましたが、残り柿を ヒヨドリが食い散らかして、皮だけになってしまったのをメジロが食べているところを撮ってみました。」

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編集委員評:   「野澤さんの写真はいつも詩情が伝わります。山里の 柿の木は、下枝の柿は旅人のため、梢の柿は鳥のため、残しておくのが日本人の心と、伝えられているその ものです。「木守柿」は俳句の季語にあり、広辞苑によると「来年もよく実るようにとのまじないで木に取 り残しておく果実。」だそうです。メジロがしっかりと小枝に掴り、逆さになって木残り柿を啄ばんでいる 微笑ましい写真は、高級な望遠カメラがあれば誰でも撮れるものではなく、撮影者の円満な人柄があって初 めて撮影される傑作写真です。」(by 無精ひげ)


「桃源」が選んだ「この1点!」

#245b号から、野澤正之さん(八王子市)の作品、「紅花の大文字草」

作者コメント:   「紅花の大文字草のバイト数も変更しました。」

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編集委員評:   「この花に今までお目にかかったことは無い。どんな 環境に咲くのか知らないが、魅力的な花である。特に紅色がいい。日本原種の花というより南米辺りの蘭系 統の花色のような気がする。左の花に焦点が合いその他がぼけるのは望遠レンズの効用なのか。小生のカメ ラではこうはぼけない。勉強課題である。」(by 桃源)


「うぐい」が選んだ「この1点!」

#245c号から、kemari (asano teruko)さん(富田林市)の作品、「二上山麓とレタッチ(残る紅葉)」

作者コメント:   「溜め息の出る景色や夜景 江戸情緒あふれる街〜〜〜 TVではゆっくり見られない羽子板市などを見せていただいてほんとうに有難く思っています。JTrim を取り入 れてありましたが、使いかたも分からずにいましたが、ひげふじさんの真似をしてやってみましたら、結構楽し くなりましたし色使いなどにも 工夫すれば面白そうです。好き勝手に名前をつけましたので、おなぐさみに見 てください。」

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編集委員評:   「奈良と大阪河内[かわち]の境に雄岳と雌岳が並ぶ二上 山。奈良側から眺める二上山に沈む太陽の美しさゆえに、西方浄土の入口として神聖視されてきたとか。金剛 生駒国定公園中、自然公園「万葉の森」としても整備が進められているそうで前回紹介していただいた当麻寺 からも近く史跡・名刹の多い古都奈良ならの景色です。
   今回は風景としてよりも、レタッチソフトを使った画像として取り上げてみました。5点 組の中から額縁風の一点ですが、色々試してみるという気概を買いました。レタッチ&コラージュを使ってお 得意の俳句なども織り込んで古都の風情や万葉のいろいろを楽しい作品にして紹介してください。楽しみにし ています。」(by うぐい)



「B&W」が選んだ「この1点!」

#245b号から、umi(崎本)さん(熊本県天草郡)の作品、「雪景色など(天草)」

作者コメント:   「天草も急に寒くなり、今朝は雪がうっすらと積もっ ていました。家の周りを写してみました。」

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編集委員評:   「思はず目がくぎ付けになりました。ただ単に庭を 撮影しただけと思われるこの写真は、日常性を離れてシュールレアリスティックな雰囲気を提示していま す。
   連想して出てきた想念は、昭和30年代、40年代のテレビドラマのスタジオ・セット のことでした。当時は今のようにセットに十分お金をかけることも無く、その技術も拙いものだったのでそ れらしくは見えるように努力はしているものの現実的でないはっきりと「作り物」の世界で現実ではないド ラマが演じられていたのです。
   光は本当に太陽光なのか、連続性のない背景の後ろは何があるのか、無造作に置か れた瓶やホースは何に使ったのだろうか、空にぴんと張ったものは飛行機雲なのか、それとも撚り線 の電話線なのか洗濯ロープなのか?見る者を、何なのか、何なのか、と引き付ける不思議な魅力を持った作 品です。ある種の懐かしさを呼び起こす作品でもありますね。
   作者の崎本さんは246b号で「大江教会ライトアップ」の作品を提出しておりますが、 この写真も不思議な魅力を持っています。作品は明らかに長時間露光によるブレを示していますが、それに よって、所謂「印象派主義」的な作品に仕上がっています。写真は感性で撮るとしたら、作者は十分それを 備えていると言えるでしょうね。」(by B&W)


「風来坊」が選んだ「この1点!」

#245d号から、井上 純一さん(茨城県岩井市)の作品、「長津田の子供の国(メタセコイヤ)」

作者コメント:   「皆さんの投稿の中に少しずつ年末らしいナイトイ ルミネーションが増えてくるような気がしています。丸の内のミレナリオももう間もなくですね。先週末の 続きですが、14日に長津田の子供の国に行って来ました。天皇・皇后の御成婚の記念施設ですが、昭和4 0年5月5日に開園したとの事。今回二回に分けて投稿いたします。先ずは園内の大きなメタセコイヤ(ア ケボノスギ)と椿それとのんびりした羊の放し飼いや丘陵地域での親子の遊びのデジカメです。よろしくお 願いいたします。ではまた。」

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編集委員評:   「メタセコイヤの林の中から見上げた、透けるような 青空。冬枯れの葉の色と、青空が上手く調和し、ピントもシャープで、臨場感のあるすっきりした作品に仕 上がっていますね。画面一杯に木を取り込み、余分な空間を削ぎ落とした縦構図も成功していると思います 。また、画面下方にも後方のメタセコイヤが写り、林の広がりを感じさせてくれます。作者の計算された作 画意図が伝わってくる良い作品だと思います。」(by 風来坊)


「スカイウオッチャー」が選んだ「この1点!」

#247d号から、井上 純一さん(茨城県岩井市)の作品、「子供の国(横浜)」

作者コメント:   「246号の皆さんの力作を目の辺りにすると、投稿 も怖気付いてしまいますが、昨年末のこどもの国のスナップと正月に横浜南町田のグランベリーモールと言う ショッピングモールで、獅子舞と大道芸を見ましたのでそのスナップを送信します。(獅子舞などは少し下に あります)。」

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編集委員評:   「縦位置の構図でシャープさと立体感を感じました。手 前の影と頭上の枝の黒さが遠景の緑色の屋根との対比を強調させ画面に深さ(奥行き)を与えていると思いま す。人物の表情が撮れているとよくなるのではと思います。立体感のある写真を撮りたいと思っている私には 参考になる1枚です。」(by スカイウオッチャー)


「桃源」が選んだ「この1点!」

#246a号から、平井 寛さん(兵庫県加古川市)の作品、「富士の初日の出」

作者コメント:   「富士山詣出も今年で2回目、大晦日の夜半から、 星空が顔を出し、田貫湖からの初日の出を拝むことが出来ました。分割平均測光から露出を2アンダーに し、太陽周辺が白飛びするのを抑えて、撮っています。また、今年から星の写真にも挑戦しようと思って いますが、上弦の月明りで条件は良く有りませんでしたが、富士山から昇る星と持参した小型天体望遠鏡 を使いオリオン星雲を撮ってみました。」

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編集委員評:   「去年の初日の出もすばらしかったが、今年は一層美 しい。日が出る前の山際が明るくなり山のこちら側が暗いコントラストが富士を浮き立たせるのか。富士の 上の流れ星(?)も効果的である。平井さんは技術も素晴らしいと思うが、この写真を撮るために撮影条件 を揃えるための努力に敬服する。行動の人なのだ。求めなければ与えられない。」(by 桃源)


「うぐい」が選んだ「この1点!」

#246a号から、平井 寛さん(兵庫県加古川市)の作品、「富士の初日の出」

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編集委員評:   「見事な富士の初日の出、写真でもこれだですから現場 にいあわせると感激も一入、苦労の甲斐があったと思われる一瞬でしょうね。天気にも恵まれ、平井さんの 技術が生き生きと2004年の幕開けをとらえた秀作だです。何処から何時とっても絵になる富士山とはい っても、年明けのひと時はこの時しかないのですから、特筆ものです。何か今年の先行きの明るさを予感し ているようです。いつも傑作を惜しみなく出して頂いて感謝していますが、今年もこの写真を出発に積極的 に作品を紹介していただくようお願いします。」(by うぐい)



「B&W」が選んだ「この1点!」

#246b号から、椿 勝彦さん(北海道)の作品、「北海道から(白の世界へ)」

作者コメント:   「グループの皆様今年もよろしくお願い致します。 大晦日の23時に家内と二人で出掛け、隣町の「裸祭り」を撮りその後「襟裳岬」へ走り初日の出を撮り ました、一晩(13時間半)で2.8Gb520程枚撮りました(メディアをMOに空けながら。)「白の世界へ」 近郊の田舎道、太陽へ向かって道は延びて・・・・。」

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編集委員評:   「この作品を作者のホームページで初めて見た時強い 印象を持ちました。雲間から漏れた光が、雪道の轍の上の氷に反射しています。人っ子一人い ない山道の風景です。「太陽へ向かって道は延びて」と作者のコメントにありますが、このきつい坂道を 上りきったらどんな風景が開けるのだろうかと思わせる作品ですね。
   一見穏やかそうに見えるこの作品ですが、よく見るとかなりの緊張感を秘めた作品 だということがわかって来ます。そもそもこの傾斜のきつい坂道を滑らずに上がれるのだろうか、向こうか ら車が降りてきたらどうするのだろうか、などと考えてしまいます。
   この作品も、作者のライフワークとする北海道ならではの風景ですね。大好きな1点 です。」(by B&W)


編集委員の投票で選んだ作品(計8点)

#245a号から、森仁さん(名古屋市)の作品、「名古屋の夜景」

作者コメント:   「名古屋のイルミネーションです。私たち子供 の頃は、電気はもったいなくて、「消せ消せ!」とよく怒られたものです。今、このように素敵な電飾 を見られるのは、幸せなのかもしれませんね。名古屋駅と栄の町並みの写真です。皆さんのとっても素 敵なイルミネーションを見せてもらい私も投稿しました。よろしくお願い致します。」

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編集委員評:   「この作品を見て最終的に目の落ち着く先はなん と言ってもデジカメ付携帯電話のLCDに映ったイメージですね。ステージのイルミネーション(暖色系) と小さなLCDのの放つ光(寒色系)が対照的です。そしてイルミネーションの明るさと、人物の黒い影 も見事なコントラストをなしています。的確な露出設定でとっても魅力溢れる作品に仕上がっています 。作者の感性が光る作品です。」(by B&W)


#245a号から、平井 寛さんの作品、「雪景色(裏六甲三田)」

作者コメント:   「12月21日(日)この冬一番の寒波で、 山間部は雪景色の朝を迎えました。朝6時に起き、被写体を求め、裏六甲三田の辺りをうろうろして来 ました。朝日に輝く雪も、11時頃には概ね融けてしまいました。」

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編集委員評:   「釣のボートの二人に焦点を合わせて、水面をぼや かす。どんな技法で可能になるのか知らないが、幻想的な風景画を描いている。平井さんの写真はコント ラストのはっきりした明解な写真が多い中では、珍しい気がする。デジカメだから出来る世界なのだろう 。」(by 桃源)


#245a号から、Mitiさん(川崎市)の作品、「富士二題」

作者コメント:   「富士山の綺麗な写真を撮りたいのですが、晴 れていてももやっていたりしてなかなかチャンスに恵まれません。高度7千メートルからの富士山。福 岡出張時に晴天を期待して進行左窓側、主翼より前側を指定したら絶好の天気でラッキーでした。」

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編集委員評:   「7000米の上空からともなると地上とは違っ た格別の味わいがあります。 富士山はどこからみても素晴らしい姿をみせてくれます。ですが、かっ て昭和41年(1966)3月5日英国BOAC機が富士山麓に墜落するという事故がありました。この年はなぜ か飛行機事故が立て続けに起こったのですが、悪いことは重なるんでしょうか。富士山の美しさに魅入 られた機長の乗客へのサービスだったのでしょうか高度5000Mと富士山に近ずきすぎ乱気流に巻き 込まれたもので、124人全員死亡するという惨事になってしまいました。晴れた日の富士山は予測で きない乱気流があって飛行機にとっては非常に危険な所だということを皆に知らせた事件でもあり、美 しいものはまた危険も多いという教訓のようなことでもありました。7000Mともなると安全地帯に なるのでしょうか?ズームなどを活用すればそんなに近かずかなくとも写真には撮れそうですが肉眼の 印象とはまた違ったものになるでしょうね。普段は見られない富士山の変わった姿をみせていただいて 感激です。
    http://www.otenki.co.jp/wes/disaster/boac911.htm
(by うぐい)


#245d号から、大森保武さん(岡山県)の作品、「雪景色」

作者コメント:   「雪の朝10景送ります。」

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編集委員評:   「暮れに中国地方では珍しく降った雪景色の、山間部 にある地方都市の俯瞰風景です。雪景色がやわらかな夕日に映え、建物の屋根は白く見えるが、全体的に雪 に埋もれておらず、雪国ではない西国地方都市の珍しい雪景色が見る人に伝わってきます。
   縦位置の構図は、近景にはそれなりに幅のある川と橋が見え、わずかな平地は里山の近 くまで、学校や公共建物や道並に家が連なっている。中景はゆったりと起伏している山並みの空き地に白く 雪がみえて、ホテルでしょうか大きな建物がアクセントしている。遠景は、空の青に溶け込むように遠い山 脈が見え、街並みとなだらかな山並みと遠い山々が日本の景色になっている。わざわざ観光地に出かけて珍 しい風景を撮影したのではない、自分が住む町の良さがよくでているとおもいます。
   水分の多い日本特有の遠方が霞む風景には、デジカメ・ソフトで明るさを下げて、コン トラストを強めると、画像もメリハリが効いてより一層輝くとおもい、試しに明度を10%下げた画像を右側 に並べてみましたので見比べてください。」

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(by 無精ひげ)


#246a号から、廣井信男さん(埼玉県)の作品、「東京点描(干支)」

作者コメント:   「師走の一日。足の向くまま気の向くままに東京 を漂泊した私の記憶の断片です。」

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編集委員評:   「気を付けなければ、何気なく見過ごしてしまう、そ んな都会のミクロな風景を、見事にフレーミングした、感性と技術の高さに感心します。手前の針金のオブ ジェ、ガラス越しのサルとガラスに写った建物と太陽(逆かも知れませんね)を見事に組み合わせたすばら しい作品だと思います。写真の出来上がりをイメージし、見事に表現されていると思います。」(by 風来坊)



#246b号から、百瀬さん(信州・塩尻市)の作品、「湖畔」

作者コメント:   「信州も暖かい正月です。近くの池へ出かけました が、雪や氷が溶けて冬の面影はありませんでした。」

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編集委員評:   「撮影した正確な場所は分からないが、信州の冬で この程度の氷では、やはり温暖化を心配しなければならないか。御神渡りの神秘はもう味わえないのか。 「凍てゆるみ緊り信濃は黄夕焼 福田蓼汀」この俳句がこの画にはぴったりの気がする。百瀬さんの撮る 世界はやはり私には懐かしい。」(by 桃源)


#246a号から、竹下陽一さん(神奈川県)の作品、「吾妻山公園」

作者コメント:   「新年おめでとう御座います。本年も投稿させて頂き ます。よろしくお願いします。写真は神奈川県二宮町の吾妻山公園から。斜面一面に咲き誇る菜の花。早春 一番の花。冬とは思えない暖かい日差し、長閑な風景、平和を実感。同公園からの富士と相模湾です。」

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編集委員評:   「いい天気ですね。絶好のロケーションです。富士山を 中心にした大きさが感じられる写真だと思います。こういった構図の写真では緊張感が欠けることが多いの ですが右斜めに写った木の枝が画面に変化を与えています。又、菜の花の黄色が文字通り色を添えていると 思います。春が待ち遠しいですね。」(by スカイウオッチャー)


#247a号から、糠谷 健三さん(北海道河西郡)の作品、「樹氷」

作者コメント:   「今朝がた通りすがりに道端の木が樹氷に光っていたので デジカメしました。しばれて鼻の頭がちぎれそうに寒かったです。」

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編集委員評:   「雪国では「しばれて」樹幹が割れることもあるとか。 「寒い」では表現できない寒冷地雪国の方言の「しばれる」は、そのような寒さを伝えてきます。細い木々 に雪が吹き付け積もりホワイト・アウトの雪景色に、ぼんやりと日輪が林の上に見える、とりとめて何が有 る訳ではないが、身近なありふれた風景をカメラフレームに切り取った題材・構図は、日常的な雪景色の中 に暖かさが感じられます。」(by 無精ひげ)


#247a号から、有本勝さん(兵庫県)の作品、「左義長」

作者コメント:   「明石漁港に於いて1月に左義長が行はれます。今年 は1月12日 成人の日に行はれました。近辺では珍しい1月の行事です。」

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編集委員評:   「「鞍馬の火祭り」「秩父の火祭り」「アイヌのひまつ り」近くでは「さきたまの火祭り」あるいは大文字焼きなどもそうでしょうか、火祭りといわれる祭は実に 沢山あり各地で盛んに行なわれています。「左義長」という名前は知らなかったのですが、関東では「どん ど焼き」といわれているものと同じものですね。中学生の頃、伊豆に引っ越した年、夜中に枝に団子をつけ たものを持って山を上がって行き、火が鎮まるまで遊んで楽しかった事などを思い出しました。やはりお正 月のお飾りや書初めを炊いて学業の上がるのを願ったりするものでした。
   写真はやぐらの燃え上がる情景、巻き上がる煙や火炎がうまく捉えられており、また背 景の人家がそのスケールを示していて有本さんのベテランらしさを伺わせる作品です。」 (by うぐい)


#247b号、和(Kazu)さん(愛知県)の作品、「越前海岸から」

作者コメント:   「家族で北陸越前に行ってきました。日本海の 海の荒々しい波の芸術に見とれてしまいました。美味しい蟹も戴いて食も満足〜〜!夕日は天気が悪く て写せなくて残念でした。少し顔出した瞬間写しただけでした。写真の1番で真ん中に黒い点々が見え るのはサーファです。」

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編集委員評:   「冬の越前で「名物の蟹」はさぞかし美味だったこと でしょう。家族皆様共々、今年も良い年になることでしょう。
   水平線を画面上部1/3に置き海面を広く見せたのは良い構図だと思います。冬の波の高 い海に負けずにサーファーたちが遊ぶさまがデジカメされてます。波打ち際の砂浜の状態や、場所を示す海 岸の案内板などを写しこむことで、サーファーまでの距離感など、北陸越前の冬の海の場所を表示できたら、 より素晴らしい写真になったのではないかともおもいます。
   撮影者が自分で焼き付けしたオリジナル・プリントに価値があるのは、フイルムに撮ら れた情報を、撮影したときの感覚に加工して作品に仕上げるためです。デジタル画像の最大メリットは、暗 室作業のフイルム現像・印画紙焼き付けが、パソコン・ソフトで簡便に色々試して仕上げることが出来るこ とです。デジカメで撮影した生(なま)のデーターを、ソフト加工して自分の写真作品に仕上げてみてくださ い。
   私が勝手に私の感覚で加工してみましたので、参考に見てください。JTrimソフトで、明 度をすこし下げて暗くすることで、雲と海面の質感を出し、原画は縦横比率3対4ですが、サーファーまでの距 離を縮めるため1対2のワイド版に縦サイズを圧縮してみました。」
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(by 無精ひげ)


#247d号、木村元一さん(東京都台東区)の作品、「上野東照宮牡丹園にて (白ぼたん三兄弟)」

作者コメント:   「上野東照宮の牡丹園から3点。」

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編集委員評:   「藁の雪囲いの下に咲くピンク色がほのかに見える、 一本の幹から三本の枝分かれして咲く、満開と七分咲きと五分咲きの「白牡丹三兄弟」はよき題名です。 「立てばシャクヤク、座ればボタン」とその存在そのままで美しい牡丹を「けれんみ」なくストレートに 写して好感が持てる写真です。毎年、牡丹の時期には出掛けて最良の条件で撮影されている、木村さんな らではの写真といえるでしょう。」(by 無精ひげ)


今月の新人さんご紹介は
#246c号から、黒崎亨さん(横浜市)の作品、「湖面の紅葉など(紺碧の湖面 )」


作者コメント:   「北欧旅行の写真。題名:紺碧の湖面。撮影の 狙い:去年の夏北欧旅行のツアーに参加した時、コペンハーゲンのフレデリックスボー城の一廓が静か な紺碧の湖面に鮮やかに映っている光景に惹かれシャッターを切りました。ツアー旅行は行動を共にし なければならないので、三脚を据えてゆっくり撮影する時間などなく、急いで手持ちで撮らなければな りません。本当に気に入った作品を撮るつもりなら個人で旅行しなければならないと痛感しました。狭 い橋の上から広角レンズを使用して撮った為やや窮屈な感じがします。トリミングなしで送ります。」

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編集委員評:   「鏡のような湖面に映る古城、作者の感動が伝わ ってきます。ツアー旅行では天候も含め、撮影条件には制約がありますが、良く撮れていると思います 。欲を言えば、主役は湖面に映った古城ですから、もう少し明るく仕上げ、表情を出したほうが意図に 沿うたのでは・・と思います。これからも色々と旅の写真を期待しております。」(by 風来坊)



3 今月のデジカメ関連サイト・ピックアップ


   今月のお薦めウェブサイトは2003年度英国・アイルランドの優秀な 報道写真家を表彰する。 「The Picture Editors' Awards 」(写真編集者賞)のサイトです。

   最高の賞である「Photographer of the Year」(フジフィルム提供) はロイター通信のJeff Mitchell(ジェフ・ミッチェル)に、特別賞はガーディアン紙・ロイターのDan Chung (ダン・チャング)、Press AssociationのJohn Giles (ジョン・ジャイルス)、同じくPress Associationの Stefan Rousseau (ステファン・ルッソー)そしてフリーランス・デイリーテレグラフ紙のAbbie Trayler-Sm ith(アビー・トレイラースミス)に授与されました。 「Photographer of the Year」をご覧下さい。

   上記の写真を見ると、報道する事件に関与する人物の感情、事件の性格 を表す状況等が的確に描写されていますね。まさに「一瞬を撮り切る」 です。しかもそれらが優れて芸術的表 現になっています。英国の国内報道が主なので少しピンとこないのですが、ジェフ・ミッチェルの写真の場合、 皇太后の葬儀、ウィンブルドンのセリ−ナ・ウィリアムズ、タイガー・ウッズ、イラク侵攻などは判りますね。 ジェフ・ミッチェルはこの賞の他にも「Sports Photographer of the Year」(ニコン提供)にも選ばれてい ます。

   「The Picture Editors' Awards 」は他にも
   地方紙
   ローカル紙
   フォトエッセイ
   雑誌
   ヤング・フォトグラファー
   ニュース・フォトグラファー
   スポーツ
   特集記事
   芸能
   皇室
   白黒写真
   ビジネス・産業界(ロンドン市長賞)
   写真科学生

   が授与されておりますが、最後の学生への賞では、ウェストミンスター大学に在学中の 「Hiroko Enseki」という日本人もしくは日系人が特別賞を得ています。

   賞を獲るだけあってどの写真も完成度の高いものです。どうぞじっく りとご鑑賞下さい。サムネール写真をクリックしたら拡大写真が出てきます。


4 今月のおすすめフリーソフト

   本欄では、デジカメ関係のフリー・ソフトをご紹介する趣向ですが、 今回は「特集記事 キヤノン・キス・デジタル」に紙面を譲ります。特集記事において、

   1.キス・デジタルのイメージ・ファイルに埋め込まれた余計なLCD表示用JPGファイルの 除去を行うフリー・ソフト「e3krstrip.zip」、

   2.キス・デジタルのストロボ調光補正の設定を行うフリーソフト「FECSetup.mci」、

   3.ソフトではありませんが、カメラ・レンズの焦点精度を測定するフォーカス・テスト 用紙のイメージ・ファイル、

の説明があります。



5 デジカメ技術のおさらいレッスン

   この欄は、読者の皆さんが身につけたデジカメ技術の基本を、もう一度おさら いすることを目的にしております。

   今月は、デジカメ・イメージの加工法の一つ「スタンプ・ツール」について おさらいしましょう。

   まずはスタンプツールを使って画像修正した例を、「デジカメ作品交歓」 第246a号に掲載の山田彰一氏の投稿写真でみてみましょう。

   題 「レタッチ、デジタルならではのポートレート表現」

yamada_0110_retachi_02.jpg yamada_0110_retachi_01.jpg

   「写真 1.Fuji S2proにてRaw撮影、Tiff変換時にコントラストLow にして、トーカーブを大まかに設定して現像したもの。」
 

   「写真 2.photoshop7.0のトーンカーブにて明るさとコントラストを 調整。色相も動かす。
    主にスタンプツールを使い、肌荒れ。ホクロ。産毛など除去。前に話題にした、浜崎あゆ みの能面肌表現まではいきませんが、ある程度デジタルならではのつるつる肌を表現しました。ここまでは Ti ffで4256×2848で8ビットで約35MB、16ビットでは70MBものファイルサイズになります。大きなポスターにもで きます。」

   「レタッチはコラージュなどの作例もできますが、作者の思い通りの写真表現をするための技術でもあります。 暗室作業といわれるゆえんですね。トーンカーブがあるソフトをお持ちの場合は、明るさ、コントラスト調整には トーンカーブを使うことをお薦めします。コントラスト低く撮ってトーンカーブで調整することで、白とびを防ぎ ながら明るくすることが出来ます。」
(by プロカメラマン 山田彰一  http://www.robinson.gr.jp/~yamada/


   少し高級な加工ソフトには「スタンプ・ツール」というのがあり、主に画面のキズを修正する のに使はれています。修正したい部分付近の健全部にスタンプを押し、その極小部分をコピーし、それを修正部に あててキズを取るという作業です。次のリンクはその作業の例を示しています。 画像のキズやほこりを消す(スタンプツール)スタンプツール
   上記の例では「フォトショップ」系のソフトが使われていますが、本誌第3 号でご紹介したフリーソフト「イメージ・フィルター」でも「コピー・ブラシ」という機能でこれに近いことが できます。

   

6 特集記事 キヤノン・キス・デジタルーー徒然なるままに

   1.はじめに

CA_DigitalRebel.jpg

   Canon EOS-Kiss/300D/Rebelが発売されて約半年が過ぎました。 メーカーが去年の夏にこのデジカメを発表した際は、デジタル一眼でありながら思い切った価格設定を したことで、他社に大きな衝撃を与えました。時を移さず販売を開始したこともあり市場でのシェアーを 大きく拡大し、最初はマージンが薄いと見る向きもあったのですが、売上・利益に大きく貢献している ようです。筆者も発売されて直ぐに購入し、初めてのデジカメ一眼での撮影を楽しんでいます。
   このカメラについての感想ですが、結論的に言うと、一眼レフタイプと競合する 価格帯での各製品からの選択を、発売されて約半年後の「今」現在しなければならないとすればやはりこの カメラを選ぶだろうなということです。価格に比しての性能がすばらしいこと(コストパーフォーマンス が高い)、60D, 10D, と培われた技術を受け継いできたわけですから、この価格帯においては 一つの洗練された優れた工業製品だと思います。日本ではともかく、欧米ではプロでも過酷な条件下 (過酷な自然条件、性能についての過酷な要求)でない限り十分通用すると言う人がいるようです。

   本特集記事では、購入以来このカメラに関して経験したこと、感 じたこと、ウェブ上で見聞きしたことを、徒然なるままに記してみたいと思います。

   2.初期不良とフォーカスの問題
   3.フォーカス・テスト
   ここまでの項目は キス・デジタルーー徒然なるままに その1でご覧下さい。


   4.ミラー・スラップについて
   5.キス・デジタル用リモートスイッチの製作
   ここまでの項目は キス・デジタルーー徒然なるままに その2でご覧下さい。


   6.調光補正について
   7.FECSetのダウンロードと使用法
   ここまでの項目は キス・デジタルーー徒然なるままに その3でご覧下さい。


   8.画像ノイズについて
   9.解像度について
   ここまでの項目は キス・デジタルーー徒然なるままに その4でご覧下さい。


   10.イメージ・ファイルに埋め込まれた別のイメージ・ファイル
   11 埋め込みファイルの消去法
   12.やっかいな問題
   13.RAW現像について
   14.面白い視点
   ここまでの項目は キス・デジタルーー徒然なるままに その5でご覧下さい。


7 編集後記


 「月刊デジカメ作品第14号」いかがでしたでしょうか?

   本年(2004年)1月24日付けの「ASCII 24」ニュースに「2004 年最初のデジタルカメラ・ベストバイはどれだ!?」というタイトルの 記事が出ました。これによりますと今月号の特集記事で扱われたキヤノン・キス・デジタルは、デジ カメ愛好家の間では特別な関心を持たれている機種だということがわかります。そういう意味で今月号の 特集記事はタイムリーな企画だったと編集長は自負しております。扱った内容がただ単にキヤノン・キス ・デジタルのことだけでなく、他機種との性能比較や、一般的なレンズ・フォーカスの試験法、一眼レフ の仕組み、銀塩を含めたEOSに対応したリモートスイッチの製作法、、RAWファイルの現像過程の概観、 等を記述しておりますので、読者の皆さん全てがお楽しみ頂けたかと思います。

   ところがですよ。自負していた編集長が一瞬真っ青になるニュース が発表になりました。(^_^)(^_^)(^_^)1月28日付けでニコンが デジタル一眼レフカメラ「ニコン D70」の発売についてというアナウンスをしました。

デジタル一眼レフカメラ「ニコン D70」 主な仕様(スペック)を見ると、
   1.記録コマ数(256MBカード時)は「RAW:約23コマ、FINE:約73コマ、NORMAL:約144コマ 、BASIC:約279コマ、RAW+BASIC:約21コマ・記録モードLの場合」。
   2.オート・フォーカスは「シングルAFサーボ(AF-S)、コンティニュアスAFサーボ (AF-C)を選択可能、被写体条件により自動的に予測駆動フォーカスに移行」。
   3.フォーカス・ロックは「AE/AFロックボタン、またはシングルAF[S]時にシャッタ ーボタン半押しにて可能」。
   4.シャッタースピード1/8,000秒、シンクロ同調1/500、多彩なシンクロ・モード、 調光補正(FEC)付。
   と、キス・デジタルの弱点をカバーし、それをはるかに凌ぐ機能があります。画質 については不明ですが、ソニーの新型CCDということなので大いに期待が持てますね。

   キヤノンの一人勝ちはここに来て終わり、値下げで対抗するか、ファー ムウェアーを改良してキス・デジタルの機能を上げるか、新製品を出すか、の選択に迫られるでしょう。 キヤノンのレンズ資産のないデジカメファンは必然的にニコンに流れて行きますね。このあとミノルタ、 ペンタックス、オリンパスと高性能・低価格一眼が次々に発表になるうわさですので、目が離せません。 今更ながらデジカメの世界は製品開発・発表に関しては足が速いというのが率直な感想です。

   ここまで書いていたら、今度はキヤノンがハイエンド機 EOS−1D  MarkIIを発表しました。これは完全なプロ用ですが、本誌最終締切りまで何が出てくるのか わからないですね。(^_^)(^_^)(^_^)

   今月号から、編集委員「風来坊」の発案で、評者が「作品の完成 度を高める為に、こんな風にレタッチをしたらどうでしょうか?」という感じで、その例を載せることに なりました。早速美術家の編集委員「無精ひげ」がその試みをしたのですが、如何でしたか?トリムしないでアス ペクト比を4:3から2:1にする、つまり宮沢リエを森久美子にするような技を披露してもらいました が、写真の印象は森久美子が宮沢リエになったような感じですね(^_^)(^_^)(^_^)。アスペクト比を変え る、つまり写真の空間を歪ませる、ということは「見たまま」の忠実な再現性を志向する純粋派のカメラ マンにとってはタブーなことです。本誌の基本方針は、「純粋派」のストイックな真摯な態度にも特別な 価値を置きますし、「自由表現派」の豊かなチャレンジ精神にも大きな共感を寄せるものです。特に、デ ジカメ写真は銀塩写真よりももっと自由度の高い芸術表現が出来る、表現法という視点からは無限の可能 性を持つ媒体だということを十分に理解をしております。また、読者対象ですが、デジカメ・コンピュー ターの超初心者からハイアマチュアまでをその対象としており、つまり東西南北上下左右「広く・深く」 を標榜しているわけです。


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 それでは皆さんの力作、楽しみにしています。ごきげんよう!


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編集委員:うぐい、無精ひげ、桃源、風来坊、スカイウオッチャー、B&W