姉妹誌(下記廃刊後記入)
(「月刊デジカメ作品」は廃刊となっています。
続刊は
「デジカメワークス」(ここをクリック)をお楽しみください。)
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「台風10号はいつもと違って東から西へ進み、四国などに1000ミリもの
大雨を降らせて日本海へ抜けていきました。1000ミリの降雨といえば諫早の水害以来ですが、新潟、福井の水害
もあったばかり、日本に限らず世界中いたるところでの激しい気象災害が報じられています。 (発行責任者:木村元一)
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本欄のコンセプトは、過去1ヶ月(締切りは毎月19日)に姉妹紙
「デジカメ作品交歓会」に掲載されたデジタル・イメージ(デジカメ・イメージ、スキャンされた銀塩イ
メージ)の一部を、編集委員の推薦・投票によって選び、あわせて編集委員の論評をつけて読者の皆様にじっく
りと作品鑑賞をしていただくという目的を持ったものです。読者の皆様方からのご推薦も受け付け
ますので、是非編集局までお寄せ下さい。
推薦では、全国各地の風物,季節の話題、生活風景等の写真を読者の間で分かち合うこ
とを目的としている姉妹紙「デジカメ作品交歓会」の性格上、それらが選択の一要素となります。また、
新しい芸術表現の可能性を秘めているデジタル画像を扱う故に、自由な表現形式も高く評価され、本誌で
はそれらを推奨致します。所謂一般の写真コンテストにおける如き、優れた写真技術、写真撮影の難度、
及びある程度確立された審美感に基づく厳正な評価は、もとより素人集団である編集局には無理がありま
す。従って、これらの評価要素に関しては、各編集委員のそれまでの人生経験、写真経験、美的感覚等に
基づくものになります。
デジタルイメージをモニター上で正しく見る際には、モニターが正しく補正されてい
ることが条件となります。補正にはそれなりのソフトウェア、機器が必要とされますが、それが無い場合
、最低限必要とされるのはモニターの明るさとコントラストを調整することです。下に示した画像を使い
簡易補正されることをお薦めします。
明るさの補正は下の画像の特に最両端の白と黒が隣り合わせるものと区別できるよう
にモニターを調節します。
コントラストはモニターから距離をもって目を細めて見た場合、 下の画像のガンマ2.2(ウィンドウズ使用)またはガンマ1.8(マック使用)の画像が周囲と区別 無く見えるようにモニターを調節します。

今月は、「デジカメ作品交歓会」の既刊#269号から#271号までに掲載 された写真のうち、6名の編集委員各々が選んだ「この1点!」計8点と、いつものように編集委員及び読者の投票 によって選ばれた9点、計17点を掲載します。順不同です。
「スカイウオッチャー」、「風来坊」と「桃源」が選んだ「この1点!」

「ジェイ」が選んだ「この1点!」

「桃源」、「風来坊」と「ジェイ」が選んだ「この1点!」

編集委員評: 「クレマチスでしょうか?バランスの良い構図と背景のボケ、シャ ープなピントと申し分のない美しい作品だと思います。ただ、欲を言えば、葉の一部が白飛びしているのが、残念です ね。」(by 風来坊)
編集委員評: 「野澤さんのこの風車は、まさに野澤ワールドの至高にある素晴らし い作品になっていると思います。整理されたバックの中に、くっきりと風車が浮かび上がる様子は、構図の上でも無駄が 無く、マクロ接写のお手本と言えるものです。野澤さんの気持ちの優しさが作品に滲み出ており、何時までも飾っておき たい作品です。」(by ジェイ)
「B&W」が選んだ「この1点!」

「スカイウオッチャー」と「うぐい」が選んだ「この1点!」

「うぐい」が選んだ「この1点!」

編集委員評: 「7月に入ってからは関東は暑い日が続いています。一服の清涼剤
といった写真です。
雨の多い日本では流水の激しい侵食によっていたる所渓流は形成されていますが、身近で良いとこ
ろとなるとそうあるものではありません。源流に近づいていかないとなりません。都心部でも小川を暗渠にした跡など
に親水公園が造られてて、渓流に模した小型の人工渓流を造っています。子供達の遊びにはいいですが、とても本物に
はかないそうもありません。やはり思いきって出かけないと本物には出会えないようてす。
写真についてですが水が多い時に岩についた苔を削っていくのでしょうね、苔を削った跡や、中央
の岩などは乗ると滑って落っこちそうな質感がよく出ていると思います。水量も適当でタイミングが良かったですね。
沢登りでも沢下りでもこのような小滝があったりして危険ですから無理をしてカメラを落としたりしないようにしてく
ださい。右側にはケーブルが張られていますが滝登りのためなんでしょうか?」(by うぐい)
「B&W」が選んだ「この1点!」

編集委員と読者の投票で選んだ作品(計9点)

編集委員評: 「一定の高さというと大阪の御堂筋がありますが、国中と一つの道り
とでは比較になりません。日本人の都市景観にたいする感覚が問われるところでしょうか?この写真はゴシック様式の建
物、国会議事堂とのことですが、ハンガリーの象徴的な所一つでしょう。フランスに始まった教会に多いゴシック建築が
教会のみならず、経済の発展に従って住宅や公共建築などにも普及していった例の一つなのでしょうか。ゴシックからル
ネッサンス、バロックから現代へと建築様式も変化発展していったようですが日本では見られないヨーロッパ特有の様式
で、東西の文化の違いを感じます。
余談になりますが、私には多様化の言われる時代にEUのような巨大なブロック経済が形成されるの
かよく分からないのですが、アメリカに対抗するためなのでしょうか?ハンガリーもEUに加盟し東欧での自由経済の先
鋒として今後の経済発展が期待されているようですね。」(by うぐい)

編集委員評: 「アジサイ見物の善男善女、季節感のある綺麗な作品だと思います 。特に手前左に入れた、写真を撮っているカップルがアクセントになり、作品を引き立てていると思います。もう少し 、カップルを大きく入れても良かったように思いました。」(by 風来坊)


読者評: 「路傍の花をこのように美しく表現できる黒崎さんはすばらしいと思いま す。被写体を浮かび上がらせるには背景を極力単純にするのが有効ですが、黒崎さんはそれを被写界深度を狭めて背景 をぼかすことで達成しています。黄色の花ですから黒を背景色に選ぶのも効果的です。写真という芸術ををよく理解され ている方のお手本のような作品です。」(by B&W)

「滝壺はなく、落下した水は「弾け」ています。」

編集委員評: 「蓮の魅力は桃色の美しさです。花びらの先に色が凝縮されたように 濃く、そこに集まるのに花びらの中の桃色の筋を通ってきているように見えるのも不思議です。泥の中に咲く清浄さに 人々は来世を想像したのでしょう。花とつぼみが一直線に並ばないでバラけると、広がりが出来たかもしれません。来 年は古河市に蓮を撮りに行きます。」(by 桃源)

ISO感度200、1/1200、 F11、露出補正量(EV),-0.63, 焦点距離200mm, シグマ55-200, 絞り優先AE, ホワイトバランス昼光、Raw, 傾き補正


今月のお薦めウェブサイトは、ポーランドから、セミプロの肖像写真家、 Andrzej Dragan (アンドゥジェイ・ドラーガン)、の ホームページです。ヨーロッパのデジカメ人の間で話題になっている人のようです。
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アンドゥジェイ・ドラーガンは1978年生まれで(26歳)、本職は理論物理学者です。ポーラン
ドのこの分野ではかなり注目されている人物のようで、ワルシャワ大学の物理学科修士を優秀な成績で卒業した後、その
論文がポーランド物理学会で賞を受け、ヨーロッパ科学財団の招きでオックスフォード大学へ三度訪問、ポーランド科学
財団の若い科学者への賞を去年・今年と連続受賞、と、まだまだ続きますが割愛します。自己紹介の文を読む限り、かな
りの変人のようですが、天才にとっての普通は我々常人にとっての異常なのでしょうね。 |
モデルの人物は、詩人、右派のリーダーとか元共産党政権の大臣といった政治的人 物から市井の人まで様々です。全体的なカラートーンを古い油絵的というのか、くすんだ、見方によっては落ち着いた ベージュがかったものにしているのは、個人の好みなのか国民性なのでしょうか。レタッチの程度によって幻想的な雰 囲気のものから、写実主義的な絵画風なものと、鑑賞した時の印象に幅がありますね。注目したい点は、「人工的照明」 です。かなりの時間をかけ精緻に加工をかけたものだと思いますが、彼はホームページで、作品のプリントと共に、原画 から完成までの各ステップの画像と各段階でのレタッチを説明したものを有料で売っています。(^_-)
アンドゥジェイ・ドラーガンが使用しているデジカメは、キヤノンの一眼レフ10 D、レンズは24−70mmf2.8L、ストロボキヤノンEX550だそうです。
本欄では、デジカメ関係のフリー・ソフトをご紹介する趣向です。今月号は複 数の画像ファイルを読み込み、1枚の大きな画像にまとめられる日本語画像合成ソフト、Jointogether をご紹介し ます。 |
このソフトは複数の画像を好きな場所や大きさなどで配置して画像を合成できる事
が特徴で、限られたスペースで出来るだけ多くの画像情報を提供したい場合に威力を発揮します。
詳しい解説や、ダウンロード先のリンク等は
「Vector」のページをご覧下さい。
下の画像は参考までに今月号の作品を使って試してみたものです。

![]() 黒崎 亨さん(横浜市)の作品(#272号より) |
この欄は、読者の皆さんが身につけたデジカメ技術の基本を、もう一度おさら いすることを目的にしております。 今月は季節がら「花火の撮り方」についておさらいをしましょう。 |
特別寄稿 by 廣井信男氏、埼玉県在住
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今月号は本誌に度々登場されその渋みの効いた作風で編集委員をうならせるセミ・
プロの写真家、廣井信男さんの随筆をお届けします。 |
廣井さんの特別記事、お楽しみ頂けたことと思います。
本職はシステム・エンジニアである廣井さんの、写真への情熱、卓越した技量、その写真表現の持
つ強烈な説得力等は廣井さんのホームページ
「Photo Artisan」をご覧になれば
一目瞭然ですが、先ずは廣井さんと写真との関わりを「Photo Artisan」でのご本人による自己紹介を
見てみましょう。
| 1983年頃 | 一生続けられる趣味が欲しいという軽い気持で、 Canon AE-1+Pを購入。写真雑誌で見た竹内敏信さんや木原和人さんの作品に憧れる。 |
| 1996年2月 | 田中長徳さんの著書に感化されLeica M6を購入。 |
| 1997年夏 | 常にライカで武装する為にミニルックスを購入。 |
| 1998年夏 | ライカミニルックスクラブに所属しWeb上で作品発表を開始。 |
| 1999年夏 | 東京カメラ倶楽部に所属。 |
この「東京カメラ倶楽部」は プロとアマを含めて会員数約200名の団体ですがとても格式があり敷居が高く、普通のアマチュアが加入するのは難しい 写真家団体であることを書き添えておきます。
御忙しい身でありながらわざわざ御時間を割いて下さった廣井さんに深く御礼
申し上げます。
編集長の告白:今月号に間に合わなくても給料減額処分など
は無いと申しつつ、廣井さんをつっつきました、、、。(^o^)
余談ですが、廣井さんの記事にある宮古島と来間島(クリマジマ)を結ぶ橋は、 日本で一番長い農道橋(1,690m)だそうです。
「月刊デジカメ作品第20号」いかがでしたでしょうか?
今月号の選考には大阪の和田 義弘さんが参加されました。和田さん ありがとうございました。
2年に一回、ドイツのケルンで「フォトキナ」という写真・映像関係のトレー ドショーが開催されます。今年は開催年で9月28日から10月3日の予定ですが、これに向けてデジカメ各社は数多く の新型モデルを発表し始めました。こうした業界の流れを大雑把に掴むに最適なウェブサイトは、デジカメ界で大活躍さ れている山田久美夫氏のDigital Camera . jpです。 このサイトは以前はデジカメフォトコンテストなどをやっており、「デジカメ交歓会」によく投稿されていた北海道の若 松清治さんなど常連の方が多くいました(筆者も入選して賞品を貰ったことがあります)。現在は山田久美夫氏もご多忙 でコンテスト審査まで手が回らないので中止になっておりますが、、、。このサイトで最近紹介された新機種は、松下電 器のLumixの新型数種、セイコー・エプソンからの世界初のレンズ交換式デジタル・レンジファインダー機「R-D1」 、富士フィルムの新開発ハニカムCCD SR II 搭載、617万画素レンズ交換式デジタル一眼レフ「FinePix S3Pro」やsシリ ーズ数種、等があります。読者の皆さん、このサイトにはブックマークをつけることをお勧めします。
。先月号でPhaseOne社のデジタルバック、P20とP25について書 きましたが、 日本ではコニカミノルタが扱っていました、スミマセン、知りませんでした。 PhaseOne社のお知らせ によるとお値段はそれぞれ三百万円と四百四十万円です。日本での価格はかなりの割増ですね。筆者には夢のまた夢的 な製品ですが、一度でもいいから使ってみたいです。(^O^)
暑さはまだまだ続きます。どうか皆様お体を大切に!
より良いメールマガジンを作り上げようと思っておりますので、皆 様のご質問、ご意見、ご批判、お励まし、お待ちしております。どうぞメール・マガジン「デジカメ作品交歓」 にふるって御投稿下さい。メール・マガジン「デジカメ作品交歓」の最新号は発行責任者、木村元一、 のウェブ・サイト http://www.dgck.net/index.htmlでご覧いただけます。
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