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Mail Magazine「Digicamworks

第48号/N 48

平成19年07月19日発行(Jul 19, 2007)

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http://digicamworks.net/

6月のホームページへの訪問総数: 7067

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目次

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読者の投稿写真/Readers' Photos
お薦めウェブサイト・プロ写真家ピート・ターナー(Pete Turner)
編集後記

   

1. 読者の投稿写真


   読者の皆様の投稿写真を鑑賞する欄です。投稿写真はジャンルを問いません が、公序良俗に反するもの、プライバシーに反し肖像権に抵触するものはご遠慮下さい。投稿先は 神原幹郎です。

   デジタルイメージをモニター上で正しく見る際には、モニターが正しく補正 されていることが条件となります。補正にはそれなりのソフトウェア、機器が必要とされますが、それが無い場合、 最低限必要とされるのはモニターの明るさとコントラストを調整することです。下に示した画像を使い簡易補正さ れることをお薦めします。 明るさの補正は下の画像の特に最両端の白と黒が隣り合わせるものと区別できるように モニターを調節します。

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   神原 幹郎(Chilliwack, BC, Canada)、「瞬間の形〜フラクタル」, 8点

   作者コメント:「デジタルカメラを使ってできた画像ではありませんが、デジタル画像です。
   変化するフラクタルのある瞬間での形を捉えたものです。これらの画像に意味があるとすれば、この画像を みる鑑賞者の意識にかかってきます。皆さんどう感じますか?」

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   関連サイト

    フラクタル・フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)

    フラクタル・万物のデザインの数学

   編集者コメント:上記のフラクタル・デザインの作り方は次号の「デジカメワークス」 第49号に詳しい解説記事を掲載予定です。どうぞ御期待ください。

   フラクタル(Fractal):「自然界のデザインにはどこか共通したものがある。自己相似性という原理だ。 これを数学的に表現しようというのがフラクタルだ。つまり同じ式の繰り返しから自然界のデザイン生成をしようというものだ。」 (上掲リンクより)



   

2. お薦めウェブサイト・プロ写真家ピート・ターナー(Pete Turner)


   今回はピート・ターナーのウェブサイト (http://www.peteturner.com/を御紹介します。

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   New Dawn - Heimaey, Iceland 1973
   ©Pete Turner

   ピート・ターナーの名前は日本ではジャズレコードのジャケット写真で有名でしょう。 アントニオ・カルロス・ジョビン ウェス・モンゴメリー アーティ・バトラー タンバ 4 ポール・デズモンド ミルト・ジャクソン フレディー・ハバード、あまりに数が多くきりがありません。(*^_^*)

   風景写真を主にされている読者の皆さんにはいささか抵抗のある作風かもしれませんが、 フィルムで今日のデジタル表現と同等なものを確立した人物としてその作品はとても興味のあるものです。下記、 about.comの 記事を元にピート・ターナーの軌跡と作風について解説いたします。

   1.プロになるまで

   ピート・ターナーは1934年(昭和9年)にニューヨーク州で生まれました。 11歳で白黒写真の撮影・現像を始め、3年後にはカラー(ネガティブとスライド)の暗室操作を始めたとのことです。 当時のアメリカは超先進国というのが解りますね!!

   ロチェスター工科大学(コダックのお膝元です)で写真を学び、1956年卒業。同期生として 批評家・歴史家ピーター・ブルネル(元プリンストン大教授〜芸術) ポール・カポニグロ(日本語サイト 関心空間・ ポール・カポニグロ) カール・キアレンツァ(イタリア語読みにしました) ブルース・デビッドソン 日本語マグナム・サイト)、 ケン・ジョセフソン(元シカゴ芸大教授) ジェリー・ユルズマン(元フロリダ大教授)(日本語サイト ジェリー・ウエルスマンの転置)、という錚々たる人物がいました。

   卒業後徴兵され、陸軍で最初のC−1現像ラブの一つを任されました。当時はカラーは 高価で珍しいものでしたので、軍隊のおかげでカラーでのポートフォリオが出来、この点で他の当時の写真家より優位なスタート を切ったわけです。

   2.アフリカ・広告・スペースギャラリー

   除隊後、1958年、ニューヨークでいきなり"Look"をはじめとして大手雑誌の仕事を得ます。 翌年にはキャンピング・トレーラー会社(Airstream Trailer Company)の仕事でアフリカ縦断(ケープタウンからカイロ)撮影旅行 をします。ニコンのレンジファインダーで300本撮影したといいます。出版はされませんでしたがナショナル・ジェオグラフィク の仕事も同時に行い、帰国後スタッフ写真家に乞われますが、なんとそれを断ったそうです。(^_^)

   その後ピート・ターナーは広告写真を主に手がけるようになり、大手各社の仕事を総なめに した感があります。こうして名声を高め、その作品は世界中の主な美術館に購入されるようになりました。

   彼は1977年にニューヨークで"The Space Gallery"というギャラリー を開設。これはカラー写真の普及と現代カラーフォト写真家の作品展示を目的としたものです。

   3.グラフィックの先駆者

   ターナーはグラフィックの要素の中での色というものを強調した先駆者です。 吟味されて選んだ被写体、周到に考えられた構図、そしてフィルターを使って撮影・引き伸ばしでの色の強調、 また、例えばタングステン光用のフィルムを昼光下で使い青の色を出すということや、多重露光をカメラで行う ばかりでなく複数のスライドから選んだ要素を使って複写する、ということまで行いました。目を引く派手な色の 使用が広告写真にはマッチしていたのでしょう。

   ピート・ターナーはPhoto District News (PDN)誌(職業写真家向けの雑誌) が選んだ 最も影響を与えた20人の写真家の一人です。

   4.デジタル時代になって

   ピート・ターナーが苦心して創作したフィルムベースの作品は、デジタル 時代の現在PC上でいとも簡単に出来ることでしょう。そういう意味で彼の作品はデジカメ愛好者に大きな影響力 を持っています。彼自身現在はニコンのデジタル一眼を使っています。

   5.作品

   まず最初に冒頭に挙げた"New Dawn"(新しき夜明け)について彼自身が語った 言葉を記してみます。

   ピート・ターナー:「私の写真の転換点となったもの。朝ニューヨークタイムズ で火山の記事を読み、夕方にはアイスランドへ飛んでいった。まるでサイエンスフィクション映画の真っ只中に いるような気がした。町全体が活火山のようであり、私は究極のリアリティートリップを経験したのだ。この経験が 私にとっては焦点となり私はコンセプチュアルな写真を追求しようと決心した。」

   参考:( Artscape/ コンセプチュアル・アートConceptual Art

   下記ウェブページに掲載された作品の数々です。英語の部分をクリックしてください。

   光の壁   Walls of Light
   古典   Classics
   アメリカーナ   Americana
   アフリカの旅   African Journey
   火山   Volcano
   ジャズの色彩1   The Color of Jazz 1
   ジャズの色彩2   The Color of Jazz 2
   雑1   Miscellaneous 1
   雑2   Miscellaneous 2

   いかがですか?ただ単に色だけで勝負、というものではないですね。写真の基礎がしっかり出来ていてその上で 大胆な構図、大胆な色彩、情景の心理描写、コンセプチュアルの情景への投影等が成功している作品群です。やはり天才ですね。\(^o^)/

   技術的に見たらピート・ターナーが何時間も何日もかけてようやく表現できた事柄が、デジタルの世界では たかだか数分で出来てしまうことでしょう。しかしながら素材そのものは才能と努力でしか創り出し得ないのです。

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   ©Pete Turner



3.編集後記

   第48号、如何でしたでしょうか? このメールマガジンについてのご注文・ご感想をお寄せ下さい。皆様が形作るマガジンです のでじっくり・真剣に(^v^)お聴きいたします。

   今回はブギーの曲にあわせたダンスをご覧下さい。 Dancin' the Boogieをクリック!!

   次号はフラクタル画像の作り方を御説明します。お楽しみに!!

   それでは皆さんお体を大切に!!


   より良いメールマガジンを作り上げようと思っておりますので、皆 様のご質問、ご意見、ご批判、お励まし、お待ちしております。どうぞメール・マガジン「デジカメワークス」 にふるって御投稿下さい。

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   メール・マガジン「デジカメワークス」は発行責任者、神原幹郎、のウェブ・サイト http://digicamworks.net/でご覧いただけます。

   メール・マガジン「デジカメワークス」の過去発行分は、

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   それでは皆さんの力作、楽しみにしています。ごきげんよう!

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