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Mail Magazine「Digicamworks

読者の皆様の写真及び記事を募集しております。 編集発行者までお寄せ下さい。
Please send your photos and articles to the editor/publisher.

第12号/N12

平成18年04月23日発行(Apr 23, 2006)

ホームページは/Home Page http://digicamworks.net/


既刊は/For past issues メールマガジン「デジカメワークス」の既刊


目次

目次クリックすると各作品へジャンプします
読者の投稿写真/Readers' Photos
連載・「”AQ 活性の魔術”の背景を語る」 by 笠井 喜世先生
「どの写真がお気に入り?」・ 山田彰一プロのワンポイント・レッスン
デジカメ関連サイト・ピックアップ・ 「Gesellschaft Deutscher Tierfotografen(ドイツ動物写真家協会)」優勝作品
編集後記

   

1. 読者の投稿写真


   読者の皆様の投稿写真を鑑賞する欄です。投稿写真はジャンルを問いません が、公序良俗に反するもの、プライバシーに反し肖像権に抵触するものはご遠慮下さい。投稿先は 神原幹郎です。

   デジタルイメージをモニター上で正しく見る際には、モニターが正しく補正 されていることが条件となります。補正にはそれなりのソフトウェア、機器が必要とされますが、それが無い場合、 最低限必要とされるのはモニターの明るさとコントラストを調整することです。下に示した画像を使い簡易補正さ れることをお薦めします。 明るさの補正は下の画像の特に最両端の白と黒が隣り合わせるものと区別できるように モニターを調節します。

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   新規投稿の作品


   大森 保武さん(美作市)、「吉野千本桜」、2点

   作者コメント:「車の中8時間、桜見物2時間40分、断続的な 小雨の中の強行軍でした。下千本と上千本の桜、添付します。ではまた。」

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   関連サイト

    大森さんのホームページ

    義経は見たのか?吉野の千本桜

   編集者コメント:「この吉野山は、尾根に約8kmにわたって桜が咲き上ってお り、下千本、中千本、上千本、奥千本とエリアごとに名前がついています。実際の本数は約3万本。200種類ある 桜の多くは、シロヤマザクラです。標高が違う広い範囲に桜があるため、1ヵ月近く桜が楽しめます。」 (http://www.k-monogatari.com/michi03/034-043/1/1.html)
   大森さん、お疲れ様でした。(^v^)と言っても、すぐに取材に飛び出るのがタフな大森さんです。\(~o~)/
   「義経は見たのか?吉野の千本桜」ですが、答えは見なかった、です。上掲のウェブページによると 「歌舞伎の「義経千本桜」で”道行初音旅”の背景は、桜が満開の吉野山が描かれていて、舞台が華麗ですが、事実は芝 居とはかなり異なり、義経や静御前が吉野山にいたのは初雪がちらつく11月頃で、しかも、吉野山の吉水院に滞在してい たのは、わずか6日間だったようです。」


   今井 保子さん(美作市)、「タイ旅行(前号よりの続き)」、13点

   作者コメント:「3月8日〜12日、タイへ行ってきました。 気温40度、暑かったですが日本のように蒸し暑さは感じませんでした。」

   暁の寺院

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   タイ伝統舞踊

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   ニューハーフショウ

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   泰緬鉄道

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   関連サイト

    タイ観光案内(含:暁の寺院)

    三島由紀夫「暁の寺」「天人五衰」の書評

    舞踊/タッサニータイ舞踊団

   編集者コメント:「ワット・アルン(暁の寺院)はアユタヤ朝時代に 作られ、何度かの改修を経て現在の形になりました。高さ75mの仏塔が朝日はもちろん、夕暮れの光を浴びて 輝く様は息を呑むほど。この寺院のあまりの美しさに、三島由紀夫は「暁の寺」という作品を残しています。」 (上掲リンクhttp://www.hankyu-travel.com/thailand/kanko.htmlより)。
   「近づくにつれて、この塔は無数の赤絵青絵の支那皿を隈なく鏤めているのが知られた。い くつかの階層が欄干に区切られ、一層の欄干は茶、二層は緑、三層は紫紺であった。嵌め込まれた数知れぬ皿は 花を象(かたど)り、あるいは黄の小皿を花心として、そのまわりに皿の花弁が開いていた。あるいは、薄紫の 盃を伏せた花心に、錦手の皿の花弁を配したのが、空高く続いていた。葉は悉く瓦であった。そして頂からは白 象たちの鼻が四方へ垂れていた。塔の重層感、重複感は息苦しいほどであった。色彩と光輝に充ちた高さが、幾 重にも刻まれて、頂きに向かって細まるさまは、幾重もの夢が頭上からのしかかってくるかのようである。すこ ぶる急な階段の蹴込(けこみ)も、隙間なく花紋で埋められ、それぞれの層を浮彫の人面鳥が支えている。一層 一層が幾重の夢、幾重の期待、幾重の祈りで押し潰されながら、なお累積し累積して、空へ向かって躙(にじ) り寄って成した極彩色の塔。メナムの対岸から射し初めた暁の光を、その百千(ももち)の皿は百千の小さな鏡 面になってすばやくとらえ、巨大な螺鈿細工はかしましく輝きだした。この塔は永きに亙(わた)って、色彩を 以ってする暁鐘の役割を果たしてきたのだった。鳴り響いて暁に応える色彩。それは、暁と同等の力、同等の重 み、同等の破裂感を持つように造られたのだった。(三島由紀夫「暁の寺」〜上掲リンク http://charm.at.webry.info/200602/article_11.htmlより)
   「タイの伝統舞踊は、宮廷を中心に発展してきた古典舞踊(クラシック・ダンス)と民衆に よって育まれてきた地方色豊かな民族舞踊(フォーク・ダンス)の2種類があります。古典舞踊には神々や聖な る力を具現化し、舞踊で表現した『ラーマヤナ』『マハーバーラタ』などのヒンドゥー説話や仏教説話があり、 娯楽以上の役割を担ってきました。一方民族舞踊には北部・東北部・中央部・南部といったタイの各地方固有の 舞踊で、地方によって踊りの作法だけでなく、音楽のリズムや衣装などその雰囲気は全く異なっています。古典 ・民俗を問わず、タイ伝統舞踊の特徴は美しい手のフォルムにあると言われてます。顔の表情や足の動きを制御 し、全体にゆったり動くことによって強調される手指の反り。しなやかに流れるように動き続ける舞踊家の姿態 と微笑み。タイ舞踊の美学は一分の隙間もない流れの中にあるのです。」 (上掲リンクhttp://www.k-sw.co.jp/artist/dance_2.htmlより)。
   今井さん、美しい写真、ありがとうございました!!


   今井 保子さん(美作市)、「千代川桜土手智頭桜」、4点

   作者コメント:「12日、鳥取県智頭町「千代川桜土手」に行ってきました。 ほぼ満開の桜、撮ってきました。宜しくお願いします。」

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   関連サイト

    すぎの町・鳥取県八頭郡智頭町

    桜土手

   編集者コメント:見事な作品です。今井さんもかなりの年季を積まれた方 ですね!!
   「180本のソメイヨシノが、1,300メートルにわたり見事に咲き誇る、鳥取県内でも有数の桜 の名所。毎年4月10日前後が見頃。<千代川土手の桜並木>昭和40年、鳥取県植樹祭に天皇、皇后をお迎えするに あたり、智頭町では、町の美化と観光、環境浄化を進めるために「桜を植える運動の会」を結成し、 160本の桜 を植えました。その後、何度か桜を植えかえましたが、現在、桜土手には180本のソメイヨシノが1,300mにわた って咲き誇り、県内でも有数の桜の名所となりました。」(上掲リンク http://chizu.nihonkai.net/kankou/tiku.asp?shori=kiji&view=44&KEYWORD=%92q%93%AAより)。


   安廣 秀夫さん(美作市)、「GT300の決勝」、1点

   作者コメント:「4月9日、岡山国際サーキットでGT300の決勝 がありました。スタート直後のfirst conerを撮りました。優勝は先頭を走っているTAKATAでした。 (一周3.7キロのコースを80周走る)送ります。宜しくお願いします。」

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   関連サイト

    岡山国際サーキット

    SUPER GT OFFICIAL WEBSITE

   編集者コメント:「Super GT(すーぱーじーてぃー)は自動車レースの1カテゴリ ー。市販車を極限までに改造したレーシングカーで争われる。2004年までは全日本GT選手権(JGTC)として開催されてい たカテゴリーを2005年より国際シリーズ化したものである。現在シリーズとしての自動車レースでは、日本一の観客動員 数を誇る。2006年になって、いくつかのインターネットサイトで生中継されるなど、ますます人気が高まっている。」 (Super GT - Wikipediaから抜粋)また、「GT300クラス:最高出力・300馬力程度、最高速・時速約270km、 ゼッケンの色・黄色地に黒、ヘッドライトの色・黄色。このGT300クラスはGT500クラスと違い、改造費用が安いために、 プライベートチームも充分に優勝の可能性があるクラスとなっている。そのためフェラーリやランボルギーニ、ポルシェ、 スバル・インプレッサなど、メーカーのサポートを受けていないが、この車がレースに出ているところを見たいなと思う ような車がたくさん出ている。しかし、やはりワークスマシンのほうが若干有利である。 だが2006年第一戦鈴鹿はラン ボルギーニ・ムルシエラゴが優勝。プライベーターでは珍しい優勝を遂げた。」(Super GT - Wikipediaから抜粋)
   Super GTの第3戦は5月3,4日富士スピードウェイでGT500が行われます。安廣さんは行か れますか?(^v^)


   金子 久隆さん(横浜市)、「心躍らせて」、6点

   作者コメント:「春の花を代表するチューリップが、待ってましたと 言わんばかりに開花しました。見事なまでに彩り豊かなチューリップが織り成すグラデーションは言葉を失 うほどです。」

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   関連サイト

    横浜線沿線 公園探訪 - 横浜公園

   編集者コメント:金子さんの行かれた横浜公園にはチューリップ約100 種16万本が 植えられているそうです。金子さんの色の演出もすばらく壮観ですね!!
   「港崎遊郭のあった場所はもともと湿地帯だったが、港崎遊郭は関外へ移し、周囲の湿地を埋め立て、 そこに近代的な公園が造成されることになった。現在の横浜公園である。これもプラントンの設計による公園はクリケッ ト用のグラウンドも併設したもので、1874年(明治7年)に着工、1876年(明治9年)に完成、開園した。外国人と日本人 の共同使用の公園として造られたもので、そこから「彼我公園」とも呼ばれたものだったが、当初はあまり日本人の利用 者はいなかったという。この公園を日本初の西洋式公園とする記述などもあるが、実際の日本初の西洋式公園は山手公園 だった。山手公園が外国人居留者のみに解放された公園であったのに対し、「彼我公園」は日本人にも解放された西洋式 公園として日本初だったのだ。」(上掲リンクhttp://www.natsuzora.com/may/park/yokohama.htmlより)。


   安間 恒保さん(中野区)、「新緑の風景」、5点

   作者コメント:「今年撮った写真ではありませんが、ちょうどこ の時期の「新緑の風景」を送ります。紹介の価値があったら掲載して下さい。」

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奥多摩の山並み

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奥多摩湖

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荒川・日野鷺橋から

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山の古里村

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秩父羊山公園付近の林

   関連サイト

    奥多摩湖エリア

    羊山公園「芝桜の丘」

   編集者コメント:安間さんも御年にかかわらずお元気です!!(^v^)新緑の 色、いいですね〜!!
   「奥多摩湖及びその周辺は、かつての小河内村です。湖畔には様々な見どころ・観光施設があり、 首都圏のオアシスとして親しまれています。奥多摩湖は、東京都の貴重な水源で、総貯水量1億8000万トン、都 民の利用する水の約2割を供給しています。木々や周囲の山稜を映す湖面は静寂に満ち、桜、新緑、紅葉、また冬と 四季を鮮やかに演出します。」(上掲リンクより)


   松重 輝夫さん(春日部市)、「嫉妬」、1点

   作者コメント:「長らくご無沙汰しています。ブログ写真は毎日 あちこち撮り廻っています。お陰様で、まずは快調といった所でしょうか。今日、コンテスト用作品制 作中、ふと思いついて ニコンD200で多重露出を試してみました。ちょっと面白そうなのが出来た ので、投稿します。題して「嫉妬」です。どうぞよろしく。」

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   関連サイト

    ぶらりデジカメ散歩(松重 輝夫さんのブログ)

    能面 般若(はんにゃ)

    ダライラマの般若心経

   編集者コメント:松重さんならではの、誰も真似の出来ない作品ですね!!
   いつも顔をつき合わせている人に似ているな〜\(~o~)/


   大阪ちゃん(大阪市)、「造幣局の通り抜け」、7点

   作者コメント:「今年も4月12日〜18日までの一週間、造幣局 の桜が一般公開されました。造幣局の桜はほとんどが八重桜で、123品種363本が咲き誇り、今年の 桜として「大手毬」が選ばれていました。
   また所々ではサクラ餅の香りがしており、食べい気分になりました。警備員のおっち ゃんがスピーカーで、「通行の邪魔になりますので停まっての写真撮影はご遠慮ください」とアナウンス しておりましたが、ほとんどの人は無視して撮影、私も「写真は停まらんと撮られへんのや!」と心の中 でぼやきながら撮ってきました。」

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造幣局と桜

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造幣局の桜の通り抜け

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大手毬(おおてまり)

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大提灯(おおちょうちん)

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雨情枝垂(うじょうしだれ)

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御衣黄(ぎょいこう)

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静香(しずか)

   関連サイト

    独立行政法人造幣局 桜の通り抜け/花のまわりみち

   編集者コメント:これだけの人が歩いているのですから撮影も命がけ ですね!大阪ちゃん、無事生還、ありがとうございました。(^v^)
   「毎年4月中旬頃の桜の開花時には、造幣局構内旧淀川沿いの全長560mの通路を一般花 見客のために1週間開放しています。現在構内にある桜は、関山、普賢象、松月、紅手毬、芝山、黄桜、楊 貴妃など約120品種、約370本を数えていますが、大半は遅咲きの八重桜で、満開時の美しさはたとえようも なく、明治16年に開始した「通り抜け」も昭和58年春には100年を迎え、今では浪速の春を飾る風物詩とし て、人々に愛されています。なお、紅手毬、大手毬、小手毬及び養老桜などは、他では見られない珍種と言 われています。」(上掲リンクhttp://www.mint.go.jp/sakura/より)。


   東原  健さん(大阪市)、「長谷寺」、3点

   作者コメント:「4月1日付けで、大阪に転勤しました。造幣局のすぐ 傍です。でも夜の通り抜け撮りたいのですが、三脚使用禁止です。残念です。16日、長谷寺に行ってきました。 よろしくお願いします。」

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   関連サイト

    真言宗豊山派・長谷寺

    長谷寺(はせでら)

   編集者コメント:大阪ちゃんの取材した「造幣局のすぐ傍」に新居 を構えた東原さん、新潟から転勤です。大阪での初取材は奈良の長谷寺!!
   「いくたびも参る心ははつせ寺 山も誓いも深き谷川」、西国八番の札所として栄え た長谷寺は、天武天皇の飛鳥時代の創建で、十一面観音の開眼は聖武天皇の奈良朝時代に遡ります。長谷 寺の回廊をのぼり舞台に立つと、初瀬の門前町のたたずまい、僧坊の構えが、周囲の山々や木々と調和し てすばらしい眺めとなっています。長谷寺はぼたんの寺としてあまりにも有名ですが、春の桜、梅雨の紫 陽花と花の寺としても見逃すことができません。」 (上掲リンクhttp://www.begin.or.jp/sakura/haseji.htmより)


   笠原 裕二プロ(岐阜市)、「長良川河口堰」、2点

   作者コメント:「河口堰の写真です。環境保護か、利便性かの問題 もありますが、何よりも私の目をひいたのはその独特の近未来的なデザインです。なにか、SFの世界にも 出てきそうな構造物が、いくつも折り重なるように連なっているのは、それはそれで、シュールな光景で した。」

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   作者コメント:「河口堰付近で撮影したものです。広い川を横切る 国道の橋の形が、規則的に延々と連なっていて、造形的に面白いものがあり、そこにぽつんと2隻漁船ら しきものが停めてありました。しかし、この船を止めた人は、どうやって川岸に上がったのだろう?」

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   関連サイト

    笠原プロのホームページ

    笠原プロのメルマガ「写真徒然日記」申し込み

    長良川河口堰ホームページ

    初心者のための長良川河口堰問題 Q&A

   編集者コメント:ゲート開閉の為の巻き上げ機を格納する目的のもの ですから、写真のような「シュール」なデザインは今までの通例からすると「お遊び」になります。笠原 プロはこうしたものはオランダにあるとおっしゃっていました。川岸に上がるには小船を常時曳航してい たら解決できます。(^v^)
   「昔から木曽三川(木曽川・長良川・揖斐川)は大雨で大洪水となって周辺の人々に被 害を与えてきたため、分流工事や堤防強化、さらにダム建設などの治水工事がなされてきました。しかし長 良川は、ダムを造る場所が少ないことから長良川の川底を掘り下げ、大洪水が来ても水を低く流し、水害が 起きにくくすることにしました。一方、長良川の川底を掘り下げると、洪水は安全に流せるかわりに塩水が 今までよりも上流にさかのぼってきます。そして、長良川から取っている水に塩分が混じったり、周辺の田 畑にも塩分が入り、稲や野菜に悪い影響をあたえることになります。長良川河口ぜきは、このような悪い影 響が出ないよう、ふだんはゲートを降ろし塩水のさかのぼりを止め、洪水のときには堤防より上にゲートを 上げて洪水を安全に流します。」(上掲リンクhttp://www.gix.or.jp/~naga02/nagara/japanese/indexj.htmより) もう一つのリンクを読むと、堰の目的の一つである「利水」としてはうまく利用されていないことと生態系 への明らかな影響について書かれています。


   

2. 連載・「”AQ 活性の魔術”の背景を語る」 by 笠井 喜世先生


   はじめに

   

   創刊号から連載で、神奈川県二宮町の笠井喜世(かさいよしつぐ)先生とAQ研究室 が著した本、「活性の魔術」(MOKU出版株式会社)が誕生した経緯や裏話をお寄せ頂いております。

   「”活性の魔術”は「夫婦、親子、上司と部下、先生と生徒、学校と家庭……、そして オトコとオンナまで。現代日本に蔓延する関係不全の正体と、それを乗り越える方法を伝授。」する本です。極めて人間関係が 困難な現場(教育現場)での具体的、驚異的な効果は先生のウェブページにありますのでお読み下さい。

    テトラS+1 公式ホームページ
   笠井喜世先生のブログ
   テトラSのシステム、考え方、 教育への考え方、資料、実践校とそのメッセージ
    MOKU出版株式会社ページ・購入方法
   テトラS・感性のページ・こころよ開け デジカメと無縁ではありません!!(^v^)

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「活性の魔術」(MOKU出版株式会社)





「”AQ 活性の魔術”の背景を語る」第八話

「でも職員室は大ブーイング」

by 笠井 喜世先生

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   前号で書いたことが、何ごともなくすんなりと行われたわけではあり ません。生徒指導の前例を守ることを意気に感じていた教師もたくさんいました。

   ですからH君の事故が職員会議で報告されないことで、事故を知っている 教師の間で「不公平だ」という声が上がったのです。しかも、この前例を曲げた指導には笠井という期 限付き講師がからんでいるようだと分かれば、古狸の教師たちからは生徒指導部長にプレッシャーがかけられる ことは当然でした。

   私は生徒指導部長の渡辺教諭の裁定を聞いたときから、それを予感してい ましたので、「不公平だ」という声が聞こえると、その中に入っていって生徒指導の何たるかを説くこと に努めました。

   「そもそも本校で退学者が多いのは生徒の資質が悪いように言われて いるが、それらの生徒に教師たちはどれだけ教育的な努力をしただろうか?腐れ芋は一刻も早く取り除きたい、 という気持ちだけで目につく生徒を毛嫌いしてきたのではないか」

   このようなことを繰り返しているうちに、「分からず屋」に見え ていた先生も筋を立てて話せば結構柔軟な考えをしてくれるということが分かってきました。ということはこれ までの学校というものが変化を好まない無風状態を好む風潮が全体を覆ってしまい、保守的な体制が自然に出来 上がっていたことに反省していた教師が案外多かったのかも知れません。

   私の発言や行動は、無風を好む先生には嫌みに見えていたのかも知れませ ん。しかし、面と向かって本筋の話をされると忘れていた正義感に目覚める先生もたくさん出てきたのです。

   その頃私が考えていたことは、「一部の先生が優れた授業をしたり、 いい生徒指導をしても意味がない。それが学校全体の風にならなければいけない」ということでした。そう なれば理想の教育も語れるのではないかと思ったのです。

   このすべての先生が同じく………という考えは、企業では当然のことで、 それが出来ない企業は落ちぶれていくしかないのです。ですから管理職は必死に従業員の意識喚起のために心を 配っているはずです。でも、学校の組織は校長も教頭もいわば私と同じ「期限付き管理者」であるとい うのがわが国の学校人事です。

   私がいた高校ではほとんど1年ごとに校長が入れ替わっていました。これ ではトップがリーダーシップを発揮できるはずがないのです。だから、ひどい学校に来た校長は「1年間首を すくめていれば、来年は楽な学校に行ける」という思いを持つ方が多くいましたから、「学校改革」 などという面倒で危険なものには手を出すはずがありません。

   じつは、この無定見な定期異動は今でも続いているのですが、企業経験者 から見たら「教師を骨抜きにするシステム」にしか見えないのも致し方ないものかも知れません。

   私がやってきたことは、結果的にはこのような矛盾にたてつくものだった のです。ですから、わたしとじっくり話し合えば自分がぬるま湯に浸っていることを実感しますから発憤する先 生も数多く出てきたわけです。でも、これは直接指導を受ける生徒や保護者にとっては大歓迎のはずです。

   これまで、ひどく冷たいだけに見えていた先生が、声をかけてくれたり悩 みを聞いてくれたりするのですから、まだまだ純粋性の残る生徒たちはたちまち教師を好意的に見始めることは 不思議でも何でもない単純なことだったのです。

   こうなると教室へ行っても、まるでやる気のなかった生徒たちが教師の声 に耳を傾けるようになるのです。話しかけて聞く人がいれば話すほうも一所懸命になるのは当たり前の人情です。 だから、教師たちもこれまでは黒板にぎっしりと文字を書いてそれをノートに写させるだけで授業を終えていた 者や、練習問題のプリントだけで授業を進めてきた者も、生徒に向かって本気で話しかけたり、授業の内容も十 分に準備するようになってきました。

   このような話は、学校をバカにしたヨタ話にしか聞こえないかも知れませ んが、ともかく私が勤務していた学校ではそうだったのです。そして、その後全国を歩くようになっても、これ と大同小異の認識しか持っていない先生は結構多く見かけているのです。

   でも光明は、私から働きかけると好意的な反応をしてくれる先生が多いと いうことでした。




   

3. 「どの写真がお気に入り?」 山田彰一プロのワンポイント・レッスン


   山田彰一プロから5点作品投稿がありました。質問付きの投稿です。 (これだからプロっていうのはやりにくい!(^v^))

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写真1

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写真2

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写真3

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写真4

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写真5

   以下やりとりです。

山田プロ: 「ところでその写真の中、もっとも自分で気に入っているのはどれかわかりますか?」
   
神原: 「さ〜て、難問ですね。(^v^)
   私は2点気に入りました。一つは写真2のシュートの場面、別のシュートの写真に比べ動きが良く 止まっています。もう一つは写真1の(点が入って?)子供達が喜んでいる場面。
   先生のお気に入りは写真2ではないかと思います(オズオズ)。(*^_^*)」
   
山田プロ: 「ハズレです。こういうのを撮るには動きの事前予測が必要です。」
   
山田プロ: 「アタックを撮るときもアタッカーが次アタックすることを事前予測して先にアタックしそうな場所にカメ ラを向けていなければなりません。が、アタックまでは事前予測がつきます。それに比べ、レシーブは事前予測がその さらに先になるためもっと難易度が高いです。」
   
山田プロ: 「撮ろうとするレシーバーの相手チームがアタックするタイミングを予測して、さらにそのアタックがどの レシーバーに飛ぶか・・まで山を張らなければなりません。普段いつも撮っているチームのアマチュアに見せたところ、 「アタックは私でも撮れますが、レシーブは撮れません」とも言ってましたね。小学生レベルではスーパーショットは たまに出ますが、スーパーレシーブは出ませんでした。ということで私がもっとも気に入っているのはレシーバーが抜 かれている写真3です。」
   
山田プロ: 「初心者にひとこと付け加えますと(これが原稿に使われると事前予測している(笑))・・球技においては球 が写っていなければ話になりませんです。」
   
神原: 「………」(^v^)
   

   なるほど、難易度でいったらレシーブですか。山田先生、ありがとうございました!!



山田 彰一氏のプロファイル1957年京都市出身
1980年 日大芸術写真科卒
同年出版社社員カメラマン
1986年 独立以後フリー
1993年 写真集「現代美術家の肖像」
得意分野 :人物(男女)、ビジネス関係、旅行
インターネット・インタビュー「写真家山田彰一に迫る」 (月刊デジカメ作品編集部) http://digicamworks.net/Gekkan/Taidan/Taidan.htm
Accessconfunkshuntootight@yahoo.co.jp
Home Page http://www.robinson.gr.jp/~yamada/
BBS http://www.robinson.gr.jp/~yamada/cgi-bin/imgboard.cgi


   

4 デジカメ関連サイト・ピックアップ・ 「Gesellschaft Deutscher Tierfotografen(ドイツ動物写真家協会)」優勝作品

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©Klaus Brandt/Gesamtsieger, Europaischer Naturfotograf des Jahres 2005

   今回のお薦めウェブサイトはドイツの写真家協会の一つである Gesellschaft Deutscher Tierfotografen(ドイツ動物写真家協会)のウェブサイト http://www.gdtfoto.de/にある2005年度 「ヨーロッパ年間自然写真家賞」コンテストと2006年度「ドイツ動物写真家協会年間自然写真家賞」コンテストの優勝作品をご紹介 します。

   「Gesellschaft Deutscher Tierfotografen(ドイツ動物写真家協会)」 については昨年他誌( 月刊デジカメ作品第32号第2部)でご紹介しました。

   本欄では上記の2つのコンテストの優勝作品を鑑賞し、ヨーロッパに於ける自然写真 の在り様を見てみたいと思います。

   2005年度「ヨーロッパ年間自然写真家賞」コンテスト

最優秀賞
「鳥」部門
「哺乳類」部門
「その他の動物」部門
「植物」部門
「風景」部門
「水中」部門
「人と動物」部門
「自然のスタジオ」部門
人気投票一位

   2006年度「ドイツ動物写真家協会年間自然写真家賞」コンテスト

最優秀賞
「鳥」部門
「哺乳類」部門
「その他の動物」部門
「植物」部門
「風景」部門
特別部門「動物ポートレート」
審査委員賞

   ヨーロッパの写真はやはり重厚な歴史と文化の裏づけがあるのをひしひしと 感じます。こうした自然を捉えた写真ですら「アート」そのものになっています。




5.編集後記

   第12号、如何でしたでしょうか?このメールマガジンについての ご注文・ご感想をお寄せ下さい。皆様が形作るマガジンですのでじっくり・真剣に(^v^)お聴きいたします。

   写真・記事を投稿をされた笠井先生、山田プロ、読者の皆さん、どうもありがとうございました。

    マミヤ光学事業から全面撤退、コスモ・デジタル・イメージングに営業譲渡をご覧下さい。
   「マミヤ、お前もか!」という感じですね。中判デジタルに行くアマチュアはそういないでしょうね。

    ソニー・デジタル一眼レフ「SONY α」ウェブサイトオープンしました。

    「カメラのキタムラ」が「カメラのきむら」を買収。あ〜、ややっこしい!!(^v^)

   それでは皆さんお体を大切に!!


   クラブ「デジカメワークス」は会員同士が楽しいおしゃべりをする場です。 クラブへのご参加は神原幹郎までご連絡下さい。 会員の唯一の特典(^v^)である会員番号を発行し、ユーザーネーム・パスワードをお知らせいたします。

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   これまでの既刊は:

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コブシ Ansel Photo
第01号・平成18年01月15日発行
第02号・平成18年01月20日発行
第03号・平成18年01月29日発行
第04号・平成18年02月06日発行
第05号・平成18年02月16日発行
第06号・平成18年02月24日発行
第07号・平成18年03月05日発行
第08号・平成18年03月10日発行
第09号・平成18年03月25日発行
第10号・平成18年04月04日発行
第11号・平成18年04月12日発行

   それでは皆さんの力作、楽しみにしています。ごきげんよう!

   お気に入りリンク:

    「複眼的ヨーロッパ放浪記」(クリックすると登録サイトへ行きます。)
   発行者:「そんじょそこらにある旅行記ではありません。何事に対しても新鮮な感受性を有 した昔の私と、何事についても理屈を付けたくなる団塊の世代特有(?)の行動パターンを有する現在の私の二 つの視点から見た「複眼的ヨーロッパ放浪記」です。」

    カメの歩み・もう少し前進
   ブログの主:「デジカメ始めて約2年。「もう」2年でもあり「まだ」2年でもあり、、、。 これからもあれこれ迷いながら楽しく撮っていきます(^_-)by pechifeb9」



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